前場コメント No.7 ファナック、川崎重工業、メドレックス、エンバイオ、西松屋チェーンなど
★9:27 ファナック－ジェフリーズが「BUY」へ引き上げ 次のステージへ向かう
ファナック<6954.T>が反発。ジェフリーズ証券では、次のステージへ向かうとコメント。投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価を18500円→28000円と引き上げた。
投資スタンスを強気へ変更。背景は、（1）同社営業利益の40～50％を占めるFA（工場自動化）部門の利益をけん引するCNC（コンピュータ数値制御）システムの顧客である、工作機械産業の需要が17.3期で底打ち、18.3期に本格回復する見込み、（2）18.3期に同社利益のV字回復の確度が昨年より高まったとし、同社営業利益のジェフリーズ予想は市場コンセンサスを13％上回る、（3）スマホセクター向け同社のロボマシン事業は、構造的な需要後退局面にあると株式市場に認識されつつあり、今後は何らかのポジティブなニュースが出ればサプライズになり得よう、（4）同社利益のコンセンサス予想額の増額修正が株価の上昇基調を支える、（5）2017年末にかけて同社の人工知能関連製品の利益寄与が明確化される公算など。
ファナック<6954.T>が反発。ジェフリーズ証券では、次のステージへ向かうとコメント。投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価を18500円→28000円と引き上げた。
投資スタンスを強気へ変更。背景は、（1）同社営業利益の40～50％を占めるFA（工場自動化）部門の利益をけん引するCNC（コンピュータ数値制御）システムの顧客である、工作機械産業の需要が17.3期で底打ち、18.3期に本格回復する見込み、（2）18.3期に同社利益のV字回復の確度が昨年より高まったとし、同社営業利益のジェフリーズ予想は市場コンセンサスを13％上回る、（3）スマホセクター向け同社のロボマシン事業は、構造的な需要後退局面にあると株式市場に認識されつつあり、今後は何らかのポジティブなニュースが出ればサプライズになり得よう、（4）同社利益のコンセンサス予想額の増額修正が株価の上昇基調を支える、（5）2017年末にかけて同社の人工知能関連製品の利益寄与が明確化される公算など。
★9:29 川重－底堅い 枝など堆肥にする機械の製造事業に参入 神戸鋼子会社から買収
川崎重工業<7012.T>が底堅い。5日付の日経新聞朝刊で、同社が切り落とした公園の植木の枝などを堆肥にする機械の製造・販売事業に参入すると報じられた。
神戸製鋼所<5406.T>子会社から枝や廃木材をすりつぶす植繊機の事業を買収するという。川崎重工は子会社で枝などを砕く破砕機を手掛けており、植繊機と組み合わせて売り込めるようにするとされる。将来は海外の肥料化設備の受注もめざすもよう。
川崎重工業<7012.T>が底堅い。5日付の日経新聞朝刊で、同社が切り落とした公園の植木の枝などを堆肥にする機械の製造・販売事業に参入すると報じられた。
神戸製鋼所<5406.T>子会社から枝や廃木材をすりつぶす植繊機の事業を買収するという。川崎重工は子会社で枝などを砕く破砕機を手掛けており、植繊機と組み合わせて売り込めるようにするとされる。将来は海外の肥料化設備の受注もめざすもよう。
★9:33 メドレックス－急騰 助成金900万円を受領 特別利益に計上へ
メドレックス<4586.T>が急騰。同社は4日に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）による「2015年度追加実証・用途開拓研究支援事業～サンプルづくり支援事業」の助成金900万円を受領し、特別利益に計上すると発表した。なお、この助成金については、17.12期の業績予想に織り込み済みとしている。
メドレックス<4586.T>が急騰。同社は4日に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）による「2015年度追加実証・用途開拓研究支援事業～サンプルづくり支援事業」の助成金900万円を受領し、特別利益に計上すると発表した。なお、この助成金については、17.12期の業績予想に織り込み済みとしている。
★9:33 住友ゴム－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 17.12～18.12期営業利益予想を上方修正
住友ゴム<5101.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、足元の原材料市況前提などを反映し、業績予想を修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1600円→1700円と引き上げた。
