前場コメント No.1 ケーズＨＤ、東芝、シャープ、丸一鋼管、ソースネクストなど
★9:00 ケーズＨＤ－買い気配 ＪＰモルガンが「OW」へ引き上げ TV需要回復などの恩恵を受けやすいと予想
ケーズホールディングス<8282.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、来18.3期以降、業界環境安定やTV需要回復などの恩恵を受けやすいと予想。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2050円→2400円と引き上げた。
3Q実績、2月までの販売、業界環境などを勘案し、業績予想を若干上方修正、EPS予想は現市場予想を上回る水準とした。投資評価引き上げの理由は、（1）業界環境安定と緩やかな需要回復を想定し、その恩恵を素直に受けやすい、（2）市場予想をやや上回る利益推移が期待可能、（3）収益性・成長性に対するバリュエーションの割安感。
3Q実績で、事前予想以上の経費抑制を確認。販売実勢を踏まえ、売上予想は下方修正、粗利率は据え置き、経費予想を下方修正。また、3Qまでの実績と税率低下を勘案し、実効税率予想を若干引き下げた。結果として、当期利益予想は、市場予想以上に変更。
ケーズホールディングス<8282.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、来18.3期以降、業界環境安定やTV需要回復などの恩恵を受けやすいと予想。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2050円→2400円と引き上げた。
3Q実績、2月までの販売、業界環境などを勘案し、業績予想を若干上方修正、EPS予想は現市場予想を上回る水準とした。投資評価引き上げの理由は、（1）業界環境安定と緩やかな需要回復を想定し、その恩恵を素直に受けやすい、（2）市場予想をやや上回る利益推移が期待可能、（3）収益性・成長性に対するバリュエーションの割安感。
3Q実績で、事前予想以上の経費抑制を確認。販売実勢を踏まえ、売上予想は下方修正、粗利率は据え置き、経費予想を下方修正。また、3Qまでの実績と税率低下を勘案し、実効税率予想を若干引き下げた。結果として、当期利益予想は、市場予想以上に変更。
★9:00 東芝－売り気配 株式を監理銘柄（審査中）に指定
東芝<6502.T>が売り気配。同社は14日、同社株式が東証・名証により監理銘柄（審査中）に指定されると発表した。
同社は過去の不適切会計処理で、内部管理体制などについて改善の必要性が高いと判断されたため、東証・名証の規程に基づき、2015年9月15日付で特設注意市場銘柄に指定されていた。2017年3月15日で同指定から1年6カ月が経過することになり、両取引所に内部管理体制確認書を再提出するが、内部管理体制などについて改善がなされなかったと認められた場合は上場廃止となることから、上場廃止になるおそれがあるとして監理銘柄（審査中）に指定される。
東芝<6502.T>が売り気配。同社は14日、同社株式が東証・名証により監理銘柄（審査中）に指定されると発表した。
同社は過去の不適切会計処理で、内部管理体制などについて改善の必要性が高いと判断されたため、東証・名証の規程に基づき、2015年9月15日付で特設注意市場銘柄に指定されていた。2017年3月15日で同指定から1年6カ月が経過することになり、両取引所に内部管理体制確認書を再提出するが、内部管理体制などについて改善がなされなかったと認められた場合は上場廃止となることから、上場廃止になるおそれがあるとして監理銘柄（審査中）に指定される。
★9:00 シャープ－買い気配 亀山工場でスマホカメラ部品の生産検討 6期ぶり復配も
シャープ<6753.T>が買い気配。15日付の日経新聞朝刊で、同社の戴正呉社長が、液晶パネルの主力拠点である亀山工場（三重県亀山市）でスマートフォン（スマホ）のカメラ部品の生産を始める考えを示したと報じられた。
ベトナムの協力工場とあわせ、カメラ部品の生産能力を倍増させ、収益性の高い電子部品事業の強化を急ぐという。18.3期に6期ぶりの復配を検討する方針も示したとされる。
シャープ<6753.T>が買い気配。15日付の日経新聞朝刊で、同社の戴正呉社長が、液晶パネルの主力拠点である亀山工場（三重県亀山市）でスマートフォン（スマホ）のカメラ部品の生産を始める考えを示したと報じられた。
