前場コメント No.6 中外製薬、ツルハ、ヒューマン、積水ハウス、ヤーマンなど
★9:08 中外製薬－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ ACE910の開発動向がカタリスト
中外製薬<4519.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続き、ACE910の開発動向がカタリストとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3500円→3600円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更なし。次期成長ドライバーであるACE910（対象疾患：血友病A）の開発動向が株価のカタリスト。今17.12期は自社創製品であるアレセンサなどが業績をけん引し、2ケタ営業増益が予想される。ACE910に関しては、今17.12期中の国内外での承認申請が計画されている。2017年7月に開催が予定されるACE910が関連する国際学会ISTH2017において、ACE910のアップデートが報告される可能性があるため注目。また、非インヒビター保有患者を対象にしたフェーズ3試験（HAVEN3）の結果が、4Q（10-12月）に公表される可能性があるとした。
中外製薬<4519.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続き、ACE910の開発動向がカタリストとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3500円→3600円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更なし。次期成長ドライバーであるACE910（対象疾患：血友病A）の開発動向が株価のカタリスト。今17.12期は自社創製品であるアレセンサなどが業績をけん引し、2ケタ営業増益が予想される。ACE910に関しては、今17.12期中の国内外での承認申請が計画されている。2017年7月に開催が予定されるACE910が関連する国際学会ISTH2017において、ACE910のアップデートが報告される可能性があるため注目。また、非インヒビター保有患者を対象にしたフェーズ3試験（HAVEN3）の結果が、4Q（10-12月）に公表される可能性があるとした。
★9:11 ツルハＨＤ－野村が目標株価引き上げ PBや化粧品の拡販で堅調な業績成長が続く
ツルハホールディングス<3391.T>が反発。野村証券では、PBや化粧品の拡販で堅調な業績成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は13800円→14300円と引き上げた。
今17.5期はM&A（合併・買収）後の合理化努力で営業利益率は業界2位、営業利益は業界トップとなる見込み。来18.5期はレデイ薬局の成長加速に加え、西日本子会社とのPB統合を進める方針で収益性改善も見込める。業界の競争激化懸念が高まるなか、同社はスケールメリットを活かすPB戦略、高機能化粧品の推奨販売、物流効率化で利益率改善が見込める点が魅力。DCF起点を進めて目標株価を算出。17年度予想PERは18倍に相当し、過熱感は薄れつつあると指摘。
ツルハホールディングス<3391.T>が反発。野村証券では、PBや化粧品の拡販で堅調な業績成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は13800円→14300円と引き上げた。
今17.5期はM&A（合併・買収）後の合理化努力で営業利益率は業界2位、営業利益は業界トップとなる見込み。来18.5期はレデイ薬局の成長加速に加え、西日本子会社とのPB統合を進める方針で収益性改善も見込める。業界の競争激化懸念が高まるなか、同社はスケールメリットを活かすPB戦略、高機能化粧品の推奨販売、物流効率化で利益率改善が見込める点が魅力。DCF起点を進めて目標株価を算出。17年度予想PERは18倍に相当し、過熱感は薄れつつあると指摘。
★9:12 ヒューマンＨＤ－小動き 事業所内保育所運営に本格参入 東工大の学内保育所を受託
ヒューマンホールディングス<2415.T>が小動き。同社は3月14日の大引け後に、事業子会社で介護事業や保育事業等を展開するヒューマンライフケア（東京都新宿区）が、東京工業大学大岡山キャンパス内の学内保育所「てくてく保育園」（東京都大田区）の運営を受託し、4月1日に開園すると発表した。
同社ではこれを第1弾として、事業所内保育所の運営受託に本格参入する。東京工業大学を象徴するテクノロジーの「テク」と、子どもたちが“はいはい”“よちよち”から“てくてく”へ健やかに育っていくようにとの願いとを込めて、「てくてく保育園」と名づけたとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
ヒューマンホールディングス<2415.T>が小動き。同社は3月14日の大引け後に、事業子会社で介護事業や保育事業等を展開するヒューマンライフケア（東京都新宿区）が、東京工業大学大岡山キャンパス内の学内保育所「てくてく保育園」（東京都大田区）の運営を受託し、4月1日に開園すると発表した。
同社ではこれを第1弾として、事業所内保育所の運営受託に本格参入する。東京工業大学を象徴するテクノロジーの「テク」と、子どもたちが“はいはい”“よちよち”から“てくてく”へ健やかに育っていくようにとの願いとを込めて、「てくてく保育園」と名づけたとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★9:13 積水ハウス－野村が目標株価引き下げ 海外や国内のホテル事業が新たな成長の柱
積水ハウス<1928.T>が続落。野村証券では、海外や国内のホテル事業が新たな成長の柱と注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2430円→2410円と引き下げた。
3月10日、第4次中期経営計画（18.1期～20.1期の3カ年計画）の説明会が開催された。前17.1期営業利益1842億円に対して、会社は20.1期に2300億円の達成を目指す。
会社は株主還元の方針で、これまで総株主還元性向を60％(配当40％、自社株買い20％)としてきたが、今後は各年度のキャッシュフローや将来の事業展開を勘案し、成長投資、株主還元、格付けのバランスが取れた資本政策を実施するとしている。配当性向40％の方針は変わらないものの、自社株買いに関しては適宜実施する意向。野村業績予想では、従来は会社方針通りの自社株買い実施を前提としていたが、自社株買い実施の規模や時期の理論的な想定が困難となり、自社株買いをしない前提と変更。これに伴い、EPS予想および、目標株価をわずかながら下方修正。
積水ハウス<1928.T>が続落。野村証券では、海外や国内のホテル事業が新たな成長の柱と注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2430円→2410円と引き下げた。
3月10日、第4次中期経営計画（18.1期～20.1期の3カ年計画）の説明会が開催された。前17.1期営業利益1842億円に対して、会社は20.1期に2300億円の達成を目指す。
会社は株主還元の方針で、これまで総株主還元性向を60％(配当40％、自社株買い20％)としてきたが、今後は各年度のキャッシュフローや将来の事業展開を勘案し、成長投資、株主還元、格付けのバランスが取れた資本政策を実施するとしている。配当性向40％の方針は変わらないものの、自社株買いに関しては適宜実施する意向。野村業績予想では、従来は会社方針通りの自社株買い実施を前提としていたが、自社株買い実施の規模や時期の理論的な想定が困難となり、自社株買いをしない前提と変更。これに伴い、EPS予想および、目標株価をわずかながら下方修正。
★9:14 ヤーマン－売り気配 3Q累計営業益3.9倍も通期計画据え置きを嫌気
ヤーマン<6630.T>が売り気配。同社は14日に、17.4期の3Q累計（5-1月）の営業利益は28.7億円（前年同期比3.9倍）だったと発表した。
想定以上に販売が好調に推移したことに加え、原価低減や社内体制の整備などの取り組みが奏功した。なお、通期の会社計画28.4億円（前期比2.8倍）は据え置いた。市場コンセンサスは、31.5億円となっている。
ヤーマン<6630.T>が売り気配。同社は14日に、17.4期の3Q累計（5-1月）の営業利益は28.7億円（前年同期比3.9倍）だったと発表した。
想定以上に販売が好調に推移したことに加え、原価低減や社内体制の整備などの取り組みが奏功した。なお、通期の会社計画28.4億円（前期比2.8倍）は据え置いた。市場コンセンサスは、31.5億円となっている。
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