今17.12期営業利益予想を593億円（従来：550億円）、来18.12期を同692億円（同642億円）へと修正。原材料である天然ゴムは今17.12期平均で190セント/kg、ブタジエンは2000ドル/トンの前提に基づくとした。
住友ゴム<5101.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、足元の原材料市況前提などを反映し、業績予想を修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1600円→1700円と引き上げた。
今17.12期営業利益予想を593億円（従来：550億円）、来18.12期を同692億円（同642億円）へと修正。原材料である天然ゴムは今17.12期平均で190セント/kg、ブタジエンは2000ドル/トンの前提に基づくとした。
★9:33 エンバイオ－底堅い タイにおける事務所開設に向け現地に準備室設置
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が底堅い。同社は4日に、タイ・バンコク市内で事務所を開設するため、現地に準備室を設置すると発表した。
東南アジア初の土壌・地下水汚染関連法案である工業省令が2016年10月26日に施行されたことに伴い、環境調査、浄化用機器販売をはじめ事業のさらなる拡大を目指し、タイ・バンコク市内にオフィスを開設する。これにより、タイをはじめとするASEAN諸国における既存顧客へのサポート体制の充実並びに顧客情報の収集、市場調査などマーケティング体制の強化を図っていくとしている。
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が底堅い。同社は4日に、タイ・バンコク市内で事務所を開設するため、現地に準備室を設置すると発表した。
東南アジア初の土壌・地下水汚染関連法案である工業省令が2016年10月26日に施行されたことに伴い、環境調査、浄化用機器販売をはじめ事業のさらなる拡大を目指し、タイ・バンコク市内にオフィスを開設する。これにより、タイをはじめとするASEAN諸国における既存顧客へのサポート体制の充実並びに顧客情報の収集、市場調査などマーケティング体制の強化を図っていくとしている。
★9:36 西松屋チェーン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 18.2期増益確度は高いが競争環境注視
西松屋チェーン<7545.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、前17.2期下期失速で今18.2期の増益確度は高いが、競争環境注視するとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1500円→1450円と引き下げた。
前17.2期業績および3月度SSS（月次売上高）を反映し、業績予想を減額。ＳＭＢＣ日興予想では、（1）18.2期以降のSSSは±0％と18.2期会社計画+0.9％より慎重に想定、（2）同店舗純増数は17.2期並みの20店（同会社計画は40店と出店加速想定）、（3）粗利率は17.2期から続く値入改善効果が続くと考え、前年比+0.8ppt（同計画は+0.3ppt）、19.2期以降は平準化し+0.3pptと想定。売上高は会社計画以下も、粗利率の改善を想定し、今18.2期は会社計画並みの営業利益86億円を予想。それ以降は、粗利率改善が軽微となり、低増益にとどまると予想。
西松屋チェーン<7545.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、前17.2期下期失速で今18.2期の増益確度は高いが、競争環境注視するとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1500円→1450円と引き下げた。
前17.2期業績および3月度SSS（月次売上高）を反映し、業績予想を減額。ＳＭＢＣ日興予想では、（1）18.2期以降のSSSは±0％と18.2期会社計画+0.9％より慎重に想定、（2）同店舗純増数は17.2期並みの20店（同会社計画は40店と出店加速想定）、（3）粗利率は17.2期から続く値入改善効果が続くと考え、前年比+0.8ppt（同計画は+0.3ppt）、19.2期以降は平準化し+0.3pptと想定。売上高は会社計画以下も、粗利率の改善を想定し、今18.2期は会社計画並みの営業利益86億円を予想。それ以降は、粗利率改善が軽微となり、低増益にとどまると予想。
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