前場コメント No.7 UACJ、クレアHD、東京ドーム、東京建物、NPCなど

2017/03/31(金) 11:31
★9:20  UACJ-反落 増資による希薄化/アルミ地金市況上昇を予想に反映 「中立」継続
 UACJ<5741.T>が反落。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続、業績および発行済み株式数の修正に伴い、目標株価は320円→310円と引き下げた。
 今回の増資および劣後ローンの発行に伴い、格付け上のD/Eレシオは1.35倍前後となる見通しで、18.3期末1.33倍との中計目標に近づくことになり、同社のバランスシートリスクはいったん後退する見込み。今後は赤字が続き立ち上げ/収益貢献が当初予定より遅れているタイの損益の持続的な改善、および北米における自動車用アルミパネル材のJVの立ち上がりなどを確認する必要があるとした。

★9:21  クレアHD-急騰 アセット不動産との業務提携に基づく建設工事受注 受注金額約22億円
 クレアホールディングス<1757.T>が急騰。30日に、アセット不動産との業務提携に基づく建設工事9件を受注と発表した。
 今回受注した9件は、住宅型有料老人ホームの開発販売プロジェクトに関する業務提携契約に基づき建設工事を初めて請負うものであり、今回の受注を皮切りに着実に建設実績を積み上げ、アセット不動産とのパートナーシップを強化していくとしている。なお、受注金額は約22億円。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:22  東京ドーム-SBIが「強気」へ引き上げ 中期的に良好な事業環境が続く
 東京ドーム<9681.T>が3日ぶり反発。SBI証券ではこのほど、中期的に良好な事業環境が続くとみて、投資判断を「やや強気」→「強気」と引き上げている。目標株価は1360円→1310円と引き下げた。
 今18.1期および来19.1期業績予想を見直し。従来想定していた以上にコンサートグッズの販売が好調に推移していることや、指定管理者としての新規運営受託案件が増えていることから、売上高予想を増額。利益面では、スパラクーアのリニューアル(2017年9月上旬~10月上旬の間、約1ヵ月間休業)、熱海後楽園ホテルみさき館の営業終了(2016年8月31日)、東京ドームホテル札幌(2017年4月末で営業終了)などの影響を精査したことで微調整。

★9:24  レッド・プラネット-4日ぶり反落 上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄へ
 レッド・プラネット・ジャパン<3350.T>が4日ぶり反落。同社は30日に、2013年9月期から2016年12月期まで4期連続して営業利益および営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなったことから、上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄となったと発表した。
 同社グループは、2017年12月期における営業利益または営業キャッシュ・フローの黒字化に向けて、徹底した販管費の見直しを行いコスト削減に取り組むとともに、ホテル事業に全ての経営資源を集中させ、同事業の強化に一層努めるとしている。

★9:27  東京建物-大和が目標株価引き下げ 19.12期の目標数値達成に現実味が増してきた
 東京建物<8804.T>が反発。大和証券では、19.12期の目標数値達成に現実味が増してきたとして、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は2300円→2100円と引き下げた。17.12期は高採算マンションの売上計上により、21%営業増益を予想。19.12期の目標値である営業利益500億円は達成可能と判断。株価は17.12期末大和予想NAV倍率で0.56倍の水準と指摘。

★9:27  エヌ・ピー・シー-反発 上期最終黒字転換 利益率の高い改造案件の上期集中で
 エヌ・ピー・シー<6255.T>が反発。同社は30日に、17.8期通期の連結純損益予想を従来の3.4億円の黒字から1.3億円の黒字(前期は1.2億円の赤字)へと引き下げると発表した。固定資産の譲渡による売却損予定額2億円を減損損失として特別損失に計上することが響く。
 一方、17.8期上期(9-2月)の連結純損益予想を従来の3.2億円の赤字から1.5億円の黒字(前期は2.6億円の赤字)へと引き上げた。利益率の高い改造案件が上期に集中したことなどが寄与する。


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