前場コメント No.9 UMNファーマ、薬王堂、ショーワ、武蔵精密、タキヒヨーなど

2017/04/03(月) 11:30
★9:39  UMNファーマ-急落 債務超過により上場廃止に係る猶予期間入り
 UMNファーマ<4585.T>が急落。同社は3月31日に、2016年12月期において、債務超過となったことから、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となったと発表した。
 連結上の債務超過を早急に解消すべく、グループ体制の再編により、債務超過の主な原因であったUNIGENを事業譲渡し非連結化する。今後においても同社単体として債務超過に陥ることを回避するとともに、中長期的な経営基盤の安定のために、収益確保・事業拡大を目指すとしている。

★9:41  薬王堂-反落 前期営業益を上方修正も材料出尽くしで
 薬王堂<3385.T>が反落。同社は31日、17.2期通期の営業利益予想を従来の29.7億円から31.8億円(前期比19.9%増)へと引き上げると発表した。既存店の売上高が順調に推移したほか、販管費コントロールも奏功した。しかし、材料出尽くしで売り優勢となっている。

★9:41  ショーワ-SMBC日興が目標株価引き上げ バリュエーションディスカウント終了
 ショーワ<7274.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、投資評価「2(中立)」を継続も、バリュエーションディスカウント終了で、目標株価は900円→1000円と引き上げた。
 同社では塩谷プルービンググラウンド見学会を開催。杉山社長はプレゼンで社是にある「最高の技術と品質」を取り上げ、前17.3期2Qのリコール発生を反省するとともに、今後の品質確保に強い決意と自信を表明、リコール再発の可能性は低いと判断。よって、バリュエーションのディスカウントは終了、他のホンダ系サプライヤー同様PER10倍による目標株価算定が妥当とし、目標株価を1000円に引き上げるとした。なお、同社スタンスとして今18.3期ガイダンスは保守的水準が提示されることも想定され、決算後は一時的に株価が弱含む可能性があるとの見方を示した。

★9:42  ジェイテック-もみ合い 「優良派遣事業者」に認定
 ジェイテック<2479.T>がもみ合い。同社は3月31日の大引け後に、指定審査機関より、「優良派遣事業者」として認定を受けたと発表した。厚生労働省から委託を受けた認定機関により指定された審査機関から受けたもの。

★9:43  武蔵精密-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 18.3期は大幅増益を予想
 武蔵精密工業<7220.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、武蔵精密本体の好調で今18.3期は大幅増益を予想。投資判断「Overweight」を継続、営業利益予想を下方修正もバリュエーションの見直しで、目標株価を3050円→3200円と引き上げた。
 アッセンブリィ製品拡大や今17.3期3Qから連結化したHay Groupとのシナジー効果による、四輪事業を軸とした中長期的な成長が続くとする考えに変更はないとして、現状の株価は今後の業績拡大を十分織り込んでいないと判断。武蔵精密本体の利益予想は、アジア、南米での利益予想の引き上げを主因に上方修正し、連結営業利益は引き続き大幅増益を予想するとした。

★9:46  タキヒヨー-底堅い 今期18%営業増益見込む 前期は56%減益着地
 タキヒヨー<9982.T>が底堅い。同社は31日、18.2期通期の連結営業利益予想を13.0億円(前期比18.1%増)にすると発表した。
 17.2期通期の営業利益は11.0億円(前の期比56.2%減)と、従来計画14.5億円を下振れた。主力事業であるレディスアパレルの卸売で、秋冬シーズン以降、カットソー・ボトムス・ニットなどのアイテムが苦戦した。

★9:45  リンテック-4日続落 今期12%営業増益との観測 半導体向け粘着テープ好調
 リンテック<7966.T>が4日続落。1日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期は、連結営業利益が17.3期推定比12%増の190億円程度になりそうだと報じられた。
 スマートフォンなどに使われる半導体向け粘着テープが好調に推移するという。シャンプー容器などのラベルに使う粘着製品も中国や東南アジアで伸びるとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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