前場コメント No.1 横河電機、日鉄住金物産、ポーラオルビス、日立マクセル、三菱商事など
★9:00 横河電機－ＵＢＳが目標株価引き上げ 4Q受注のプラス成長が見えてきた
横河電機<6841.T>が3日続落。ＵＢＳ証券では、4Q受注のプラス成長が見えてきたとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1900円→2050円と引き上げた。
同社の制御受注高は1～2月累計で前年同月比増加したと推測。16年度4Qは会社計画1011億円の達成は不透明だが、3Qに減少幅が大きかったため、ＵＢＳ想定911億円（同2％増）を超過するだけでもポジティブ視される可能性がある。4Q会社計画は今まで投資案件が少なかったアップストリーム向けの増加を示唆しており、内訳も一部変化がうかがえる。競合も米エマソン・エレクトリックは関連事業Automation Solutionsの受注伸び率が1～2月（3カ月移動平均）で前年並みと改善トレンドは同様と指摘。
横河電機<6841.T>が3日続落。ＵＢＳ証券では、4Q受注のプラス成長が見えてきたとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1900円→2050円と引き上げた。
同社の制御受注高は1～2月累計で前年同月比増加したと推測。16年度4Qは会社計画1011億円の達成は不透明だが、3Qに減少幅が大きかったため、ＵＢＳ想定911億円（同2％増）を超過するだけでもポジティブ視される可能性がある。4Q会社計画は今まで投資案件が少なかったアップストリーム向けの増加を示唆しており、内訳も一部変化がうかがえる。競合も米エマソン・エレクトリックは関連事業Automation Solutionsの受注伸び率が1～2月（3カ月移動平均）で前年並みと改善トレンドは同様と指摘。
★9:01 日鉄住金物産－4日続落 三井物産が出資比率引き上げ
日鉄住金物産<9810.T>が変わらずを挟み4日続落。22日付の日経新聞朝刊で、新日鉄住金<5401.T>と三井物産<8031.T>が鉄鋼製品の販売で提携を拡大すると報じられた。
三井物産は2017年度にも日鉄住金物産の出資比率を引き上げるという。鉄鋼業界は中国発の供給過剰や原料高を背景に収益力が低下しているほか、非鉄や複合材との素材間競争も過熱しており、再編を通じ、生き残りを目指すもよう。
なお、日鉄住金物産は22日取引時間前、三井物産による株式の取得および重複する事業を整理し役割分担することに関して検討していることは事実だが、同件は同日開催の取締役会に付議する予定であり、決定次第公表するという。
日鉄住金物産<9810.T>が変わらずを挟み4日続落。22日付の日経新聞朝刊で、新日鉄住金<5401.T>と三井物産<8031.T>が鉄鋼製品の販売で提携を拡大すると報じられた。
三井物産は2017年度にも日鉄住金物産の出資比率を引き上げるという。鉄鋼業界は中国発の供給過剰や原料高を背景に収益力が低下しているほか、非鉄や複合材との素材間競争も過熱しており、再編を通じ、生き残りを目指すもよう。
なお、日鉄住金物産は22日取引時間前、三井物産による株式の取得および重複する事業を整理し役割分担することに関して検討していることは事実だが、同件は同日開催の取締役会に付議する予定であり、決定次第公表するという。
★9:01 ＩＩＦ－2日目も買い気配／マザーズ上場 寄り前5000円
きのう新規上場したが初値の付かなかったインターネットインフィニティー<6545.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる3040円で、差し引き約6万株の買い越し。直前の寄り前気配は5000円程度だった。
同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
きのう新規上場したが初値の付かなかったインターネットインフィニティー<6545.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる3040円で、差し引き約6万株の買い越し。直前の寄り前気配は5000円程度だった。
同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
★9:01 ポーラオルビス－みずほが「中立」へ引き下げ 好材料は株価に織り込まれつつある
