前場コメント No.5 セルシード、日本エスコン、太平洋工業、ベルーナ、DeNAなど

2017/03/27(月) 11:30
★9:11  セルシード-4日ぶり反発 MetaTechと細胞シート再生医療事業の台湾での独占的事業提携契約
セルシード<7776.T>が4日ぶり反発。同社は24日に、MetaTech(台湾 新北市)に対して細胞シート再生医療事業に関する台湾での独占的事業提携契約を締結したと発表した。
 この契約の締結により、今後、台湾での細胞シート再生医療事業の開発・事業化は、セルシード支援のもとでMetaTech 社が主体となって推進する。セルシードはこの契約の対価として、食道再生上皮シート・軟骨再生シートそれぞれのMetaTech開発進捗に応じたマイルストーン収入および、開発進捗に対応して提供するセルシード開発・製造関連データ、開発サポート料に対して、最大12億5000万円程度を受領する予定。また、上市(販売)に至った際には売上高に応じた数%程度のロイヤルティ収入を受領する予定としている。

★9:12  クレアHD-小動き アセット不動産と住宅型有料老人ホームの開発販売で業務提携
 クレアホールディングス<1757.T>が小動き。同社は3月24日の大引け後に、子会社であるクレア(東京都港区)およびクレア建設(東京都港区)が、アセット不動産(大阪府枚方市)との間で、住宅型有料老人ホームの開発販売プロジェクトに関する業務提携を締結すると発表した。
 住宅型有料老人ホームの建設業務を請け負い、クレア建設の受注・建設実績を積み上げることができるため。また、プロジェクトの実績を積み重ねながら、住宅型有料老人ホームに係る不動産の売買、リフォーム・メンテナンス業務の請け負い、各種建築材料の販売による収益機会も期待できるなど、さまざまなメリットが見込まれるとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:13  日本エスコン-底堅い 自己株式180万株を消却へ
 日本エスコン<8892.T>が底堅い。同社は24日、自己株式180万株を3月30日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.55%。

★9:14  太平洋工業-TIWが「1」継続 プレス・樹脂製品は堅調でバルブ製品も上向く
 太平洋工業<7250.T>が5日続落。投資情報会社のTIWでは、業績見通し堅調、指標面割安から、投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は来18.3期TIW予想PER13.5倍程度は許容可能と考えて、1880円と算出。
 直前の今17.3期3Q累計(4~12月)決算は、(1)円高の逆風、償却負担増という状況下で2桁営業増益となった、(2)従来予想からの為替影響の改善だけでなく、数量増加を織り込み通期営業利益予想を中間時点に続き上方修正した点などがポジティブ。通期で増益を見込めることになったことに加え、来18.3期以降は過年度の投資が収穫期に入る中、超ハイテン材の加工など自動車軽量化への貢献やTPMS製品(タイヤ空気圧監視システム)の市場拡大などにより堅調な業績が見込めるとの見方に変化はないとした。

★9:14  ベルーナ-反発 株主優待制度を拡充
 ベルーナ<9997.T>が反発。同社は24日、株主優待制度を拡充すると発表した。従来は所有株式数に応じて1000~5000円相当の優待券を贈呈していたが、今後は同額相当の自社取り扱いの食品またはワインを追加するという。

★9:15  DeNA-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績予想を若干保守的に見直し
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が反落。いちよし経済研究所では、キュレーション事業に代わる成長けん引役を早急に作り出す必要があると判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2600円→2500円と引き下げた。
 今17.3期3Q実績(16年10~12月)は利益面で会社計画やいちよしの従前予想を大幅に下回ったが、要因としてはキュレーション事業に関する減損損失39億円を3Qに計上したことによる部分が大きい。今17.3期4Q(17年1~3月)の会社計画は売上収益312億円(前年同期比11%減)、営業利益22億円(同57%減)といちよしの従前予想と比べて保守的な見方となっており、任天堂関連の収益などを慎重に見ている可能性はあるとした。いちよしでも、今後の業績予想を若干保守的に見直すとコメント。


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