ベトナムの協力工場とあわせ、カメラ部品の生産能力を倍増させ、収益性の高い電子部品事業の強化を急ぐという。18.3期に6期ぶりの復配を検討する方針も示したとされる。
★9:01 丸一鋼管－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 手厚い株主還元が下支えも業績に不安
丸一鋼管<5463.T>が変わらずを挟んで4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、手厚い株主還元が下支えも業績に不安ありと判断。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を4400円→3700円と引き下げた。
来18.3期業績予想を下方修正。この背景は（1）材料熱延コイルの需給がひっ迫、調達費用が上昇傾向、（2）国内の鋼管市場では市況の動きが鈍く、値上げが遅れているうえ、材料価格の上昇をフルに転嫁できないリスクが高まっている、（3）海外子会社は米国の鋼管子会社が堅調だが、ベトナムのSUNSCOが材料価格の上昇分を製品価格に転嫁できていない可能性が高い。
ＳＭＢＣ日興では鉄鉱石、原料炭価格の下落、それに続く熱延コイル価格の調整を来18.3期下期に予想しているとし、スプレッドは来18.3期末にかけて回復する見込み。同社の株価を考えるうえで単独決算の重要性が高いと注目。単独決算の一過性要因を除いた純利益をベースに50％相当を配当、20％を自社株買いとする手厚い株主還元を行っているため。来18.3期は単独決算の減益により、年間配当金は63.7円と、今17.3期の79.5円から減配を予想。
丸一鋼管<5463.T>が変わらずを挟んで4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、手厚い株主還元が下支えも業績に不安ありと判断。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を4400円→3700円と引き下げた。
来18.3期業績予想を下方修正。この背景は（1）材料熱延コイルの需給がひっ迫、調達費用が上昇傾向、（2）国内の鋼管市場では市況の動きが鈍く、値上げが遅れているうえ、材料価格の上昇をフルに転嫁できないリスクが高まっている、（3）海外子会社は米国の鋼管子会社が堅調だが、ベトナムのSUNSCOが材料価格の上昇分を製品価格に転嫁できていない可能性が高い。
ＳＭＢＣ日興では鉄鉱石、原料炭価格の下落、それに続く熱延コイル価格の調整を来18.3期下期に予想しているとし、スプレッドは来18.3期末にかけて回復する見込み。同社の株価を考えるうえで単独決算の重要性が高いと注目。単独決算の一過性要因を除いた純利益をベースに50％相当を配当、20％を自社株買いとする手厚い株主還元を行っているため。来18.3期は単独決算の減益により、年間配当金は63.7円と、今17.3期の79.5円から減配を予想。
★9:01 ソースネクスト－小高い 「ロゼッタストーン」の国内商標権などを取得
ソースネクスト<4344.T>が小高い。同社は3月15日8時に、世界最大手の言語学習サービス提供会社であるロゼッタストーン社より、「ロゼッタストーン」に関する商標の国内無期限商標使用権、国内独占販売権および、デジタルダウンロード製品を複製（変更）して二次的著作物を作成する権利を、合わせて1350万ドル（約15億5200万円）で取得すると発表した。今後一定の技術の移行やライセンスの取得が完了したのち、さらに600万ドル（約6億9000万円）強を支払う予定。これにより、すべてのロゼッタストーン製品に関して、日本における無期限かつ独占的な販売権を獲得することになるとした。
ソースネクスト<4344.T>が小高い。同社は3月15日8時に、世界最大手の言語学習サービス提供会社であるロゼッタストーン社より、「ロゼッタストーン」に関する商標の国内無期限商標使用権、国内独占販売権および、デジタルダウンロード製品を複製（変更）して二次的著作物を作成する権利を、合わせて1350万ドル（約15億5200万円）で取得すると発表した。今後一定の技術の移行やライセンスの取得が完了したのち、さらに600万ドル（約6億9000万円）強を支払う予定。これにより、すべてのロゼッタストーン製品に関して、日本における無期限かつ独占的な販売権を獲得することになるとした。
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