前場コメント No.1 エフピコ、東芝、オールアバウト、森永乳業、住友精化など

2017/03/31(金) 11:31
★9:00  エフピコ-買い気配 野村が「Buy」へ引き上げ 独自商品によるシェア上昇と物流の強みを評価
 エフピコ<7947.T>が買い気配。野村証券では、独自商品によるシェア上昇と物流の強みを評価。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を4650円→6090円と引き上げた。
 同社は(1)特に市場成長が見込めるレンジ対応の食品容器に強みがあり、 (2)自社で物流機能を保有しているため、物流費の上昇局面では競合と比較してコスト競争力があることから、中期EPS成長率が年率10%と高い。18.3期基準PER でRN Large (除く金融)平均16倍に対して30%程度のプレミアムでの評価は妥当と判断。株価は直近6カ月でTOPIXを26%アンダーパフォームし、16年秋以降のナフサ価格上昇による原料高はすでに株価に織り込まれ、今後は18.3期以降の数量増、シェア拡大が注目されると考えるとした。

★9:00  東芝-買い気配 米ファンドなどが半導体事業で2兆円提示
 東芝<6502.T>が買い気配。31日付の日経新聞朝刊で、同社の半導体メモリー事業について、米投資ファンドのシルバーレイク・パートナーズ、米半導体大手のブロードコムが2兆円の買収額を提案したと報じられた。
 東芝は新会社株式の過半を売却し、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の法的整理に伴う巨額損失を埋めるとみられる。

★9:00  ネットマーケ-買い気配スタート/JASDAQ上場 寄り前1500円
 アフィリエート広告や出会い系アプリのネットマーケティング<6175.T>はきょう、東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場に新規上場した。公開価格1140円の買い気配で始まり、差し引き約27万株の買い越し。直前の寄り前気配は1500円程度だった。
 主幹事はSBI証券で公開株数は110万4000株。広告主企業に対し、アフィリエート広告を用いたマーケティング活動を行う広告事業や恋愛マッチングサービスなどの運営を行うメディア事業を展開している。

★9:00  オールアバウト-買い気配 日本テレビと提携 コンテンツ開発や情報サービスで連携
 オールアバウト<2454.T>が買い気配。同社は3月30日の大引け後に、日本テレビ放送網(東京都港区)との間で資本・業務提携契約を締結すると発表した。
 Aアバウトの主要株主であるリクルートホールディングスとヤフーから、それぞれが所有する株式の一部を市場外の相対取引により日本テレビに譲渡する。リクルートから169万5000株、ヤフーから169万株、発行済み株式総数に対する割合25.01%を予定。新たなコンテンツ開発や情報サービスの提供、EC事業(インターネットショッピング)の拡大などで連携する。

★9:01  森永乳業と森永製菓-売り気配 経営統合の検討終了
 森永乳業<2264.T>と森永製菓<2201.T>が売り気配。両社は30日、経営統合に関する現時点での検討を終了すると発表した。
 両社それぞれの事業戦略への注力により、経営基盤の強化を図っていくことを最優先すべきという結論に至ったという。

★9:01  住友精化-買い気配 通期営業益を上方修正 高吸水性樹脂の販売が計画上回る
 住友精化<4008.T>が買い気配。同社は30日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の90億円から100億円(前期比35.1%増)へと引き上げると発表した。高吸水性樹脂の販売が計画を上回っていることに加え、 外国為替相場が想定より円安で推移したことが寄与する。

★9:01  ユーザロカル-2日目も買い気配/マザーズ上場 寄り前1万1300円
 きのう新規上場したが初値の付かなかったユーザーローカル<3984.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる6770円で、差し引き約16万株の買い越し。直前の寄り前気配は1万1300円程度だった。
 同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。


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