前場コメント No.2 新家工業、ドリコム、ファナック、カネ美食品、西華産業など

2017/03/17(金) 11:30
★9:01  新家工業-買い気配 通期営業益を上方修正 トラック・バスなどの自動車関連など好調で
 新家工業<7305.T>が買い気配。同社は16日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から16.0億円(前期比2.1倍)へと引き上げると発表した。
 トラック・バスなどの自動車関連や食品飲料、製薬医療関連などが比較的好調に推移した。また、下期以降の原材料価格の上昇に伴う製品販売価格是正や生産量が高水準であったことなども寄与した。

★9:01  日本精工-CSが目標株価引き上げ 景気敏感株のコア銘柄との位置付けは不変
 日本精工<6471.T>が反落。クレディ・スイス証券では、景気敏感株のコア銘柄との位置付けは不変と判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を1550円→2000円と引き上げた。
 注目ポイントは、(1)来18.3期の大幅増益転換とコンセンサス予想の上昇期待が高まる、(2)来期は減配ではなく、増配の確度が高い、(3)カルテルなどの各種リスクの消滅が近い、(4)高採算である産業機械向け需要の回復に伴い、業績モメンタムの加速と株価バリュエーションの切り上がりが期待可能の4点。目先は、内閣府機械受注や工作機械月次受注などで、産業機械向け軸受需要の回復モメンタムの加速が期待可能とした。

★9:01  ドリコム-買い気配 1:2の株式分割を実施
 ドリコム<3793.T>が買い気配。同社は16日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:02  ファナック-UBSが目標株価引き上げ 2月工作機械受注で強気を再強調
 ファナック<6954.T>が続伸。UBS証券では、2月工作機械受注で強気を再強調。レーティング「Buy」を継続、目標株価は25000円→26000円と引き上げた。
 日本工作機械工業会が3月16日に公表した2月の工作機械受注(確報値)を受けて、ファナックに対する強気の姿勢を再強調。工作機械受注はUBSの想定を上回るペースで回復しており、FA事業の来期成長率がUBS従来予想をやや上回る公算が高まっていると判断。また、2月受注で確認された中国の電気・精密向けの大幅増加は、株式市場が回復を期待してなかったロボドリルを来上期に押し上げる可能性もありそうとした。

★9:02  カネ美食品-反落 上限5万株・1.8億円の自己株取得枠を設定
 カネ美食品<2669.T>が反落。同社は16日に、上限5万株・1.8億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として行うもの。取得期間は2017年3月17日~2017年6月30日。上限5万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.50%となる。

★9:02  カネ美食品-反落 通期営業益を下方修正 ファミマとサークルKサンクスの商品統合影響で
 カネ美食品<2669.T>が反落。同社は16日、17.3期通期の営業利益予想を従来の31.7億円から4.3億円(前期比86.0%減)へと引き下げると発表した。
 ファミリーマートブランドとサークルKサンクスブランドの商品統合に伴って各工場の製造アイテムや納品店舗などが一斉に変更されたため、切り替え時における食材や備品などの廃棄ロスが発生したことなどが響く。

 併せて、上限5万株・1.8億円の自己株取得枠を設定すると発表。上限5万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.50%となる。

★9:03  西華産業-底堅い 自己株式200万株を消却へ
 西華産業<8061.T>が底堅い。同社は16日、自己株式200万株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.96%。


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