前場コメント No.12 日本セラミック、かんぽ生命、クラウドワークス、ソニーＦＨ、ヨコオなど
★10:04 日本セラミック－反発 いちよしでは「生産工程改善から収益性向上が鮮明になっている」
日本セラミック<6929.T>が反発。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「生産工程改善などから収益性向上が鮮明になっている」と題したレポートを公表しており、買い材料視されているようだ。
同社の収益性向上が鮮明になっていると注目。前16.12期業績は円高影響もあり前期比で減収増益となったが、フィリピン工場を中心に生産工程改善を推進してきた効果も大きいと判断。四半期ごとの売上高営業利益率は、前16.12期1Q（1～3月）11.0％→同2Q（4～6月）13.9％→同3Q（7～9月）15.0％→同4Q（10～12月）16.2％と上昇が続いている。現社長の谷口真一氏は2014年の代表取締役就任時に「売上高営業利益率20％を目指す」とコメントしていたが、実現に向かいつつあると指摘。
日本セラミック<6929.T>が反発。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「生産工程改善などから収益性向上が鮮明になっている」と題したレポートを公表しており、買い材料視されているようだ。
同社の収益性向上が鮮明になっていると注目。前16.12期業績は円高影響もあり前期比で減収増益となったが、フィリピン工場を中心に生産工程改善を推進してきた効果も大きいと判断。四半期ごとの売上高営業利益率は、前16.12期1Q（1～3月）11.0％→同2Q（4～6月）13.9％→同3Q（7～9月）15.0％→同4Q（10～12月）16.2％と上昇が続いている。現社長の谷口真一氏は2014年の代表取締役就任時に「売上高営業利益率20％を目指す」とコメントしていたが、実現に向かいつつあると指摘。
★10:10 かんぽ生命－野村が目標株価引き上げ 株式市場の金利感応度への期待高い
かんぽ生命保険<7181.T>が反発。野村証券では、株式市場の金利感応度への期待高いと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2550円→3000円と引き上げた。
ヒストリカルで見れば、国内金利は依然として低位であるが、昨年9月以降、世界各地域の中央銀行による政策は、金融緩和から引き締め方向への変化が見られる。また、16年11月の米大統領選以降、株式・為替市場ではリスクオンの状況が続いている。このような状況を踏まえ、野村では今後、国内の超長期金利が一層上昇する蓋然性が高いと考えているとした。よって、従来0.2％程度で横ばいとしていた20年国債の金利前提を、2020年に1.4％まで上昇する想定に変更。業績予想に関しては、利息・配当収入の改善などを見込み、来18.3期以降の親会社株主利益を上方修正。
かんぽ生命保険<7181.T>が反発。野村証券では、株式市場の金利感応度への期待高いと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2550円→3000円と引き上げた。
ヒストリカルで見れば、国内金利は依然として低位であるが、昨年9月以降、世界各地域の中央銀行による政策は、金融緩和から引き締め方向への変化が見られる。また、16年11月の米大統領選以降、株式・為替市場ではリスクオンの状況が続いている。このような状況を踏まえ、野村では今後、国内の超長期金利が一層上昇する蓋然性が高いと考えているとした。よって、従来0.2％程度で横ばいとしていた20年国債の金利前提を、2020年に1.4％まで上昇する想定に変更。業績予想に関しては、利息・配当収入の改善などを見込み、来18.3期以降の親会社株主利益を上方修正。
★10:12 クラウドワークス－大幅続伸 政府がフリーランス支援 失業・出産時の団体保険創設を提言
クラウドワークス<3900.T>が大幅続伸。14日付の日経新聞朝刊で、政府が特定企業に属さずに働くフリーランスを支援するため、失業や出産の際に所得補償を受け取れる団体保険の創設を提言すると報じられ、材料視されている。
損害保険大手と商品を設計し、来年度から民間で発売してもらうという。クラウドソーシングを通じたフリーランスによる労働が拡大するとの思惑から、買いが入っている。
