後場コメント No.3 アルテック、鹿島、日本プロセス、大和ハウス、鳥貴族など

2017/04/03(月) 15:00
★12:53  アルテック-大幅続落 1Q営業赤字縮小も赤字継続 プリフォーム事業の減収などで
 アルテック<9972.T>が大幅続落。同社は3月31日に、17.11期の1Q(12-2月)の連結営業損益は0.9億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)だったと発表した。プリフォーム事業が、前期において中国およびインドネシアの連結子会社の撤退を意思決定したことなどにより減収となったことなどが響いた。

★12:54  日本写真印刷-みずほが目標株価引き上げ 為替や歩留まりが不透明要因
 日本写真印刷<7915.T>が3日続落。みずほ証券では、OLED用タッチセンサーへの期待は高いが、為替や歩留まりが不透明要因として、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2500円→2800円と引き上げた。
 今17.12期から出荷が始まると推測されるOLED用タッチセンサーの業績貢献期待は高いと考えられるが、生産過程での歩留まりや為替変動が不透明要因。みずほの試算では、今17.12期営業利益に対する為替のインパクトは対米ドル1円の円高で約7億円のマイナス、来18.12期で約14億円のマイナスで、為替感応度が高い状況が継続すると想定。みずほの業績予想見直しに伴い、目標株価を2800円に修正。

★12:58  鹿島-ドイツ証が目標株価引き上げ 17.3期会社計画の上方修正は発表済み
 鹿島<1812.T>が続伸。ドイツ証券では、前17.3期会社計画の上方修正は発表済みとして、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は810円→815円と引き上げた。
 業績は好調に推移しているが、工事損失引当金の減少も限界に近付いており、今期並みの完成工事粗利益率を来期以降も計上することは困難と判断。
 公共事業における設計労務単価は2012年比で39%高い水準にあり、ピークであった1997年度の94.5%レベルまで回復。建設セクターの業況が大幅に改善した発端は、この設計労務単価の上昇にあり、ドイツ証では、17年度も伸び率は鈍化したものの、単価が上昇したことはポジティブであるとみているとした。

★13:02  日本プロセス-8日続伸 創立50周年で記念配当実施 3Q累計は33%営業減益
 日本プロセス<9651.T>が8日続伸。同社は31日、従来17.5円としていた期末配当金予想を32.5円まで引き上げると発表した。創立50周年を迎え、記念配当を実施するもの。年間合計額は50円(前期は35円)。
 17.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は2.5億円(前年同期比32.8%減)だった。請負開発が多い特定情報システムと制御システムの交通関連で、4Qに検収される案件が多いことに加え、全社的に前期と比較して売り上げが4Qに偏重傾向であること、自動車システムの車載情報システムで機種開発が収束していることなどが響いた。

★13:02  大和ハウス-ドイツ証が目標株価引き上げ 18.3期予想に売却益を織り込む
 大和ハウス<1925.T>が反落。ドイツ証券では、来18.3期予想に売却益を織り込むとコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は3050円→3100円と引き上げた。
 第2四半期決算時に通期の営業利益計画が2550億円→2800億円と引き上げられており、順調な業況であると判断。今18.3期業績については、大和ハウスリート投資法人などへの物件売却益として300億円を業績予想に織り込むとした。

★13:07  鳥貴族-エースが目標株価引き下げ 今期見通しの下振れと来期以降の改善を見込む
 鳥貴族<3193.T>が続伸。エース経済研究所では、投資判断「強気」を継続も、今期見通しの下振れと来期以降の改善を見込み、目標株価を2900円→2800円と引き下げた。
 エースでは、2Qの進ちょくおよび今後の施策などを勘案して、今17.7期業績予想を下方修正。出店計画の見直しや、足元の収益性悪化と今後の改善、第2四半期に計上された営業外の移転補償金6900万円を加味し、会社計画を下回ると予想。
 今後はタッチパネルの導入をはじめとした「オペレーションの工夫」により、人件費の増加を抑えつつサービスの向上に努めるとしている。エースでは、こうした同社の方針を評価するとともに、収益性の改善が進む公算は大きいと考えているとした。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