後場コメント No.4 神島化学、トミタ電機、丹青社、ヒロセ通商、キーエンスなど

2017/03/14(火) 15:00
★13:39  東芝-下げ幅縮小 四半期報告書の提出期限延長が承認されたと発表
 東芝<6502.T>が下げ幅縮小。同社は14日13時30分に、四半期報告書の提出期限延長が承認されたと発表した。

★13:40  神島化学-大幅続伸 いちよしでは「住宅用高級軒天井ボードが想定以上に好調」
 神島化学工業<4026.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「住宅用高級軒天井ボードが想定以上に好調、上方修正」と題したれポーを公表している。
 今17.4期3Q(11~1月)決算の内容を踏まえて、業績予想を上方修正。住宅用軒天井ボードを中心に建材事業が想定以上に好調であることが主因。化成品事業(マグネシウム化合物)についても新規設備が順調に稼働しているもようであり、来18.4期以降の業績拡大をけん引していくと予想されるとした。北米向けを中心に医薬食品添加用(ミネラルサプリメント、緩下剤などの医薬原料など)を中心に需要は旺盛であり、増産効果がフル寄与する見通し。

★13:44  トミタ電機-底堅い 前期営業赤字拡大見込むも悪材料出尽くしで
 トミタ電機<6898.T>が底堅い。同社は13日、17.1期通期の連結営業損益予想を従来の4800万円の赤字から8700万円の赤字(前の期は2億1600万円の赤字)へと引き下げると発表した。
 海外顧客の大幅な在庫調整により、売り上げが減少したという。しかし株価は、悪材料出尽くしで底堅い推移となっている。

★13:45  丹青社-大幅続伸 いちよしでは「連結営業利益のバブル期以来の最高益更新が射程圏内」
 丹青社<9743.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「17.1 期実績は好業績、会社側は18.1期計画で過去最高益更新見込みと大幅増配を発表」と題したレポートを公表している。
 前17.1期業績は営業増益かつ会社計画を上回る着地となり、好印象。前17.1期末の受注残高も高水準を維持しており、大枠として、売上増加・好採算性維持・高水準の受注残高キープの好業績3点セットに変化はないと判断。いちよしでは、今18.1期予想を若干見直すとしたが、連結営業利益でのバブル期以来の過去最高益更新(1991.3期実績40.85億円)が射程圏内にあるとの見方を維持。また、会社側の大幅増配および目標配当性向の引き上げは、同社の業績動向に対する自信の表れと推察され、ポジティブであるとした。

★13:55  ヒロセ通商-続落 2月営業収益5億1300万円 1月から減少
 ヒロセ通商<7185.T>が変わらず挟み続落。同社は13日、2月の営業収益が5億1300万円(前年同月は5億7700万円)だったと発表した。1月の営業収益は5億2000万円だった。顧客口座数は43万1691口座と、1月より6122口座増加した。

★14:04  キーエンス-BofAMLが新規「UP」 ファナックなど3銘柄の調査再開も観測
 キーエンス<6861.T>がもみ合い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、投資判断「アンダーパフォーム」、目標株価37000円で新規カバレッジを開始したことが観測されている。
 IoT、機械のスマート化などで事業環境はこの1年に改善したが、市場はアップサイドのみ織り込み、ダウンサイドリスクを軽視していると指摘。最近示された経営陣の大型買収に対する意欲は、ダウンサイドリスクを招き得るリスクとして考慮すべきとした。最近1年の株価上昇は収益の上方修正により、むしろバリュエーションの切り上がりによるものと判断。
 また、資本財セクターにおいて、ファナック<6954.T>を投資判断「買い」・目標株価27500円、SMC<6273.T>を「中立」・34000円、ナブテスコ<6268.T>を「アンダーパフォーム」・2700円でカバレッジを再開したことも観測されている。


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