前場コメント No.2 池上通信機、GMB、東映アニメ、山陰合同銀行、パナソニックなど

2017/03/27(月) 11:30
★9:01  池上通信機-売り気配 通期営業赤字転落を見込む 棚卸資産の圧縮による評価損計上で
 池上通信機<6771.T>が売り気配。同社は24日、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の3.0億円の黒字から36.3億円の赤字(前期は3.6億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 4Qに国内および海外における放送事業での設備更新需要増を見込んでいたが、加速化する4K、8K動向の見定めなどにより設備計画の延期が発生した。このことなどにより売上高が当初予想を大幅に下回る見込みとなった。また、棚卸資産の大幅圧縮による評価損を計上する見込みであることも響く。

★9:02  GMB-買い気配 通期営業益を上方修正 不採算取引の見直しなど
 GMB<7214.T>が買い気配。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から26.5億円(前期比5.9倍)へと引き上げると発表した。不採算取引の見直しやコスト削減努力に加え、前半の円高による国内輸入コストの減少などが寄与する。

★9:02  NTTドコモ-底堅い 自己株式5898万株を消却へ
 NTTドコモ<9437.T>が底堅い。同社は24日に、自己株式5898万株を2017年3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.49%。

★9:03  日本通運-底堅い 自己株式4000万株を消却へ
 日本通運<9062.T>が底堅い。同社は24日に、自己株式4000万株を2017年3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は3.85%。

★9:03  東映アニメ-反発 アニソン専門定額配信サービス「ANiUTa」のサービス開始
 東映アニメーション<4816.T>が3日ぶり反発。同社は3月24日の大引け後に、アニメソングを取り扱うレコード会社・関連企業が集まり、新会社としてアニュータ(東京都渋谷区)を設立するにあたり、子会社である東映アニメーション音楽出版が、この新会社に参画すると発表した。
 同日より世界初のアニソン定額配信サービス「ANiUTa(アニュータ)」をリリースし、専用アプリの提供をスタート。アニソンに特化したサービスを創造することで、総合音楽配信サービスでは成し得ない新たな市場を開拓するとした。また、海外でのアニメ&アニソンライブなどの需要拡大を背景に、日本発の音楽配信サービスで世界展開に挑戦するとした。

★9:03  山陰合同銀-反落 自己株式225万株を消却へ
 山陰合同銀行<8381.T>が反落。同社は24日、自己株式225万株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.41%。

★9:04  ロイヤルHD-SBIが新規「やや強気」 ロイヤルホストの月次売上高が回復の気配
 ロイヤルホールディングス<8179.T>が3日ぶり反落。SBI証券では、ロイヤルホストの月次売上高が回復の気配とコメント。投資判断「やや強気」、目標株価2500円として、新規カバレッジを開始した。
 懸念材料だったロイヤルホストの既存店売上高が、2016年12月は前年同月比5.0%増、2017年1月は同5.5%増、2月同3.8%減(うるう年の影響で営業日が前年同月よりも1日減、今年は建国記念の日が土曜日に重なった曜日回りを考慮すれば堅調)と回復の気配を強めている。この4月からはメニューを全面的に刷新し、高付加価値・健康志向がより鮮明となる。ロイヤルホストの既存店売上高の回復は株価のカタリストになると注目。

★9:04  パナソニック-9日ぶり反発 不採算6事業をリストラ 半導体子会社の株式売却など検討
 パナソニック<6752.T>が9日ぶり反発。25日付の日経新聞朝刊で、同社が不採算の6事業を対象に一段のリストラに踏み切ると報じられた。
 18.3期に液晶パネルの生産ラインや半導体事業会社の株式の売却を検討するほか、今春にはデジタルカメラなど3つの事業部を解体して人員を減らすという。


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