〔Market Flash〕タクマは3年続いた三角保ち合いを上放れ二段目の上昇波動へ移行~SMBC日興

2017/04/05(水) 13:16
【13:15】タクマは3年続いた三角保ち合いを上放れ二段目の上昇波動へ移行~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルレポートでは、タクマ(6013)を取り上げている。株価は足元の上昇で2014年1月の高値1119円を上抜き、3年間続いた三角保ち合いを離脱して、新たな上昇波動―中勢二段目の上昇波動―へ移行した可能性が高まったと考えている。同様の波動構成から2013年の高値を上抜いて、既に上昇波動が拡大しているジャストシステム(4686)やニプロ(8086)などと同様、今後は上昇波動が拡大する公算が大きいとみている。当面1250円どころ、先行き1570~1630円、もしくは2110円どころへ上昇する可能性があると想定している 【12:45】朝鮮半島のリスクが増大する可能性に要注意~みずほ  みずほ証券のFXデイリーレポートでは、今朝7時すぎに、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射した報じられた直後にドル円は上下に振れたが、10銭程度ながら円安方向に動いたことは興味深いとコメントしている。これまではリスク回避の文脈で円高となることが多かったが、北朝鮮の軍事的な脅威が現実味を増すなか、今回は円安材料として認識されたと捉えている。米中首脳会談の前日に北朝鮮がミサイル発射実験を行ったということは、中国に対する意思表示とも受け止められるため、北朝鮮問題を巡る米中協議の行方には留意したいとしている。トランプ大統領は米国単独でも北朝鮮に対処するとの考えを表明しており、朝鮮半島に関するリスクが増大する可能性には要注意と警鐘を鳴らしている。 【10:55】高炉の老朽化更新投資は続く、恩恵を受ける銘柄は?~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、新日鉄住金(5401)やJFEホールディングス(5411)の中期経営計画では老朽化更新投資が設備投資の中心的な役割を担っているが、老朽化更新投資はこの先も続くと考えている。これまでに比べるとペースこそ緩やかだがコークス炉の更新は続く可能性が高く、加えて熱風炉がテーマになると予想している。三菱UFJMSでは、熱風炉の老朽化更新投資が実現すれば、コークス炉で恩恵を受けた銘柄と同様の銘柄が、さらに恩恵を受ける可能性が高いとみている。耐火物や築炉では黒崎播磨(5352)、品川リフラクトリーズ(5351)、また築炉関連では、日鉄住金テックスエンジ(非上場)や山九(9065)への恩恵を見込んでいる。 【10:15】3月の衣料専門店は天候要因が厳しかったが今後の回復に期待~野村  野村証券では衣料専門店の3月の月次動向を受けてリポートしている。3月は低気温で春物出足が不振であったが、新しい商品・サービスは好調で、今後の回復に期待が残るとコメントしている。スタートトゥデイ(3092)やユナイテッドアローズ(7606)などではネット販売が加速した。ニトリホールディングス(9843)やファーストリテイリング(9983)を筆頭に、しまむら(8227)も含め、機動力を高めるサプライチェーン改革にも注目している。野村では、SPA型専門店は為替影響を受けながらも粗利率が高いと指摘しており、雇用改善や働き方改革による人手不足の環境下、人件費や物流費の増加よりも増収効果のほうが重要と考えている。 【9:45】低迷が続くインジウム市況~SMBC日興  SMBC日興証券では、多くの金属市況が上昇するなかで、インジウム市況の低迷が続いていると指摘している。インジウムはフラットディスプレイの透明導電膜向け用途が80%程度で、需要は年平均4%程度で成長が続いているが、2012年から2014年にかけて、中国で投機的な買い付けが行われたとのこと。投機目的を除いたベースの世界の需要は2016年で1600トンレベルとみられるが、2014年末までに中国では在庫が3468トンになっており、この在庫が潜在的な供給圧力になっているとSMBC日興では推測している。また、DOWAホールディングス(5714)はインジウムの生産を行い、三井金属鉱業(5706)はITOターゲット材の材料として用いており、インジウム市況の変動が両社の業績に与える影響は大きいとコメントしている。 【9:20】米国自動車販売 SUBARUは相対的に強い需要が続いている~みずほ  みずほ証券では、3月の米国自動車販売データのレポートの中で、在庫はやや多い状態が続いていることを指摘している。業界の在庫回転日数データは72日と、前月の73日に対しては改善したが、前年同月の65日に比べて長期化している。そのような中、日系メーカーでは、SUBARU(7270)の在庫回転日数が38日と少なく、相対的に強い需要が続いていると推察している。トヨタ(7203)と日産(7201)の在庫回転日数はともに61日と、しっかりコントロールされていると捉えている。一方、ホンダ(7267)は76日、マツダ(7261)は78日と、長めの在庫回転日数となっているとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はコムシスHD、東海カ、ブラザー、クボタが高い気配値  主力株の寄り前気配では、コムシスHD(1721) +4.75%、東海カ(5301) +4.26%、ブラザー(6448) +4.14%、クボタ(6326) +3.96%、きんでん(1944) +3.96%、豊通商(8015) +3.89%、シマノ(7309) +3.73%、HOYA(7741) +3.65%、特殊陶(5334) +3.59%などが高い気配値。  一方、紀陽銀(8370) -5.21%、応化工(4186) -5.17%、イズミ(8273) -4.38%、広島銀(8379) -3.87%、八十二(8359) -2.76%、アダストリア(2685) -2.75%、CTC(4739) -2.62%、テレビ朝日(9409) -2.52%、アズビル(6845) -2.43%、セイノーHD(9076) -2.40%などが安い気配値となっている。
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