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反落。みずほ証券では、「ここまで注目される新製品があっただろうか、ただし好材料は株価に織り込まれつつある」とコメント。投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は9900円→10800円と引き上げた。
主力ブランドの好調な売上推移を受け、今17.12期以降の業績予想を上方修正。17年1月に発売された国内初の厚労省に承認された抗しわ化粧品である「リンクルショット」の初月発売は会社計画比2割増の推移と好調。投資家からの注目も高く、みずほも国内市場成長を2％とみる中、「ポーラ」ブランドの増収率を相対的に高水準な前期比6％と置いているとした。高い配当性向を持するなど、投資家の期待に応えている同社の評価は高水準が許容されるものと思われるが、資生堂が既に同様な承認を得たように、類似品がでてくるのが常の業界であることも意識しなければならないと指摘。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反落。みずほ証券では、「ここまで注目される新製品があっただろうか、ただし好材料は株価に織り込まれつつある」とコメント。投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は9900円→10800円と引き上げた。
主力ブランドの好調な売上推移を受け、今17.12期以降の業績予想を上方修正。17年1月に発売された国内初の厚労省に承認された抗しわ化粧品である「リンクルショット」の初月発売は会社計画比2割増の推移と好調。投資家からの注目も高く、みずほも国内市場成長を2％とみる中、「ポーラ」ブランドの増収率を相対的に高水準な前期比6％と置いているとした。高い配当性向を持するなど、投資家の期待に応えている同社の評価は高水準が許容されるものと思われるが、資生堂が既に同様な承認を得たように、類似品がでてくるのが常の業界であることも意識しなければならないと指摘。
★9:01 日立マクセル－売り気配 日立との資本関係変更で日立グループから独立へ 協力関係は継続
日立マクセル<6810.T>が売り気配。同社は21日に、日立製作所<6501.T>の保有する日立マクセル株式の一部譲渡に伴い両社の資本関係が変更になると発表した。
日立製作所は、日立マクセル株式780万株（議決権所有割合14.76％）を3月22日にＳＭＢＣ日興証券に譲渡する予定。これにより、日立マクセルは日立製作所の持分法適用会社ではなくなる。また、経営の独立性をより明確にするために、17年10月1日付けで商号をマクセルホールディングスに変更する予定。なお、この株式譲渡後も日立製作所と日立マクセルは、蓄電池や自動車関連などの事業分野、研究開発の一部において協力関係を継続するとしている。
日立マクセル<6810.T>が売り気配。同社は21日に、日立製作所<6501.T>の保有する日立マクセル株式の一部譲渡に伴い両社の資本関係が変更になると発表した。
日立製作所は、日立マクセル株式780万株（議決権所有割合14.76％）を3月22日にＳＭＢＣ日興証券に譲渡する予定。これにより、日立マクセルは日立製作所の持分法適用会社ではなくなる。また、経営の独立性をより明確にするために、17年10月1日付けで商号をマクセルホールディングスに変更する予定。なお、この株式譲渡後も日立製作所と日立マクセルは、蓄電池や自動車関連などの事業分野、研究開発の一部において協力関係を継続するとしている。
★9:02 三菱商事－反落 豪州の発電用石炭鉱山の権益売却を検討
三菱商事<8058.T>が反落。22日付の日経新聞朝刊で、同社がオーストラリアにある発電用石炭鉱山の権益を売却する検討に入ったと報じられた。
同社が世界に持つ全権益の3割に当たる規模で、売却額は数百億円の見通しだという。同事業を縮小する一方、鉄鋼用石炭など有望な資源は新たな権益取得を目指すとみられる。
三菱商事<8058.T>が反落。22日付の日経新聞朝刊で、同社がオーストラリアにある発電用石炭鉱山の権益を売却する検討に入ったと報じられた。
同社が世界に持つ全権益の3割に当たる規模で、売却額は数百億円の見通しだという。同事業を縮小する一方、鉄鋼用石炭など有望な資源は新たな権益取得を目指すとみられる。
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