〔Market Flash〕3月の衣料専門店は天候要因が厳しかったが今後の回復に期待~野村

2017/04/05(水) 10:22
【10:15】3月の衣料専門店は天候要因が厳しかったが今後の回復に期待~野村  野村証券では衣料専門店の3月の月次動向を受けてリポートしている。3月は低気温で春物出足が不振であったが、新しい商品・サービスは好調で、今後の回復に期待が残るとコメントしている。スタートトゥデイ(3092)やユナイテッドアローズ(7606)などではネット販売が加速した。ニトリホールディングス(9843)やファーストリテイリング(9983)を筆頭に、しまむら(8227)も含め、機動力を高めるサプライチェーン改革にも注目している。野村では、SPA型専門店は為替影響を受けながらも粗利率が高いと指摘しており、雇用改善や働き方改革による人手不足の環境下、人件費や物流費の増加よりも増収効果のほうが重要と考えている。 【9:45】低迷が続くインジウム市況~SMBC日興  SMBC日興証券では、多くの金属市況が上昇するなかで、インジウム市況の低迷が続いていると指摘している。インジウムはフラットディスプレイの透明導電膜向け用途が80%程度で、需要は年平均4%程度で成長が続いているが、2012年から2014年にかけて、中国で投機的な買い付けが行われたとのこと。投機目的を除いたベースの世界の需要は2016年で1600トンレベルとみられるが、2014年末までに中国では在庫が3468トンになっており、この在庫が潜在的な供給圧力になっているとSMBC日興では推測している。また、DOWAホールディングス(5714)はインジウムの生産を行い、三井金属鉱業(5706)はITOターゲット材の材料として用いており、インジウム市況の変動が両社の業績に与える影響は大きいとコメントしている。 【9:20】米国自動車販売 SUBARUは相対的に強い需要が続いている~みずほ  みずほ証券では、3月の米国自動車販売データのレポートの中で、在庫はやや多い状態が続いていることを指摘している。業界の在庫回転日数データは72日と、前月の73日に対しては改善したが、前年同月の65日に比べて長期化している。そのような中、日系メーカーでは、SUBARU(7270)の在庫回転日数が38日と少なく、相対的に強い需要が続いていると推察している。トヨタ(7203)と日産(7201)の在庫回転日数はともに61日と、しっかりコントロールされていると捉えている。一方、ホンダ(7267)は76日、マツダ(7261)は78日と、長めの在庫回転日数となっているとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はコムシスHD、東海カ、ブラザー、クボタが高い気配値  主力株の寄り前気配では、コムシスHD(1721) +4.75%、東海カ(5301) +4.26%、ブラザー(6448) +4.14%、クボタ(6326) +3.96%、きんでん(1944) +3.96%、豊通商(8015) +3.89%、シマノ(7309) +3.73%、HOYA(7741) +3.65%、特殊陶(5334) +3.59%などが高い気配値。  一方、紀陽銀(8370) -5.21%、応化工(4186) -5.17%、イズミ(8273) -4.38%、広島銀(8379) -3.87%、八十二(8359) -2.76%、アダストリア(2685) -2.75%、CTC(4739) -2.62%、テレビ朝日(9409) -2.52%、アズビル(6845) -2.43%、セイノーHD(9076) -2.40%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