前場コメント No.3 シーズメン、ふくおか、ダイセキ、メドレックス、日本ガスなど

2017/04/07(金) 11:30
★9:02  シーズメン-買い気配 ネクスグループとの資本業務提携契約締結
 シーズメン<3083.T>が買い気配。同社は6日に、ネクスグループ<6634.T>と資本業務提携を実施することおよび、ネクスグループとのパートナーシップの構築に向け、ネクスグループを割当先とする第三者割当による自己株式の処分を行うことを発表した。
 今回の資本業務提携先であるネクスグループは、傘下に雑貨小売チェーン、情報サービス業など多様なグループ企業をもっている。シーズメンと雑貨小売業であるチチカカなどのグループ各社で協力体制を構築することにより、品揃えの多様化、品質の向上、効率的な店舗運営などを進めることができるとしている。今回、シーズメンが保有する普通株式18万5400株(発行済株式総数に対する所有割合19.01%)を自己株式処分によりネクスグループが取得する。

★9:04  ふくおか-CSが「NEUTRAL」へ引き上げ のれん代の一時償却で減配リスク後退
 ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が8日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、のれん代の一時償却で減配リスクが後退したと判断。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価は480円→530円と引き上げた。
 子銀行ののれん代一括償却に伴う増益、資本効率改善を評価。ふくおかののれん代償却は年間90億円に達し、前17.3期会社予想当期利益の20%を超えていた。今回の一時償却により、今18.3期以降の当期利益に90億円が加算され、配当金が業績に連動する目安テーブルを用いるふくおかにとって、減配リスクの軽減につながるという面で評価できると指摘。

★9:04  ダイセキ-3日続伸  今期営業益18%増見込む 積極的な技術開発などで
 ダイセキ<9793.T>が3日続伸。同社は6日に、18.2期通期の連結営業利益予想を83.8億円(前期比17.6%増)と発表した。積極的な技術開発や設備投資を実行することなどにより、事業の拡大を図るとしている。なお、営業利益・経常利益は過去最高益を更新する計画。
 併せて発表した、17.2期通期の連結営業利益は71.2億円(前期比9.2%減)だった。主力事業である工場廃液の中間処理・リサイクル業が、年度前半に、低迷する国内工業生産の影響による受注の伸び悩み、かつ原油安の影響により、製造するリサイクル燃料価格が大幅に下落するなど、厳しい外部環境にさらされたことなどが響いた。

★9:04  メドレックス-買い気配 通期営業赤字縮小見込む インド社と提携で一時金収入
 メドレックス<4586.T>が買い気配。同社は6日、17.12期通期の連結営業損益予想を従来の14.2億円の赤字から12.6億円の赤字(前期は13.4億円の赤字)へと引き上げると発表した。
 米国で開発中のれん性麻痺治療貼付剤MRX-4TZTについて、インドの製薬会社Ciplaの米国100%子会社であるCipla USAとの間で、世界的な開発・販売ライセンス契約を締結し、契約に伴う一時金収入を研究開発等収入として計上する見通しになった。

★9:04  都市ガス3社-JPモルガンが日本ガスを新規「OW」 東京ガス・大阪ガスは「Neutral」
 JPモルガン証券では、都市ガス事業者は当面上昇カタリストに欠ける展開と想定。ガス3社のカバレッジ開始。
 関東圏においてLPガス事業のシェアを確立しており、今後都市ガスにおいても攻勢が期待できる日本ガス<8174.T>を「Overweight」とした。公益セクターにおける群を抜く株主還元は評価できるが、当面の業績期待が持てないため、東京ガス<9531.T>を「Neutral」。昨今、新・中計を発表した大阪ガス<9532.T>は関西でのガス事業における競争激化に加えて、21.3期に向けた中計期間における株主還元政策での改善が見込めないため「Neutral」とした。
コード 銘柄   投資判断    目標株価
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8174  日本ガス Overweight   4000円
9531  東京ガス Neutral     530円
9532  大阪ガス Neutral     410円


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