前場コメント No.11 京都銀行、アリアケ、千代田化工建設、スノーピーク、ケアサービスなど

2017/03/16(木) 11:30
★9:47  イオンリート-野村が目標株価引き下げ 熊本復旧と活性化投資で内部成長へ
 イオンリート投資法人<3292.T>が3日ぶり反発。野村証券では、熊本復旧と活性化投資で内部成長を想定。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は17.40万円→17.30万円と引き下げた。
 17.1期に「イオンモール苫小牧」「同小山」、マレーシアの「同セレンバン2」を取得したのに続き、増資を通じて「同土浦」など国内の5物件を取得した。これら8物件の取得価格は合計814億円。これで3306億円となったポートフォリオの規模を、今後2~3年で5000億円に拡大させる方針。物件取得のパイプラインはイオングループのオンバランス物件と同社グループが関与するSPC(特定目的会社)の保有物件がそれぞれ1000億円ある。他方、既存物件では「イオンモール熊本」の復旧を進めている。当該物件の賃料ベース稼働率は現状の57%から、「西モール」の営業再開により3月中に約85%へ上昇する見通し。

★9:53  京都銀行-大和が目標株価引き上げ 役務強化の方針も利益見通しは厳しい
 京都銀行<8369.T>が3日続落。大和証券では、役務強化の方針も利益見通しは厳しいとみて、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は870円→920円と引き上げた。
 16年度の連結当期純利益は銀行計画に沿った着地を想定。新中計では役務収益拡大により、19年度当期利益200億円超を計画。役務収益拡大は見込むも、預貸業務の厳しさから減益継続を予想するとした。

★9:56  アリアケ-SMBC日興が目標株価引き上げ 株価プレミアムが付くほど海外成長株へ転身
 アリアケジャパン<2815.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、株価プレミアムが付くほど海外成長株へ転身していると判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は5070円→5660円と引き上げた。
 改めて株価の再評価が進んでいるが、この数カ月でファンダメンタルズや中長期の成長ストーリーに変化は起きていない。一時的に円高が進んだ際に株価が下落したが、トランプ政権の誕生以降の円安局面で再び株価評価が高まったようにみえる。これは、同社株が海外グロースストックとしての地位を株式市場で確立し始めたことを意味すると指摘。

★9:57  千代建-3日続伸 メタンハイドレート商業化で50社連携 日揮なども参画
 千代田化工建設<6366.T>が3日続伸。16日付の日経新聞朝刊で、次世代の国産エネルギー資源として期待されるメタンハイドレートの商業化に向けて約50社が連携すると報じられた。
 千代田化工建設や日揮<1963.T>などが参加する専門組織を4月に立ち上げ、海底掘削などの技術開発を急ぐという。政府も協力し、2023年以降の商業化を目指すとされる。将来的な収益の伸びへの期待から、買いが入っている。

★9:58  スノーピーク-反発 デスティネーション十勝に出資 連結子会社化
 スノーピーク<7816.T>が反発。同社は3月15日の大引け後に、デスティネーション十勝(北海道帯広市)に出資すると発表した。持ち株比率は65.6%で連結子会社となる。十勝のアウトドア観光の戦略・立案などを行う会社。

★9:58  キヤノン-大和が目標株価引き上げ 事業環境は良化の方向
 キヤノン<7751.T>が続伸。大和証券では、事業環境は良化の方向と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は3500円→3700円と引き上げた。
 17年度は産業機器事業がけん引役となり、前年度比で増収増益を予想。会社計画は保守的で、17年度は下方修正リスク小さいと想定。レーティングは中立継続も、配当利回りは魅力的な水準と指摘。

★10:06  ケアサービス-続伸 訪問入浴の4事業所に「マッスルスーツ」を導入
 ケアサービス<2425.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は3月15日の大引け後に、訪問入浴の4事業所において、腰の負担を軽減するウェアラブルロボット「マッスルスーツ」を導入すると発表した。腰痛を発症するスタッフもおり、解決すべき課題として対応。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