クラウドワークス<3900.T>が大幅続伸。14日付の日経新聞朝刊で、政府が特定企業に属さずに働くフリーランスを支援するため、失業や出産の際に所得補償を受け取れる団体保険の創設を提言すると報じられ、材料視されている。
損害保険大手と商品を設計し、来年度から民間で発売してもらうという。クラウドソーシングを通じたフリーランスによる労働が拡大するとの思惑から、買いが入っている。
★10:15 ソニーＦＨ－野村が目標株価引き上げ 親会社株主利益の力強い成長が株価カタリスト
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>がもみ合い。野村証券では、親会社株主利益の力強い成長が株価カタリストと注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1430円→2150円と引き上げた。
16年1月の日本銀行によるマイナス金利政策導入から、1年程度が経過。この間、保険会社のみならず国内金融機関は、総じて金利低下に苦しんできた。しかし、昨年9月以降、世界各地域の中央銀行による政策は、金融緩和から金融引き締め方向への変化が見られる。また、16年11月の米大統領選以降、株式・為替市場ではリスクオンの状況が続いている。このような状況を踏まえ、野村では今後、国内の超長期金利が一層上昇する蓋然性が高いと判断。よって、従来0.2％程度で横ばいとしていた20年国債の金利前提を、2020年に1.4％まで上昇する想定に変更。業績予想に関しては外部金融環境の好転を主因に、利息・配当収入の改善などを見込み、来18.3期以降の親会社株主利益を上方修正。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>がもみ合い。野村証券では、親会社株主利益の力強い成長が株価カタリストと注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1430円→2150円と引き上げた。
16年1月の日本銀行によるマイナス金利政策導入から、1年程度が経過。この間、保険会社のみならず国内金融機関は、総じて金利低下に苦しんできた。しかし、昨年9月以降、世界各地域の中央銀行による政策は、金融緩和から金融引き締め方向への変化が見られる。また、16年11月の米大統領選以降、株式・為替市場ではリスクオンの状況が続いている。このような状況を踏まえ、野村では今後、国内の超長期金利が一層上昇する蓋然性が高いと判断。よって、従来0.2％程度で横ばいとしていた20年国債の金利前提を、2020年に1.4％まで上昇する想定に変更。業績予想に関しては外部金融環境の好転を主因に、利息・配当収入の改善などを見込み、来18.3期以降の親会社株主利益を上方修正。
★10:17 ヨコオ－大幅続伸 特許実施許諾料1.3億円特別損失に計上も業績予想は据え置き
ヨコオ<6800.T>が大幅続伸。同社は13日に、原田工業<6904.T>との間で締結した和解契約に基づく特許実施許諾料を特別損失などに計上する見込みとなったと発表した。
前期以前分1億2700万円を特別損失に計上し、当期分の一部に係る特許実施許諾料1億1700万円については、今後確定する17年1月18日から17年3月31日までの分と合わせて、当期の営業費用に計上するとしている。
上記は利益押し下げ要因となるが、直近において受注見通しが想定より好転していることおよび保有株式の退職給付信託設定に伴う特別利益発生見込みなどから、17年2月8日公表の通期業績予想は据え置くとした。
ヨコオ<6800.T>が大幅続伸。同社は13日に、原田工業<6904.T>との間で締結した和解契約に基づく特許実施許諾料を特別損失などに計上する見込みとなったと発表した。
前期以前分1億2700万円を特別損失に計上し、当期分の一部に係る特許実施許諾料1億1700万円については、今後確定する17年1月18日から17年3月31日までの分と合わせて、当期の営業費用に計上するとしている。
上記は利益押し下げ要因となるが、直近において受注見通しが想定より好転していることおよび保有株式の退職給付信託設定に伴う特別利益発生見込みなどから、17年2月8日公表の通期業績予想は据え置くとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
