前場コメント No.2 キユーピー、Ｅガーディアン、ＪＸＴＧ、あすか製薬、アイロムＧなど
★9:01 トレンドマイクロ－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き上げ 高い配当性向が株価の支え
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、高い配当性向が株価の支えとみて、投資評価を「3（アンダーパフォーム）」→「2（中立）」と引き上げた。目標株価は4700円を継続。
現在の収益の大半を占めるウィルススキャン製品は、世界的に縮小傾向にある個人向けだけでなく、企業向けも減少する可能性が高く、特にクラウド化の進展が、クライアント単位で課金するウィルススキャン製品の需要の減少を加速させる要因となる。一方、買収を通して総合サイバーセキュリティを目指す戦略は、順調に進ちょく。2009年に買収した北米企業Third Brigadeの技術によるサーバー／データセンター向け製品の成長が期待され、2016年に買収したTippingPointを活用したネットワークセキュリティ製品の強化、標的型攻撃対策の「Deep Discovery」も注目されるとした。
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、高い配当性向が株価の支えとみて、投資評価を「3（アンダーパフォーム）」→「2（中立）」と引き上げた。目標株価は4700円を継続。
現在の収益の大半を占めるウィルススキャン製品は、世界的に縮小傾向にある個人向けだけでなく、企業向けも減少する可能性が高く、特にクラウド化の進展が、クライアント単位で課金するウィルススキャン製品の需要の減少を加速させる要因となる。一方、買収を通して総合サイバーセキュリティを目指す戦略は、順調に進ちょく。2009年に買収した北米企業Third Brigadeの技術によるサーバー／データセンター向け製品の成長が期待され、2016年に買収したTippingPointを活用したネットワークセキュリティ製品の強化、標的型攻撃対策の「Deep Discovery」も注目されるとした。
★9:01 キユーピー－売り気配 1Qは28％営業増益 付加価値品の伸張やコスト改善で
キユーピー<2809.T>が売り気配。同社は3日、17.11期1Q（12-2月）の連結営業利益が55.8億円（前年同期比28.2％増）だったと発表した。
付加価値品の伸張やコスト改善に加え、前年1Qに発生した減価償却方法の変更に伴う残存簿価の一括償却の影響などで、増益となった。
キユーピー<2809.T>が売り気配。同社は3日、17.11期1Q（12-2月）の連結営業利益が55.8億円（前年同期比28.2％増）だったと発表した。
付加価値品の伸張やコスト改善に加え、前年1Qに発生した減価償却方法の変更に伴う残存簿価の一括償却の影響などで、増益となった。
★9:01 イー・ガーディアン－買い気配 上期営業益を上方修正 ソーシャルサポートでの大型案件獲得で
イー・ガーディアン<6050.T>が買い気配。同社は3日に、17.9期上期（10-3月）の連結営業利益予想を従来の2.6億円から3.5億円（前期比47.1％増）へと引き上げると発表した。既存取引先の件数増加などによりゲームサポートの売り上げが好調だったことや、ソーシャルサポートにおける大型案件の獲得などが寄与する。
イー・ガーディアン<6050.T>が買い気配。同社は3日に、17.9期上期（10-3月）の連結営業利益予想を従来の2.6億円から3.5億円（前期比47.1％増）へと引き上げると発表した。既存取引先の件数増加などによりゲームサポートの売り上げが好調だったことや、ソーシャルサポートにおける大型案件の獲得などが寄与する。
★9:02 ＪＸＴＧ－3日ぶり反発 設備投資の最大3割削減を検討
ＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が3日ぶり反発。4日付の日経新聞朝刊で、同社が今後3年間の設備投資について「ＪＸＨＤ時代の1兆3000億円から2～3割減らす」と述べ、海外での原油など資源開発分を圧縮すると報じられた。一方で、強みを持つ石油精製・販売事業でアジア市場への進出を加速するという。
ＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が3日ぶり反発。4日付の日経新聞朝刊で、同社が今後3年間の設備投資について「ＪＸＨＤ時代の1兆3000億円から2～3割減らす」と述べ、海外での原油など資源開発分を圧縮すると報じられた。一方で、強みを持つ石油精製・販売事業でアジア市場への進出を加速するという。
★9:02 あすか製薬－ＳＢＩが「強気」へ引き上げ 成長トレンド予想に変化なし
あすか製薬<4514.T>が5日ぶり反発。ＳＢＩ証券では、成長トレンド予想に変化なしとして、投資評価を「やや強気」→「強気」と引き上げた。目標株価は2025円。
同社は今17.3期業績予想に関し、利益予想の修正を発表。営業利益予想は18億円から15億円へ3億円下方修正された。ただし、これはＳＢＩの想定以上に開発が進ちょくし、研究開発費が計画を6.7億円上回ったことが要因。ＳＢＩでは利益が回復トレンドにあるとの見方に変化はないとした。
ＳＢＩが注目している16年11月29日に販売開始した肝性脳症治療薬「リフキシマ」については、1000人の市販後調査（使用後3カ月間のデータをもとに安全性などを確認）への取り組みを活発化している段階。17年3月下旬で採用施設は1000施設近くとなり、大学病院についても81大学のうち39大学で採用されたもようで、順調に進んであると指摘。
あすか製薬<4514.T>が5日ぶり反発。ＳＢＩ証券では、成長トレンド予想に変化なしとして、投資評価を「やや強気」→「強気」と引き上げた。目標株価は2025円。
同社は今17.3期業績予想に関し、利益予想の修正を発表。営業利益予想は18億円から15億円へ3億円下方修正された。ただし、これはＳＢＩの想定以上に開発が進ちょくし、研究開発費が計画を6.7億円上回ったことが要因。ＳＢＩでは利益が回復トレンドにあるとの見方に変化はないとした。
ＳＢＩが注目している16年11月29日に販売開始した肝性脳症治療薬「リフキシマ」については、1000人の市販後調査（使用後3カ月間のデータをもとに安全性などを確認）への取り組みを活発化している段階。17年3月下旬で採用施設は1000施設近くとなり、大学病院についても81大学のうち39大学で採用されたもようで、順調に進んであると指摘。
★9:02 アイロムＧ－買い気配 米国メイヨー・クリニックとのiPS細胞作製技術に関するライセンス契約締結
アイロムグループ<2372.T>が買い気配。同社は3日に、子会社であるＩＤファーマが、同社が所有するCytoTune-iPSを用いて米国ミネソタ州に本部を置く総合病院メイヨー・クリニックがiPS細胞を作製し、そのiPS細胞由来の分化細胞などを研究用製品として供給・販売することなどを許諾する契約を締結したと発表した。
ＩＤファーマはメイヨー・クリニックに対して、同病院がCytoTune-iPSの技術を用いてiPS細胞を作製すること、それにより得られたiPS細胞を分化させること、それらにより得られたiPS細胞や分化細胞を内部研究、研究を目的とした販売および細胞作製受託サービスに用いることについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾した。これによりＩＤファーマはメイヨー・クリニックから、契約一時金および細胞等販売額・受託サービス収入に対するロイヤリティを受け取るとしている。
アイロムグループ<2372.T>が買い気配。同社は3日に、子会社であるＩＤファーマが、同社が所有するCytoTune-iPSを用いて米国ミネソタ州に本部を置く総合病院メイヨー・クリニックがiPS細胞を作製し、そのiPS細胞由来の分化細胞などを研究用製品として供給・販売することなどを許諾する契約を締結したと発表した。
ＩＤファーマはメイヨー・クリニックに対して、同病院がCytoTune-iPSの技術を用いてiPS細胞を作製すること、それにより得られたiPS細胞を分化させること、それらにより得られたiPS細胞や分化細胞を内部研究、研究を目的とした販売および細胞作製受託サービスに用いることについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾した。これによりＩＤファーマはメイヨー・クリニックから、契約一時金および細胞等販売額・受託サービス収入に対するロイヤリティを受け取るとしている。
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