〔Market Flash〕工作機械では中国のロボドリル受注が急増、ファナックにポジティブ~CS

2017/03/21(火) 10:24
【10:20】工作機械では中国のロボドリル受注が急増、ファナックにポジティブ~CS  クレディ・スイス証券では、日本工作機械工業会が発表した2月の工作機械受注確報値を受けてリポートしている。2月は前年比9%増(前月比7%増)の1112億円となり、3カ月連続で前年比プラスを維持した。CSでは伸び率が加速傾向を強めている点を評価している。内需は前年比4%増(1月比7%増)の405億円と、再度前年比プラスに転じた。一方、外需は前年比12%増(1月比7%増)の707億円と3カ月連続で前年比プラスを維持し、2桁増に転じている。外需は中国におけるロボドリルが予想以上の急増を見せているとのこと。このことはファナック(6954)に対してポジティブな印象と捉えている。 【9:55】ドル円は注目イベントは一巡、期末にらみの神経戦へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の外債投資ウイークリーレポートでは、ドル円の今週の想定レンジを112円00銭~115円00銭としている。G20通過後は、日本の会計年度内に予定されている政治、経済、金融政策絡みの注目イベントは国内外とも概ね消化が終わって一巡する。米経済指標の発表は散在しているものの、いずれも単体の指標としては、米金融政策運営に対する市場の期待を一変させるほどの強い注目は浴びていない。本邦会計年度末の接近を意識した独特のかく乱需給に対する警戒感も次第に強まりそうとも指摘しており、一時的には値幅も方向感も出づらくなる中、妙な緊張感だけは地味に高まりゆく一週間を想定している。 【9:20】総合化学では三菱ケミHDや東ソー、三井化学に引き続き注目~野村  野村証券の素材マンスリーレポートでは、総合化学がサブセクターとして最も有望な投資対象との見方を再確認している。石油化学の需給は総じて堅調な状況が続いている。世界的な需要が堅調であることに加え、エチレンや塩ビなどで大幅な能力増強がない点も、これら石油化学の採算が好調な理由とみている。10-12月期のプラント企業決算から、米国で石化プラント建設の遅延が発生しつつあり、ワーカー確保はより難しくなる可能性もあるため、石化採算好調の長期化もあり得ると野村では考えている。個別では、三菱ケミカルホールディングス(4188)、東ソー(4042)、三井化学(4183)に注目するという見方を不変としている。 【8:45】寄り前気配はイズミ、武蔵銀、ウシオ電、参天薬が高い気配値  主力株の寄り前気配では、イズミ(8273) +6.69%、武蔵銀(8336) +5.94%、ウシオ電(6925) +5.67%、参天薬(4536) +5.30%、不二越(6474) +3.76%、淀川鋼(5451) +3.76%、ホンダ(7267) +3.25%、百五銀(8368) +2.94%、ドン・キホー (7532) +2.84%、西鉄(9031) +2.80%などが高い気配値。  一方、クレセゾン(8253)-23.71%、ネクソン(3659)-22.78%、京セラ(6971) -9.11%、博報堂DY(2433) -6.83%、豊通商(8015) -6.71%、ITHD(3626) -6.29%、協和キリン(4151) -5.85%、みらかHD(4544) -5.15%、北越紀州(3865) -5.05%、ジェイテクト(6473) -5.04%などが安い気配値となっている。
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