オンコリス-買い気配 ワシントン大学発バイオ企業プレシジョンと資本業務提携締結
オンコリスバイオファーマ<4588.T>が買い気配。同社は29日に、アデノウィルスを基としたジカウィルスなど新興感染症ワクチンの研究開発に特化した、米ワシントン大学発バイオ企業プレシジョン(米国ミズーリ州)との間で、資本業務提携を締結すると発表した。
世界トップクラスのアデノウィルス改変技術を有するプレシジョンと提携することで、オンコリスが国内外で研究開発を推進するデロメライシン(CBP-301)をはじめとする「遺伝子改変アデノウィルスを用いたがんのウィルス療法」に加え、「重症感染症」ラインナップに治療法のない熱帯病ワクチンを追加し、将来的なビジネスチャンスの拡大につなげるとしている。同社は、プレシジョン社が発行する普通株式を50万ドルで取得、議決権比率は約14%となる見込み。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