後場コメント No.1 パナソニック、関西電力、ライトオン、クレスコ、住友林業など

2017/03/28(火) 15:00
★12:30  パナソニック-ドイツ証が目標株価引き上げ 18.3期以降の利益成長ストーリーに変更なし
 パナソニック<6752.T>が続伸。ドイツ証券では、来18.3期以降の利益成長ストーリーに変更なしとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1500円→1600円と引き上げた。
 今17.3期4Qまでに(減損を含む)構造改革を完了し、来18.3期以降は利益成長フェーズに回帰するとの見方に変更はなし。今17.3期は足もとでの白物家電の販売好調を織り込み、来18.3期以降は太陽電池の海外(北米とアジア)向け出荷数量の増加、構造改革効果を織り込むとした。

★12:30  楽天-3日ぶり反発 「環境価値」「ネガワット」の私設取引プラットフォーム創設
 楽天<4755.T>が3日ぶり反発。同社は27日、グローバルエンジニアリング(福岡市)と、「環境価値」と「ネガワット」の私設取引プラットフォーム創設に向けて共同で取り組むことに合意したと発表した。
 今回の合意に基づき、両社は今秋に「J-クレジット」「排出権」「非化石証書」などの「環境価値」や「ネガワット」の取引を行うための私設取引プラットフォームを国内で初めて創設する予定だという。これにより、各取引でのオープンな価格設定を実現し、取引活性化や各分野でのイノベーティブな技術の導入促進を目指す。

★12:31  関西電力-反発 新会社「関電トレーディングシンガポール」設立
 関西電力<9503.T>が反発。同社は27日、液化天然ガス(LNG)の調達と販売の強化を目的とした「関電トレーディングシンガポール」を設立すると発表した。
 世界での主要なLNGマーケットのうち、アジアを含める太平洋エリアでは、近年、シンガポールが取引の中心拠点となり、売主や買主、トレーダーなどが集まる情報の集積地となっている。新会社の設立で、現地で情報収集のためのネットワークを拡げ、直接やりとりをすることで、価値や時期で同社のニーズに合った契約を確保する考え。新会社は4月に設立し、同社での大部分のスポット契約を取り扱う予定であり、LNGの調達と販売の両面で、競争力につなげるという。

★12:32  ライトオン-後場売り気配 通期営業益を下方修正 持ち越し商品消化による売上総利益減で
 ライトオン<7445.T>が後場売り気配。同社は28日11時30分に、17.8期通期の連結営業損益予想を従来の12.5億円の黒字から20.0億円の赤字(前期は37.3億円の黒字)へと引き下げると発表した。売上高の減少、持ち越し商品および前年の売れ筋を踏襲した商品の徹底的な消化を図るための売上総利益の減少が響く。
 併せて発表した17.8期上期(8月21日-2月20日)の営業利益は2.3億円(前年同期比92.0%減)だった。上期の会社計画は4.5億円だったので、着地は下振れた。売上動向が鈍かったことで、値下げロスが増加し、売上総利益が減少したことが響いた。

★12:35  クレスコ-4日ぶり反発 期末配当金を29円に増配
 クレスコ<4674.T>が4日ぶり反発。同社は27日に、17.3期の期末配当予想を26円→29円(前期は27円)に修正すると発表した。年間配当は52円→55円(前期は50円)となる。

★12:40  住友林業-ドイツ証が目標株価引き上げ 米国買収効果を業績予想に織り込む
 住友林業<1911.T>が反発。ドイツ証券では、米国エッジ・ホームズ買収効果を業績予想に織り込むとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1490円→1530円と引き上げた。
 国内事業の低迷を海外事業で補う形が継続。この背景には、相対的に割安な価格で米国住宅会社に投資することができたためと推察。しかし、同業他社が同様な戦略を採用、今後は取得競争が厳しくなる可能性があると指摘。エッジ・ホームズ・グループの持ち分70%を取得した点を織り込み、業績予想を修正。


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