前場コメント No.2 ヒューマンメタボローム、日本電産、大塚HD、コロプラ、テリロジーなど

2017/03/24(金) 11:30
★9:02  オロ-買い気配スタート/マザーズ上場 寄り前3860円
 クラウドERP(統合基幹業務システム)などのオロ<3983.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場した。公開価格2070円の買い気配で始まり、差し引き約30万株の買い越し。直前の寄り前気配は3860円程度だった。
 主幹事は野村証券で公開株数は115万株。自社開発ERPパッケージソフトウエアの提供や保守およびウェブを活用したマーケティング支援事業を手掛けている。

★9:02  HMT-買い気配 次世代バイオマーカー探索に関わる特許技術取得
 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が買い気配。同社は23日に、「イオン源アダプタ」が日本において特許登録されたと発表した。
 この特許技術により、物質によっては50倍以上の高感度を実現できることから、同社のCE-ESメタボローム解析技術を飛躍的に向上させることが可能となり、新たな革新的バイオマーカー発見の可能性を高めることが期待されるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:02  日本電産-小安い 4月から在宅勤務制度と時差出勤制度を導入
 日本電産<6594.T>が小安い。24日付の日経新聞朝刊で、同社の永守重信会長兼社長が、4月から在宅勤務制度と時差出勤制度を導入すると明らかにしたと報じられた。
 同社は「モーレツ主義」を大転換し働き方改革を進めているという。柔軟な働き方へのシフトを本格化させて2020年の「残業ゼロ」達成を目指すとされる。在宅勤務は本社の営業や開発などの千数百人が対象とされ、社員の等級によって月5~8日の上限を設け、育児などの理由で在宅勤務を認めるもよう。

★9:02  大塚HD-底堅い 「ブレクスピプラゾール」統合失調症の適応で欧州医薬品庁が申請受理
 大塚ホールディングス<4578.T>が底堅い。同社は24日8時30分に、子会社である大塚製薬が、「ブレクスピプラゾール」について、成人の統合失調症の適応に関する製造販売承認申請を行い、欧州医薬品庁により受理されたと発表した。
 「ブレクスピプラゾール」は、2015年7月に米国で成人の大うつ病の補助療法と統合失調症の2つの適応で承認され、大塚製薬とルンドベック社がグローバル・アライアンス契約のもと、「REXULTI」という製品名で共同販売を実施している。カナダでも、本年2月に成人統合失調症の適応で承認を取得。また日本では、本年1月に製造販売承認申請をしているという。

★9:03  コロプラ-反落 スマホ向け新作ゲーム『プロ野球バーサス』を今春配信
 コロプラ<3668.T>が反落。同社は3月23日の大引け後に、スマートフォン向け新作ゲーム『プロ野球バーサス』を今春配信すると発表した。公式サイトを公開し、事前登録も開始。
 全国のプレイヤーや友だちと白熱の対戦を楽しめるスポーツアクションゲーム。プレイヤーは好きな球団を選び、さまざまな選手を育てて自分だけのチームを作り、試合に臨む。試合の要所では、実際にプレイヤーがバッティングやピッチングを操作するアクションパートが登場。試合の采配だけでなく、自分の腕前も勝敗の決め手となる。球団や選手はすべて実名で登場するほか、スタジアムなども忠実に再現しているとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:03  テリロジー-売り気配 通期は営業赤字に転落見込み 製造遅れによるトークン納品の期ずれなどで
 テリロジー<3356.T>が売り気配。同社は23日、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の7000万円の黒字から8200万円の赤字(前期は2600万円の黒字)へと引き下げると発表した。
 トークン(ワンタイムパスワード生成機)の仕様変更に伴うメーカー製造の遅れに伴い、トークン22万個のうち6万個は3月末までに納品が完了するものの、残りの16万個の納品は来期にずれ込む見込みとなったことなどにより、売上高が減少することが響く。


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