前場コメント No.4 ジンズ、アイリッジ、あかつき本社、ミナトHD、アダストリアなど

2017/04/06(木) 11:30
★9:04  ジンズ-3日ぶり反発 3月度既存店売上高1%増 「スリムエアフレーム(ふんわり)」が堅調
 ジンズ<3046.T>が3日ぶり反発。同社は5日の大引け後に、3月度月次売上状況(速報)を発表し、既存店売上高は前年同月比0.9%増、全店では同5.1%増となった。
 3月1日から価格変更したことに伴い、購入しやすくなった機能性商品「JINS SCREEN」の販売本数が好調に推移したほか、3月2日より販売しているスポット商品の「スリムエアフレーム(ふんわり)」や「ソリッドエアフレーム(しっかり)」が堅調に推移した。

★9:05  アイリッジ-買い気配 1:2の株式分割を実施
 アイリッジ<3917.T>が買い気配。同社は5日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。4月30日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:05  あみやき亭-いちよしがフェアバリュー引き上げ 18.3期の業績予想水準を見直し
 あみやき亭<2753.T>が4日ぶり反落。いちよし経済研究所では、今18.3期の業績予想水準を見直し。レーティング「A」を継続、フェアバリューを5000円→5300円と引き上げた。
 牛肉市況上昇に対応して、同社では原価率抑制のため、セントラルキッチンでのロス率削減などを進めていた。同社の原価率は11.3期の36.6%から、16.3期37.5%、前17.3期は37.6%と悪化傾向。足もとの国産牛の市況は需要減を背景に低下傾向。いちよしでは、今18.3期の原価率を前回の37.6%から今回36.8%と予想。求人費用などのコストアップは続く見込みで人件費の上昇(人件費比率は前期比0.5%ポイント悪化すると予想)を見込むものの、原価率の改善により、今18.3期営業利益見通しは前回予想に対して若干上方修正するとした。

★9:05  あかつき本社-買い気配 今期営業益12億円見込む 株主への新株予約権の無償割り当ても発表
 あかつき本社<8737.T>が買い気配。同社は5日に、18.3期通期の連結営業損益予想を12.0億円の黒字と発表した。当期においては、特に不動産投資関連のコンサルティング収益11億円が見込まれ、不動産関連事業全体としての営業収益は185億円を見込んでいる。また、証券関連事業の営業収益は33億円を見込んでいるため。
 併せてこれまで未定としていた17.3期通期の連結営業損益について5.0億円の赤字(前期は3.1億円の黒字)となる見込みであると発表した。決算日を経過していることから、概算の見込数値を開示することとした。
 また、株主に対して新株予約権(非上場)の無償割り当てを行うことも発表した。

★9:06  ミナトHD-急騰 日本ジョイントソリューションズ株式会社の子会社化
 ミナトホールディングス<6862.T>が急騰。同社は5日に、ウェブサイトの構築や広告の制作プロデュースなどを行う日本ジョイントソリューションズ(東京都新宿区)の発行済株式を100%取得し、子会社化すると発表した。
 ミナトHDはグループ会社のイーアイティーにおいてシステムソリューション事業を展開しており、日本ジョイントソリューションズの子会社化により、両社が 協業して一層の開発体制強化につなげるとしている。

★9:07  アダストリア-いちよしがフェアバリュー引き下げ 中期的に次の成長のための投資が続く
 アダストリア<2685.T>が続落。いちよし経済研究所では、中期的に次の成長のための投資が続くと想定。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3800円→2700円と引き下げた。
 今18.2期の設備投資計画は168億円(前期80億円)。国内外合わせて121店の出店(退店は57店)計画や、システム投資、物流投資などを予定している。投資に当てるため今期も有価証券の売却益約37億円を計上する予定。20.2期までの3カ年で400億円の投資を予定。出店、新規事業、新ブランドへの投資、基幹システム、ECと店舗の在庫一元化やグローバルECのシステム構築、これに対応する物流投資などであるが、M&A(合併・買収)などの案件しだいでは、さらに投資が増える可能性もあるとした。


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