前場コメント No.1 モノタロウ、東芝、象印マホービン、関西ペイント、桜井製作所など

2017/04/03(月) 11:30
★9:00  サマンサタバサ-売り気配 前期営業益を下方修正 仕入抑制による機会損失の発生などで
 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が売り気配。同社は3月31日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の10.6億円から0.5億円(前期比97.5%減)に引き下げると発表した。
 在庫水準の適正化を目的とした仕入の抑制を継続推進したことによる機会損失の発生や生産物流に納期出荷遅延が生じたことによる機会損失の発生、アパレル事業のさらなる構造改革およびブランド整理に伴う店舗数の減少などが響く。

★9:00  モノタロウ-買い気配 MSMUFGが「OW」へ引き上げ プレミアムを許容する条件が整っている
 MonotaRO<3064.T>が買い気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、プレミアムバリュエーションを許容する条件が整っていると判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を3200円→4000円と引き上げた。コア銘柄として推奨。
 1~2月の受注状況からコア顧客の中小事業者に加え、大企業向けに対してもB2B ECの需要は強く推移すると予想。昨年の下方修正に反して、今年は上期から会社計画を3~4%程度上回ると予想。下期にフル稼働する物流センターのマージン改善と受注拡大の貢献が来年度フル寄与する期待値も高まる。長期の視点でみると、MSMUFGでは新物流センターによりもたらされるグロースが同社の高いバリュエーションをサポートし得ると考えているとし、現在株価には十分にその効果が織り込まれていないと考えているとした。

★9:00  東芝-売り気配 決算発表3回目の延期の公算 監査法人が15年度決算について疑義
 東芝<6502.T>が売り気配。ロイターは1日、東芝の2016年度第3四半期(4-12月)決算について、提出期限の今月11日の発表が難しくなり、延期する公算が大きくなっていると報道した。
 同報道では、今年度から同社の監査を担当しているPwCあらた監査法人が、15年度決算について疑義を指摘しているという。延期なら3回目となる。複数の関係筋が1日、明らかにしたとしている。

★9:00  象印マホービン-売り気配 1Qは19.4%営業減益 円高進展で海外売上高目減り
 象印マホービン<7965.T>が売り気配。同社は31日、17.11期1Q(12-2月)の連結営業利益が46.8億円(前年同期比19.4%減)だったと発表した。
 円高進展による海外売上高の円換算額減少の影響が大きかったほか、国内でも炊飯ジャーを中心に売上高が前年を下回った。広告宣伝・販売促進活動の強化や情報システム更新に伴う償却費の発生で、販管費も増加した。

★9:01  関西ペイント-買い気配 野村が「Buy」へ引き上げ インドでの高い競争力と需要回復に注目
 関西ペイント<4613.T>が買い気配。野村証券では、インドでの高い競争力と需要回復に注目。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を1900円→3000円と引き上げた。
 インドやアジア、アフリカの売上拡大やコスト削減により、今18.3期~20.3期のEBITDAの年率成長率は11%と、グローバル塗料平均同7%を上回る見込み。一方、今18.3期予想基準のEV/EBITDA13倍は同平均14倍を若干下回る水準であり、魅力が大きいと判断。同社の成長力を考慮すると同16倍程度の評価は可能と考え、目標株価を3000円と算出。同社の相対株価と連動性が高いインドの非耐久消費財は、高額紙幣使用停止の悪影響がなくなることなどで、今後改善が期待でき、株価上昇のカタリストになると指摘。

★9:01  桜井製作所-買い気配 上限2万株・1000万円の自己株取得枠を設定
 桜井製作所<7255.T>が買い気配。同社は31日、上限2万株・1000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は4月3日~5月31日。上限2万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は0.50%。


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