前場コメント No.11 テレビ朝日、フジメディア、カナモト、ディスコ、アイモバイルなど

2017/03/13(月) 11:30
★10:02  テレビ朝日-野村が目標株価引き下げ 制作費の動向に留意
 テレビ朝日ホールディングス<9409.T>が反落。野村証券では、制作費の動向に留意とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2240円→2190円と引き下げた。
 来18.3期営業利益予想を195億円→190億円へ下方修正。全日帯(06:00~24:00)を中心に視聴率は好調に推移していることを考慮して放送収入を1976億円→1983億円へ上方修正した一方、コンテンツ強化を目的に制作費が従来予想ほどに減らないと見込み、880億円→890億円へ増額修正したとしている。

★10:09  フジメディアHD-野村が目標株価引き上げ 視聴率の改善が待たれる
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が続伸。野村証券では、視聴率の改善が待たれるとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1450円→1470円と引き上げた。
 来18.3期営業利益予想を232億円→202億円へ下方修正。視聴率の低迷を理由に放送収入を2081億円→1979億円へ見直したもの。これにより放送事業のセグメント営業利益を91億円→46億円へ下方修正した。他方、都市開発事業は資産開発事業における販売用不動産の売却などを見込み80億円→100億円へ上方修正。
 全日帯を中心に視聴率シェアは底打ったと考えられるが、改善の兆しがまだ見られないと指摘。他方、競合他社は着実にシェアを上げてきているとした。

★10:10  ソルガムHD-急騰 メキシコ農畜水産農村開発食糧省がSSMへ推奨レター発行
 ソルガム・ジャパン・ホールディングス<6636.T>が急騰。同社は10日に、完全子会社 SUPER SORGHUM ASIA HOLDINGSの子会社であるメキシコの現地法人SSM(メキシコハリスコ州)は、3月2日付で、メキシコ農畜水産農村開発食糧省からSSMへ発行された推奨レターを受領したと発表した。
 推奨レターでは、スーパーソルガムに関して得られた評価結果として、最高3回の収穫が可能であることなどにより、エタノール生産用の原料として活用した場合、ヘクタール当たり最高49140ペソもの利益を生産者にもたらすことができる優れた特性を持つ作物であるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★10:14  カナモト-大幅続伸 1Qは10.3%営業増益 東京五輪向けたインフラ再整備で需要堅調
 カナモト<9678.T>が大幅続伸。同社は10日、17.10期1Q(11-1月)の連結営業利益が44.9億円(前年同期比10.3%増)だったと発表した。
 主力の建設関連で、首都圏での東京五輪に向けたインフラ再整備を中心に需要が底堅く推移し、売り上げが伸びた。

★10:14  ディスコ-CSが目標株価引き上げ 短期は半導体在庫調整リスクで上値重い
 ディスコ<6146.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、用途拡大で安心感はあるが、短期は半導体在庫調整リスクで上値は重いとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は9450円→16000円と引き上げた。
 今17.3期~19.3期業績予想を上方修正。直近のアジア市場調査で確認した中国スマホ生産リスク、それにより想定される半導体在庫調整リスク、SPE発注ピークアウト、DRAM市況の変調を考えると、短期的には株価調整リスクがある。ただし、ガラス、LED、メモリー、電子部品など多岐にわたる用途の需要が見込めることから、来18.3期も4年連続で最高益更新が期待できるとした。

★10:17  アイモバイル-急騰 上期営業益9.3%増 動画広告事業「maio」などの売上高が増加
 アイモバイル<6535.T>が急騰。同社は10日に、17.7期上期(8-1月)の連結営業利益は14.1億円(前年同期比9.3%増)だったと発表した。
 動画広告事業「maio(マイオ)」やふるさと納税事業「ふるなび」、アフィリエイト事業の売上高が増加したことが寄与した。なお、通期の会社計画21.9億円(前期比2.1%増)は据え置いた。


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