中外製薬-小幅高 免疫細胞とがん引き合わせる物質を開発
中外製薬<4519.T>が小幅高。23日付の日経新聞朝刊で、同社ががんの攻撃能力が高い免疫細胞とがん細胞を引き合わせる物質を開発し、ヒトの胃がんなどを移植したマウスで治療効果を確認したと報じられた。
この物質は抗体といい、2本の腕が免疫細胞とがん細胞をたぐり寄せて、双方の距離を近づけるという。米国でまず胃がんや食道がんを中心に臨床試験(治験)を始めたとされ、最新のがん免疫薬が効きにくいがん向けに実用化を目指すもよう。
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