後場コメント No.3 武蔵精密、三菱電機、パイオラックス、ＮＥＣ、豊田自動織機など
★13:12 太平洋工業－東海東京が目標株価引き上げ 円安転換でタイヤバルブ事業にメリット
太平洋工業<7250.T>が続伸。東海東京調査センターでは、円安転換でタイヤバルブ事業にメリットありと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1250円→1440円と引き上げた。
TPMS（タイや空気圧監視システム）は販売数量が増加しているが、自動車用タイヤバルブとともに、上期に円高デメリットを被っていた。下期に入り、円安転換で利益が浮上。中期的な見通しに変更はなし。トヨタ車における超ハイテン材の採用ニーズ拡大を受けて、ホットスタンピングによるプレス部品の受注が着実に増加することが期待されるとした。
太平洋工業<7250.T>が続伸。東海東京調査センターでは、円安転換でタイヤバルブ事業にメリットありと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1250円→1440円と引き上げた。
TPMS（タイや空気圧監視システム）は販売数量が増加しているが、自動車用タイヤバルブとともに、上期に円高デメリットを被っていた。下期に入り、円安転換で利益が浮上。中期的な見通しに変更はなし。トヨタ車における超ハイテン材の採用ニーズ拡大を受けて、ホットスタンピングによるプレス部品の受注が着実に増加することが期待されるとした。
★13:18 武蔵精密－東海東京が「Neutral」へ引き下げ 目標株価に到達
武蔵精密工業<7220.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、目標株価3300円に到達したため、レーティングを「Outperform」→「Neutral」と引き下げた。
独Ｈａｙグループ買収によって、中期的な事業領域拡大や収益成長力、グローバル化が一層加速するとの見方に変更はなし。ＨＡＹグループが加わることで、ダイムラーやＢＭＷなどの顧客への深耕ができ、鍛造品の品ぞろえ拡充も図られるためとした。買収効果は来18.3期には、通年にわたる収益貢献が見込めると指摘。
武蔵精密工業<7220.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、目標株価3300円に到達したため、レーティングを「Outperform」→「Neutral」と引き下げた。
独Ｈａｙグループ買収によって、中期的な事業領域拡大や収益成長力、グローバル化が一層加速するとの見方に変更はなし。ＨＡＹグループが加わることで、ダイムラーやＢＭＷなどの顧客への深耕ができ、鍛造品の品ぞろえ拡充も図られるためとした。買収効果は来18.3期には、通年にわたる収益貢献が見込めると指摘。
★13:23 三菱電機－反落 電気自動車と自宅間で送電する技術開発
三菱電機<6503.T>が反落。15日付の日刊工業新聞で、同社が電気自動車（EV）と住宅の間でケーブルを接続せずに電力をやりとりできる「双方向ワイヤレス電力伝送技術」を開発したと報じられた。
決められた停車位置から若干ずれて止まっても高効率に充放電できるのが特徴だという。車から住宅などに給電するビークル・ツー・ホーム（V2H）システムの利便性が高まるとみられる。車や住宅のメーカーなどとの連携を進め、2020年代の実用化を目指すもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。
三菱電機<6503.T>が反落。15日付の日刊工業新聞で、同社が電気自動車（EV）と住宅の間でケーブルを接続せずに電力をやりとりできる「双方向ワイヤレス電力伝送技術」を開発したと報じられた。
決められた停車位置から若干ずれて止まっても高効率に充放電できるのが特徴だという。車から住宅などに給電するビークル・ツー・ホーム（V2H）システムの利便性が高まるとみられる。車や住宅のメーカーなどとの連携を進め、2020年代の実用化を目指すもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★13:24 パイオラックス－東海東京が「Neutral」へ引き下げ 目標株価に到達
