前場コメント No.3 セルシード、アイモバイル、マーチャント、ロゼッタ、オンキヨーなど

2017/03/15(水) 11:30
★9:02  ファイズ-買い気配スタート/マザーズ上場 寄り前4000円
 倉庫内作業請負のファイズ<9325.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場した。公開価格1250円の買い気配で始まり、差し引き約70万株の買い越し。直前の寄り前気配は4000円程度だった。
 主幹事は大和証券で公開株数は63万2500株。EC(電子商取引)運営企業の物流センターの管理・こん包などから配送まで一貫して業務を請け負う事業を手掛けている。売上高はアマゾンジャパン向けが7割を占める。

★9:02  セルシード-買い気配 特定細胞加工物製造許可を取得
 セルシード<7776.T>が買い気配。同社は14日に、厚生労働省より「特定細胞加工物製造許可」を取得したと発表した。
 この許可の取得を受けて、同社は細胞培養施設にて治験製品の製造準備体制構築を引き続き進めるという。また、特定細胞加工物の受託製造が可能になることから、再生医療提供機関から特定細胞加工物として細胞シートの製造委託を受ける「細胞シート受託加工」について、市場の需要動向などの把握を進めつつ、事業化を検討していくとしている。

★9:02  アイモバイル-エースが新規「強気」 株価は水準訂正の動きを強めよう
 アイモバイル<6535.T>が反発。エース経済研究所では、このまま業績が順調に推移すれば、株価は水準訂正の動きを強めようとコメント。投資判断「強気」、目標株価1700円(18.7期予想PER20倍)として、新規カバレッジを開始した。
 台湾に子会社を設立し、東南アジアでの事業展開も視野に入れる。日本企業の台湾への広告出稿需要が増加していることから、海外展開のノウハウを培い、その後は東南アジアでの事業展開を想定。i-movad Inc.社(米国カリフォルニア州)は米国のアドネットワーク関連の情報収集が狙い。今17.7期通期会社計画は上振れの可能性。2Q累計は動画広告サービスmaio、アフィリエイト事業、「ふるなび」の収益拡大が寄与し、9%営業増益を達成。2Q売上高、営業利益は四半期ベースの過去最高となり、会社計画以上に業績は好転。上場後は公開価格1320円を上回ることなく株価は低迷しているが、今回の決算は評価すべき内容であると考えているとした。

★9:02  マーチャント-続伸 BTCボックス代表に自己株式を割り当て処分
 マーチャント・バンカーズ<3121.T>が続伸。同社は14日、BTCボックス(東京都中央区)との資本提携推進に絡み、BTCボックスに自己株式を割り当て処分すると発表した。
 自己株式40万株をBTCボックス代表の張店氏に割り当て、張店氏はマーチャント・バンカーズ株式1.48%を保有する第7位株主となる。

★9:03  ロゼッタ-丸三が新規「買い」 AI技術を活用した機械翻訳の研究開発に注力
 ロゼッタ<6182.T>が続伸。丸三証券では、AI(人口知能)技術を活用した機械翻訳の研究開発に注力していると注目。投資判断「買い」、目標株価2850円として、新規カバレッジを開始した。
 「買い」とする理由は、(1)AIによる機械翻訳の技術開発により、将来的に同社が国内産業翻訳分野のリーディングカンパニーとなる可能性があると考える、(2)専門性が高く機密性の高い文書の翻訳を多数手掛けていることが、機械翻訳サービスを提供している他業種の企業と比較した強みになると考えるため。目標株価は同社の上場後のPER推移、将来的な成長ポテンシャルなどを考慮し、18.2期予想EPSの90倍程度で算出。

★9:03  オンキヨー-続落 第三者割当でCB発行 99億5000万円調達
 オンキヨー<6628.T>が続落。同社は14日、Evolution Technology, Media and Telecommunications Fund(ケイマン諸島)を割当先とする第三者割当で、無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。
 AI対応製品の研究開発や、音声認識、音声合成技術に関する研究開発などに充当する。同社は同ファンドにCB(総額10億円、転換価額は126円、潜在株式数793万6500株)を割り当て、手取概算で99億5000万円を調達する。


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