後場コメント No.2 あいHD、カカクコム、Aiming、日本ゼオン、神戸物産など

2017/03/17(金) 15:01
★12:40  あいHD-続伸 提携先の金属異物検査装置の開発会社を子会社化
 あいホールディングス<3076.T>が続伸。同社は16日、連結子会社のグラフテック(横浜市)の業務提携先であるアドバンスフードテック(愛知県豊橋市)の株式を取得し、子会社化したと発表した。
 アドバンスフードテックは、金属異物が放つ磁力源を高感度の磁気センサーで検出する金属異物検査装置の開発・販売を手掛けている。グラフテックは、自社が手掛ける計測機器や試験装置で自動車、電機、機械分野に強みを持っており、アドバンスフードテックの製品を加えることで、食品、医薬品、化粧品分野などの市場が開拓できるという。

★12:44  カカクコム-いちよしがフェアバリュー引き下げ 新興メディアも予想に対して未達
 カカクコム<2371.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、「価格.com」の鈍化はデジタルコンシューマー機器への消費者の関心低下が要因と判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1700円→1400円と引き下げた。
 今17.3期3Q実績(16年10~12月)はいちよしの従前予想には届かず、会社側も今17.3期通期の業績予想を下方修正した。サービス別売上高については「価格.com」のサービスは順調だったが、ショッピングと広告が予想を下回った。これは同社が実施している消費財コンテンツの改善策の影響もあると思われるが、デジタルコンシューマー機器の需要が予想を下回っていることが最大の要因と考えられるとした。また、「食べログ」は予想通りだったが、「新興メディア」は予想には未達。いちよしでは、業績予想を下方修正。

★12:44  いい生活-急騰 2月クラウドソリューション営業利益1100万円 粗利益率は良化
 いい生活<3796.T>が急騰。同社は16日、2月の月次速報でクラウドソリューション事業の営業利益が1100万円(1月は1700万円)だったと発表した。
 売上高は1億6300万円と、1月の1億7400万円から減少。粗利益率は62.6%と1月の59.9%から良化した。

★12:44  Aiming-後場急騰 「ルナプリ from 天使帝國」謎のカウントダウンサイト公開
 Aiming<3911.T>が後場急騰。同社は17日に、2017年春配信予定のスマホ(iOS/Android)向け最新作RPG「ルナプリ from 天使帝國(以下 ルナプリ)」について、謎のカウントダウンサイトを公開したと発表した。
 ルナプリは少女と感じる魅惑のアクションRPGという。サイトでは「さわりたくなる企画」の開始を知らせするカウントダウンと、顔にモザイクをかけられた4人の女の子が登場するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★12:45  日本ゼオン-続伸 住友化学と溶液重合法スチレンブタジエンゴム統合で新会社設立
 日本ゼオン<4205.T>が続伸。同社は17日、住友化学<4005.T>と、溶液重合法スチレンブタジエンゴム事業統合にあたりZSエラストマー(ZSE)を設立し、4月3日から営業を開始すると発表した。
 ZSEは国内外での関係当局の認可を取得したことから、日本ゼオンと住友化学のS-SBR事業に関する販売・研究開発機能を受け継ぐ。また、シンガポールにある両社の子会社が製造する製品についてもZSEが購入し販売する。

★12:49  神戸物産-岩井コスモが目標株価引き上げ PB比率拡大により利益見通しを増額
 神戸物産<3038.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、為替の追い風に加え、PB比率拡大により利益見通しを増額。投資判断「A」を継続、目標株価は4800円→5300円と引き上げた。
 第1四半期決算は順調な着地で、PB比率拡大や為替の追い風もあって、大幅営業増益を確保。今17.10期通期業績について、岩井コスモでは売上高を前期比5%増の2524億円、営業利益を同10%増の130億円と、利益見通しを増額修正。他社との差別化や収益力の面からも重要な役割を担うPB商品の比率が順調に拡大している点は評価できるとした。


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