前場コメント No.7 NOK、ミクシィ、CTC、ピジョン、セックなど

2017/03/22(水) 11:30
★9:26  スクウェアエニックス-続落 Nintendo Switch対応「聖剣伝説コレクション」6月発売
 スクウェア・エニックスホールディングス<9684.T>が続落。同社は3月21日の大引け後に、傘下のスクウェア・エニックス(東京都新宿区)が、Nintendo Switch対応ソフト「聖剣伝説コレクション」を、6月1日に発売すると発表した。累計出荷本数600万本を超えるアクションRPGの金字塔「聖剣伝説」シリーズ。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:29  NOK-TIWが「2」継続 株価は妥当なレベル
 NOK<7240.T>が3日続落。投資情報会社のTIWでは、電子機器部品が改善も、株価は妥当なレベルと判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 3Q(10~12月)業績が上期(4~9月)までに比べて改善し、今17.3期通期は中間時点で今期2度目の下方修正となった計画を上回る着地が見込める。また、来18.3期は円安への転換や電子機器部品の収益改善により、増益の公算が大きい。以上から、今17.3期上期を底に業績回復基調が予想されるとした。このため、底堅い株価展開が想定されるが、株価はすでにこうした好材料を織り込み上昇し、今17.3期TIW予想PER18.2倍など指標面から、株価は妥当なレベルと指摘。

★9:30  ミクシィ-4日続伸 チケットキャンプの登録会員数が300万人突破
 ミクシィ<2121.T>が4日続伸。同社は21日に、傘下のフンザが提供するチケットフリマサービス「チケットキャンプ」の登録会員数が3月16日に300万人を突破したと発表した。
 併せて、2016年12月の月次流通総額は約58億円となり、過去最高となったことも発表した。同社は、「チケットキャンプ」の利用者数は引き続き増加傾向にあり、さらなるチケットフリマ市場の拡大を見込んでいるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:34  伊藤忠テクノ-底堅い 共有ソフトで新たな営業・サポートを提案
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が底堅い。22日付の日刊工業新聞で、同社が米IT企業の情報共有ソフトウエアを活用し、新たな営業・サポート方法の提案活動を近く始めると報じられた。
 パソコンやモバイル端末を用い、ビデオ通話や文書データの共有を行えるソフトで、客先とのコミュニケーションを円滑にできるという。同ソフトを介した営業業務や、遠隔地から視覚的に指示できるサポート業務など、直接対面せずに接客できる営業・サポート業務を後押しするとされる。今後の業績への貢献が期待され、軟調な地合いのなかで株価は底堅い推移を見せている。

★9:39  ピジョン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 育児関連の多品種展開に注目
 ピジョン<7956.T>が8日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、育児関連の多品種展開は富裕層需要の恩恵を受けやすいと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3570円→3800円と引き上げた。
 エクイティストーリーは強気を維持。(1)育児関連の多品種マルチブランド展開により中国人需要を獲得、(2)中期的利益成長に応じた高水準の株主還元、以上2点が理由。前17.1期では、中国事業と国内ベビー・ママ事業で計画を上振れた。国内事業は、多品種マルチブランドで展開し、特に中国人顧客向けの需要が継続拡大している。中国国家衛生・計画出産委員会(NHFPC)によると、2016年の出生数は1人っ子政策の緩和により1786万人(前年比+7.9%、同+131万人)と発表されており、同社商品群への需要が増加していると考えるとした。

★9:40  セック-4日続伸  東証二部市場変更記念配当を実施
 セック<3741.T>が4日続伸。同社は21日に、東証二部市場変更記念配当10円を実施することにより、17.3期の期末配当予想を26円→36円に修正すると発表した。年間配当も同額となる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