前場コメント No.1 サイバーエージェント、TASAKI、東芝、三井物産、大和証券など

2017/03/27(月) 11:30
★9:00  サイバーエージェント-JPモルガンが目標株価引き上げ 中期的な投資妙味は依然大きい
 サイバーエージェント<4751.T>が反発。JPモルガン証券では、中期的な投資妙味は依然大きいと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3600円→4000円と引き上げた。インターネットセクターのトップピックとして推奨。
 足元の動向や藤田社長への取材などを踏まえ、業績予想を修正。「Abema TV」の想定以上に順調なユーザー拡大を踏まえて長期予想を見直し、目標株価を上方へ変更。「Abema TV」は、来期以降は徐々にマネタイズを意識した展開が期待され、中長期的なポテンシャルを見極めるためのカタリストになると予想。インターネット広告事業は、動画広告のけん引により成長加速が見られれば再評価される可能性もある。短期株価はゲーム事業の動向に左右されるが、中期的な投資妙味は依然大きいと考えるとした。

★9:00  TASAKI-買い気配 スターダストによる公開買い付けに賛同 買付価格1株2205円 上場廃止へ
 TASAKI<7968.T>が買い気配。同社は24日、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われるスターダスト(東京都港区)による株式公開買い付け(TOB)に賛同の意見を表明するとともに、株主にTOBへの応募を推奨すると発表した。
 TOBの買付価格は1株につき2205円、買付期間は2017年3月27日~2017年5月11日。買付予定数は1430万5602株で、下限は953万7100株。応募数が下限に満たない場合はその全部の買い付けを行わない。
 短期的な業績変動に過度に捉われず、中長期的な視点に立った上で機動的かつ柔軟な意思決定を可能とする経営体制を構築し、MBKパートナーズグループの協力の下、TASAKIの経営陣および従業員が一丸となって、事業の拡大および経営基盤の強化を推進するためとしている。

★9:00  TKP-買い気配スタート/マザーズ上場 寄り前1万1000円
 貸し会議室最大手のティーケーピー<3479.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場した。公開価格6060円の買い気配で始まり、差し引き約25万株の買い越し。直前の寄り前気配は公開価格の倍値近い1万1000円程度だった。
 主幹事は野村証券で公開株数は58万5500万株。貸し会議室の運営を中心として、付随する料飲・オプション・宿泊サービスなどを展開している。

★9:01  東芝-大幅に3日続伸 米WHが連邦破産法11条の適用申請
 東芝<6502.T>が大幅に3日続伸。27日付の日経新聞朝刊で、同社の経営危機の主因である米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)が米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する方針を決めたと報じられた。
 WHが28日にも開く取締役会で正式に決議する見通しだという。WHは適用申請後の支援先として韓国電力公社グループに協力を要請したとされ、実現すれば東芝はWHを連結から切り離すことができ、再建への道が開けるもよう。

★9:01  三井物産-JPモルガンが目標株価引き上げ 次期中計における現金収支に悲観は不要
 三井物産<8031.T>が反落。JPモルガン証券では、鉄鉱石市況の高止まりで高水準のCF創出は続いており、次期中計における現金収支に悲観は不要と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1980円→2050円と引き上げた。
 (1)原油・鉄鉱石市況の先行きや(2)17年以降の新中計における投資や株主還元を含めた現金収支に対する不透明感から、三井物に対する様子見ムードが続く。ただし、鉄鉱石市況は当面高値圏で推移するとみられ、その恩恵は大きい。次期中計では、高水準のCFによる株主還元水準維持とエネルギー分野における成長投資との両立が図られるとみているとし、再評価余地は大きいと指摘した。

★9:02  大和証券G-3日ぶり反落 自己株式5000万株を消却へ
 大和証券グループ本社<8601.T>が3日ぶり反落。同社は24日、自己株式5000万株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.86%。


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