〔Market Flash〕オランダ総選挙の結果は投資家に安堵感を与える可能性~大和

2017/03/13(月) 10:30
【10:30】オランダ総選挙の結果は投資家に安堵感を与える可能性~大和  大和証券では欧州動向に関して、今週は水曜に実施されるオランダ議会選など政治面の動きがメーンイベントになると指摘している。オランダでは、ウィールダース党首が率いる反移民・ユーロ懐疑主義のポピュリスト党の自由党(PVV)が今回の選挙で得票率を大きく伸ばすことが予想されている。しかし最近の世論調査によれば、自由党への支持がここ数週間で低下しており、定数150のオランダ議会においてPVVが25議席以上を獲得するのは困難である可能性が示唆されているとのこと。獲得議席数が増えたとしても、他の主要政党がPVVを含む連立政権に参加する意志はないと明言していることから、同党にとって政権獲得にはほど遠い結果となることが見込まれる。よって、4月、5月、6月に実施されるフランスの大統領選挙・議会選挙を前にして、オランダ総選挙の結果は投資家に安堵感を与えるものになる可能性が高いと大和では考えている。 【9:35】米国株は3月中旬以降に調整局面入りか、新興国株も反騰一服~SMBC日興  SMBC日興証券では、海外株式の動向について考察している。米国株式はトランプ大統領就任後も上昇が続いたが、当面の天井圏にあると考えている。ダウ平均は21200~21370ドルか21780ドルどころ、ナスダック指数も5940~6040ptどころまででいったんピークアウトの公算が高いとみている。新興国株は調整が一巡して上昇が再開したが、米国株がピークアウトすると、中国やASEANの株価指数も反騰が一服すると予想している。 【9:10】ドル円は日足一目均衡表のクモを上抜けた~野村  野村証券のテクニカルレポートではドル円について考察している。ドル円は1月31日に日足の一目均衡表のクモの中に落ちた。その後はクモの中でもみ合いが続いたが、10日にクモの上に抜け出る動きとなった。基準線は1月半ばから下落が続いたが、3月9日に上昇へと転じ、円安ドル高トレンドへの転換が示されている。また、2月5日の1ドル=111.59円を一番底、2月27日の111.92円を二番底としたダブルボトムが形成されており、10日に2月15日高値114.59円を上回った。これらのことから、16年12月16日以降の調整が終了した可能性が高いとみている。ドル円の当面の上値メドは、16年12月16日ザラ場高値の1ドル=118.39円を想定している。 【8:45】寄り前気配は東芝テック、ジャフコ、日本ペ、東亜合成が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東芝テック(6588) +4.24%、ジャフコ(8595) +3.49%、日本ペ(4612) +3.23%、東亜合成(4045) +3.21%、エア・ウォー (4088) +3.02%、長谷工(1808) +2.81%、スタートトゥ(3092) +2.16%、キョーリンH (4569) +2.04%、空港ビル(9706) +2.02%、ユニプレス(5949) +1.85%などが高い気配値。  一方、スズケン(9987) -9.07%、日梱包(9072) -6.20%、ネクソン(3659) -4.75%、ブラザー(6448) -3.24%、アドバンテ(6857) -2.78%、東海カ(5301) -2.75%、アサツーDK(9747) -2.65%、マツダ(7261) -2.63%、東芝(6502) -2.59%、キリンHD(2503) -2.58%などが安い気配値となっている。
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