パイオラックス<5988.T>が反落。東海東京調査センターでは、目標株価に到達したため、レーティングを「Outperform」→「Neutral」と引き下げた。業績見通しが堅調なため、目標株価は8000円→8200円と引き上げた。
売上高営業利益率において、16.2％（3Q累計）と日本の自動車部品業界ではトップの水準。3Q決算では、会社側は減益予想から一転、増益予想にガイダンスを上方修正。国内外の自動車メーカーではファスナーや内装部品、燃料系統部品、ミッション部品などへの需要が、クルマの軽量化、組立制度および作業性のアップなどのニーズを背景に旺盛であると指摘。
パイオラックス<5988.T>が反落。東海東京調査センターでは、目標株価に到達したため、レーティングを「Outperform」→「Neutral」と引き下げた。業績見通しが堅調なため、目標株価は8000円→8200円と引き上げた。
売上高営業利益率において、16.2％（3Q累計）と日本の自動車部品業界ではトップの水準。3Q決算では、会社側は減益予想から一転、増益予想にガイダンスを上方修正。国内外の自動車メーカーではファスナーや内装部品、燃料系統部品、ミッション部品などへの需要が、クルマの軽量化、組立制度および作業性のアップなどのニーズを背景に旺盛であると指摘。
★13:25 ＮＥＣ－小高い 米国国土安全保障省が推進するサイバー脅威情報共有する枠組み「AIS」加入
ＮＥＣ<6701.T>が小高い。同社は15日に、米国国土安全保障省（DHS）が推進する、官民でサイバー攻撃の脅威情報を迅速に共有する枠組み「AIS」に加入し、サイバーセキュリティ事業において技術・人材と並び重要な情報（サイバーインテリジェンス）を強化すると発表した。
AISは、DHS傘下の国家サイバーセキュリティ通信総合センターが提供する情報システムを介して、米政府と米国内外の民間企業などとの間で、サイバー攻撃の脅威情報の迅速な共有を可能としているという。現在、AISには100組織以上が加入しているが、日本企業で加入するのは同社が初めてとなる。
ＮＥＣ<6701.T>が小高い。同社は15日に、米国国土安全保障省（DHS）が推進する、官民でサイバー攻撃の脅威情報を迅速に共有する枠組み「AIS」に加入し、サイバーセキュリティ事業において技術・人材と並び重要な情報（サイバーインテリジェンス）を強化すると発表した。
AISは、DHS傘下の国家サイバーセキュリティ通信総合センターが提供する情報システムを介して、米政府と米国内外の民間企業などとの間で、サイバー攻撃の脅威情報の迅速な共有を可能としているという。現在、AISには100組織以上が加入しているが、日本企業で加入するのは同社が初めてとなる。
★13:30 豊田自動織機－東海東京が目標株価引き上げ 自動車セクターではディフェンシブな銘柄
豊田自動織機<6201.T>が反発。東海東京調査センターでは、自動車セクターではディフェンシブな銘柄と注目。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を4600円→7800円と引き上げた。
高い競争力を誇るトヨタグループの中核企業であり、自動車製造、エンジン、コンプレッサーなどを担い、世界トップシェアのフォークリフト事業を展開する。グループ企業からの配当収入も安定した収益源。豊富なキャッシュを活用し、産業車両の国際M&A（合併・買収）、米国での販売金融取得や物流コンサルティング会社の買収など、成長基盤の整備が加速してきた。国際会計基準への変更を契機に、過小評価されてきた収益性が再び注目される見込み。
豊田自動織機<6201.T>が反発。東海東京調査センターでは、自動車セクターではディフェンシブな銘柄と注目。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を4600円→7800円と引き上げた。
高い競争力を誇るトヨタグループの中核企業であり、自動車製造、エンジン、コンプレッサーなどを担い、世界トップシェアのフォークリフト事業を展開する。グループ企業からの配当収入も安定した収益源。豊富なキャッシュを活用し、産業車両の国際M&A（合併・買収）、米国での販売金融取得や物流コンサルティング会社の買収など、成長基盤の整備が加速してきた。国際会計基準への変更を契機に、過小評価されてきた収益性が再び注目される見込み。
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