前場コメント No.11 総合メディカル、京王、ANA、ミルボン、ウッドフレンズなど

2017/04/03(月) 11:30
★9:57  総合メディカル-野村が目標株価引き上げ 医療モール・病院支援などで社会インフラへ
 総合メディカル<4775.T>が続伸。野村証券では、医療モール・病院支援・薬局展開で社会インフラへとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5600円→5800円と引き上げた。
 前17.3期に終了した現中期経営計画の進ちょくや、今18.3期から20.3期の新中期経営計画の内容から、野村では、同社が医療モール開発、病院経営支援の拡充、地域の社会インフラとしての調剤薬局展開を3本柱に、医療費抑制政策が続く中で必要な社会インフラとなり持続的な成長ができると予想。新中計では、20.3期に医療モール200件(17.3期末75 件見込み)、病院経営支援37件(同5件)、薬局数812件(同674件)、3期間の設備投資200億円を掲げる。長期目標として、機能分化が進む病院の病床再編コンサルと地域住民のための医療モール・薬局・介護・生活支援が一体となった「日本型ヘルスケアビジネス」を全国で展開することを会社は目指すと注目。

★10:03  メディカルネット-急落 3Q累計営業益15%増も通期計画据え置きを嫌気
 メディカルネット<3645.T>が急落。同社は3月31日に、17.5期の3Q累計(6-2月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比14.6%増)だったと発表した。通期計画1.1億円を超過するも上方修正されなかったことが嫌気され、株価は大きく下落している。
 ポータルサイト運営事業において、主力サイトの「インプラントネット」や「矯正歯科ネット」の売上高が前年比で増加したことなどが寄与した。

★10:04  京王-SMBC日興が目標株価引き上げ 次の成長に向けた種まきのステージ
 京王電鉄<9008.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、次の成長に向けた種まきのステージとみて、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は990円→1000円と引き上げた。
 当面は次の成長に向けた種まきのステージと認識。同社は2020年東京オリンピックなどに向けて、ホテル事業拡大などインバウンドの取り込みを進めている。インバウンドビジネスや沿線価値向上については、検討段階や投資段階のものが多く、2020年度頃に向けた刈り取りの成果を見極める局面と判断。
 業績予想は下方修正。下方修正を行った主要なセグメントは流通業とレジャー・サービス業。流通業においては、百貨店業の売り上げおよび利益を慎重な見方に見直すとした。

★10:11  ANA-反発 長期発行体格付けを「A-」→「A」 見通しは「安定的」に変更
 ANAホールディングス<9202.T>が4日ぶり反発。格付け会社の日本格付研究所(JCR)は3月31日の大引け後に、同社の長期発行体格付けを「A-」→「A」に、格付けの見通しを「ポジティブ」→「安定的」に変更すると発表した。
 国際線旅客事業がけん引し、全体の収益力が向上。需給動向に応じた機材繰りや省燃費機材の投入などにより、国内線旅客事業の収益体質も強化されている。リスクイベント時における影響には引き続き留意する必要があるものの収益力が高まっている上、リスクバッファーとなる自己資本を拡充できており、財務耐久力も増している。財務諸指標は改善が進んでおり、今後も良好な水準を維持できると見込まれるとした。

★10:12  ミルボン-急落 1Q営業益15%減 ゆめが丘工場増設に伴う売上原価の増加などで
 ミルボン<4919.T>が急落。同社は3月31日に、17.12期の1Q(12月21日-3月20日)の連結営業利益は7.9億円(前年同期比14.9%減)だったと発表した。ゆめが丘工場増設に伴う売上原価の増加などが響いた。

★10:16  ウッドフレンズ-急反落 3Q累計93%営業増益も材料出尽くしで
 ウッドフレンズ<8886.T>が急反落。同社は31日、17.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益が6.5億円(前年同期比93.2%増)だったと発表した。
住宅事業で、販売効率が向上したほか住宅建築のコスト改善活動が進んだこと、建設資材の外販量が増加したことなどが寄与した。しかし株価は、材料出尽くしで大きく下落している。


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