後場コメント No.1 カブドットコム、マネックス、シャープ、リボミック、PALTEKなど

2017/03/22(水) 15:00
★12:30  カブドットコム-JPモルガンが目標株価引き上げ 4Q利益は横ばいと推定
 カブドットコム証券<8703.T>が3日続落。JPモルガン証券では、システム関連の一時利益を除くと、4Q利益は前四半期比で横ばいと推定。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は350円→400円と引き上げた。
 配当利回り3%に加えて、4Qに自己株買いが集中していることや、4Q利益に含まれるシステム関連の一時利益の影響で、短期的には投資しやすいとJPモルガンでは説明してきたが、その反動もあり配当落ち日以降は下がりやすい見通し。ただし、MUFGグループへのシステム提供も、これで終了ではなく、今後も継続的に起き得ることや、グループの顧客基盤を活用した戦略展開も図られることを考慮して、目標株価設定上のPERは他のオンライン証券よりも高めにしているとした。

★12:31  マネックスG-続落 自己株式354万2600株を消却へ
 マネックスグループ<8698.T>が続落。同社は22日、自己株式354万2600株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.25%。

★12:31  シャープ-3日続落 「ロボホン」用アプリ開発会社に奨励金
 シャープ<6753.T>が3日続落。22日付の日刊工業新聞で、同社がコミュニケーションロボット「ロボホン」の開発促進を狙い、4月からアプリケーション開発企業向けに販売奨励金制度を始めると報じられた。
 同社が認定するアプリケーション開発パートナー企業が、新しくアプリ開発をしたい企業を見つけてロボホンを売る場合、紹介手数料として本体価格の一部を同社が支払うという。

★12:33  リボミック-後場一時上げ幅を拡大 RNAアプタマーの濃縮過程解析 アプタマー医薬品開発促進へ
 リボミック<4591.T>が後場一時上げ幅を拡大。同社は22日12時に、RNAアプタマーが濃縮される過程を核磁気共鳴分光法(NMR法)によりモニタリングすることに成功したと発表した。
 今後、NMR法を用いてSELEX実験をモニタリングすることによって、SELEX実験の成功率が上がり、アプタマー医薬品の開発が促進されることが期待されるとしている。

★12:37  PALTEK-小高い 企業向けビデオソリューションのHaivision社と販売代理店契約締結
 PALTEK<7587.T>が小高い。同社は22日に、企業向けビデオソリューションのマーケットリーダーであるHaivision社(カナダ モントリオール)と販売代理店契約を締結したと発表した。
 Haivision社製品の採用分野は幅広く、企業内コミュニケーションや遠隔医療、ライブおよびオンデマンドでのビデオ教育、ライブイベントなどの分野で安全で低遅延な映像配信を実現しているという。販売代理店契約締結により、PALTEKは防衛、医療、セキュリティ、映像配信メディア分野に向けて、Haivision社のビデオストリーミングおよびメディア管理ソリューションを提供するとしている。

★12:39  松井証券-JPモルガンが目標株価引き上げ 下期予想配当から想像できる水準と変わらない
 松井証券<8628.T>が続落。JPモルガン証券では、下期予想配当から想像できる水準とあまり変わらないとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は860円→980円と引き上げた。
 3月17日までの日次データからは、3月の1日平均売買代金は2月を4%程度下回っている。この水準が3月末まで続くとすると、4Qの一日信用を除く株式売買代金は前四半期比で2.5%減と推定できる。平均信用残高は同約11%増と推定。これらを元にすると経常利益は同3.4%増。同社では金融商品取引責任準備金の取り崩しが必要になる場合、年度末にまとめて取り崩すため、2016年度は4Qに約3.5億円の取り崩し(特別利益)が想定される。これを踏まえると、当期純利益は30億円と同12.3%増と推定できるとした。


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