前場コメント No.11 安川電機、東洋合成、ハニーズ、FFRI、ローソンなど

2017/03/29(水) 11:30
★10:09  サン電子と安川電-高い AR活用業務支援で提携
 サン電子<6736.T>と安川電機<6506.T>が高い。29日付の日刊工業新聞で、サン電子が拡張現実(AR)技術による業務支援ソリューション事業「エースリアル」で安川電機と提携すると報じられた。
 サン電子は独自の眼鏡型ウエアラブル端末(スマートグラス)やソフトウエア、ネットワークサービスを組み合わせ同事業を秋から本格展開するという。安川電機の知見を生かし、特に産業機械の保全業務用に製品・技術の完成度を高めるとされる。19.3期にスマートグラス換算で1万台の販売を目指すもよう。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★10:11  オープンハウス-反落 プロ野球 大谷翔平選手と広告出演契約
 オープンハウス<3288.T>が反落。同社は3月28日の大引け後に、プロ野球 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手と広告出演契約を締結したと発表した。4月1日より、大谷選手が出演するCMの放送を開始する。

★10:13  東洋合成-大幅反落 通期最終益を下方修正 役員退職慰労引当金の追加計上などで
 東洋合成工業<4970.T>が大幅反落。同社は28日に、17.3期通期の純利益予想を従来の1億2000万円から2000万円(前期比95.7%減)に引き下げると発表した。役員退職慰労引当金の追加計上に伴う特別損失2億5200万円の発生、および税効果会計の適用による法人税等調整額1億6300万円の発生などが響く。

★10:21  トリケミカル-続伸 設備投資を積極化と報道 3年間で2倍超の約40億円を投資
 トリケミカル研究所<4369.T>が続伸。3月29日付け化学工業日報で、同社が設備投資を積極化すると伝えられた。
 計画では20.1期までの3年間で、過去3年間の2倍超となる約40億円を投資する。主に海外展開や半導体向け新規材料の生産対応、既存製品設備の生産・開発体制再構築などに充てるもの。特に半導体向け新規材料は「昨年までの設備投資分は全て埋まっており、生産する余地がない」(太附聖社長)状況にあり、山梨県上野原市の本社工場隣接地にある上野原第2工場の新棟建設などが中心になる見込みと報じられた。

★10:22  ハニーズHD-反落 3Q累計44%営業減益 新什器導入で販管費増加
 ハニーズホールディングス<2792.T>が反落。同社は28日、17.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益が5.5億円(前年同期比44.1%減)だったと発表した。
 国内で、消費マインドの低迷が響いたほか、新しい什器を導入したことで販管費が増加した。

★10:26  FFRI-5日ぶり反発 北米子会社設立 北米で「FFRI yarai」販売へ
 FFRI<3692.T>が5日ぶり反発。同社は28日に、未知の脅威から効果的にシステムを守る「FFRI yarai」の北米での販売を行う目的で、新たに子会社を設立すると発表した。
 今期業績に与える影響は軽微だが、北米のサイバー・セキュリティ市場は国内市場の約10倍の規模と推定されている他、未知脅威対策製品に対するニーズが高まる中で、競合となる製品の普及が限られていることなどから、中長期的に同社の企業価値の向上に資するとしている。

★10:37  ローソン-もみ合い 大阪市営地下鉄の構内に出店 ファミマやポプラから切り替え
 ローソン<2651.T>がもみ合い。同社は3月28日、大阪市営地下鉄の谷町九丁目、天満橋、天王寺、駒川中野の4駅の構内にコンビニエンスストアを開業。構内のコンビニすべてがローソンになると、29日付け読売新聞・朝刊で伝えられている。
 8月上旬までに計44店舗を順次オープンさせる予定。これまで構内で運営していたファミリーマートとポプラは契約切れとなり、すべてローソンに切り替わる。ローソンは、市交通局に年間4億6800万円の使用料を支払うと報じられている。


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