後場コメント No.5 ツルハ、NEC、ワークマン、小野建、システムディなど

2017/03/16(木) 15:01
★13:53  ツルハHD-続伸 いちよしでは「17.5期も過去最高益更新が続こう」
 ツルハホールディングス<3391.T>が続伸。いちよし経済研究所では、「17.5期第3四半期累計はノーサプライズだが好業績、17.5期も過去最高益更新が続こう」と題したレポートを公表している。レーティング「A」、フェアバリュー15000円は継続。
 会社側が3月14日に発表した今17.5期第3四半期累計(6~2月)決算は、おおむね会社計画並みの着地でサプライズはなし。ただし、既存店売上高および粗利益率は前年同期比較の高いハードルを越えた上での伸長であり、同社の営業力の強さが決算数値に表れていると考えられるとした。中期的には物流改革による効率化・販売力向上が期待され、長期でも新規出店と活発なM&A(合併・買収)による拡大戦略の推進で利益成長が継続するとの見方に変化はなし。

★13:57  NEC-堅調 米国機関による動画顔認証の性能評価で第1位獲得
 日本電気<6701.T>が堅調。同社は16日、米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した動画顔認証技術のベンチマークテストで、照合精度99.2%と他社を大きく引き離す第1位の性能評価を獲得したと発表した。
 動画顔認証技術は、カメラを意識せずに動いている被写体の顔をリアルタイムに認証するもの。同技術を活用し、監視カメラの映像を高速に解析することで不審人物の検知による事件・事故の未然防止や、重要施設の出入り口でカメラの前に立ち止まることなく自然に歩いたままでの認証が可能となるなど利便性が大きく向上するという。NISTのベンチマークテストでは、これまでの静止画の顔認証テストに続き、4回連続の第1位獲得となる。

★14:02  日立建機など-BofAMLが調査再開 鉱山機械のエクスポージャー高いコマツを選好
 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、資本財2社のカバレッジを再開したことが観測されている。新規鉱山機械の年間売り上げ台数はピークから約75%減、2000台を割り込んだとみられるが、鉱山機械市場は張り切ったゴムひものようであるとし、いつでも反転が起こり得る状態と指摘。
 世界の鉱山関連設備投資は底入れに近づきつつあり、、大手プレーヤーは今後1~2年間に設備投資を拡大する見通しとした。鉱山機械のエクスポージャー高いコマツを選好。
コード 銘柄   投資判断      目標株価
---------------------------------------------------
6301  コマツ  買い        3400円
6305  日立建機 アンダーパフォーム 2200円

★14:07  ワークマン-底堅い 店舗から本部への発注業務の自動化 日経報道
 ワークマン<7564.T>が底堅い。3月16日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が4月から、店舗から本部への発注業務の自動化を始めると伝えられた。
 販売状況などをもとに納品数を決定する需要予測システムを導入。店は情報を入力しなくても端末の一括発注ボタンを押すだけで注文が完了する。業務負担を軽減し、3月に始めた法人向け営業活動などを充実する狙いとし、早ければ2018年にも全店舗で導入すると報じられた。

★14:09  小野建-後場プラス転換 通期営業益を上方修正 鋼材上昇で在庫販売利益率が改善
 小野建<7414.T>が後場プラス転換。同社は16日14時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の42.4億円から55.0億円(前期比28.1%増)へと引き上げると発表した。3Q(10-12月)以降の鋼材市況の上昇で、足元の在庫販売での利益率が改善しているという。

★14:09  システムディ-後場マイナス転換 1Q営業赤字2.4億円 営業赤字続く
 システムディ<3804.T>が後場マイナス転換。同社は16日14時に、17.10期の1Q(11-1月)の連結営業損益は2.4億円の赤字(前年同期は2.6億円の赤字)だったと発表した。売り上げが2Qおよび4Qに集中するため1Qは営業損失となったが、予算を上回る売り上げ、営業利益を計上することができ、順調に事業が進ちょくしたとしている。


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