タカラバイオ-3日ぶり反発 ウイルスベクターの大量生産技術の開発に成功
タカラバイオ<4974.T>が3日ぶり反発。同社は23日に、遺伝子・細胞プロセッシングセンター内にあらたにウイルスベクター(ベクター:目的遺伝子を細胞やバクテリアに導入するための分子)製造施設を増設するとともに、独自にウイルスベクターの大量生産技術の開発に成功したと発表した。
近年、日本を含む世界中で遺伝子治療の臨床開発が活発化しており、各種ウイルスベクターの需要が拡大しているという。同社は、今回の遺伝子治療用ウイルスベクターの製造施設の増強や製造技術開発を活かし、再生医療等製品の開発・製造受託支援事業であるCDMO事業をさらに拡大させるとしている。
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