前場コメント No.4 フルスピード、野村不動産、パナソニック、東京海上、OSJBなど

2017/04/07(金) 11:30
★9:04  フルスピード-売り気配 債権の取立不能または取立遅延のおそれ 債権額4.8億円
 フルスピード<2159.T>が売り気配。同社は6日に、取引先であるグロワール・ブリエ(東京都港区)およびミスプレミアム(東京都港区)が4月5日付けで東京地方裁判所より破産開始の決定を受けたため、同社および同社関連会社に対する債権につき、取立不能または取立遅延のおそれが生じたと発表した。
 同社および同社関連会社に対する債権は、売掛債権で4億8101万1645円。この債権の一部については貸倒引当金繰り入れを計上しているが17.4期の業績予想に与える影響については現在精査中であり、修正が必要となる場合は速やかに開示するとしている。

★9:05  野村不HD-8日ぶり反発 サービス付き高齢者住宅事業に参入
 野村不動産ホールディングス<3231.T>が8日ぶり反発。7日付の日経新聞朝刊で、同社がサービス付き高齢者住宅(サ高住)事業に参入すると報じられた。
 1人または夫婦で暮らす高齢者らを対象にした賃貸住宅で、健康増進を目指すエクササイズを提供するのが特徴だという。健康志向の高まりを背景に、高齢者らの潜在需要を取り込むとされる。今後10年で40棟、合計5000戸分の供給を目指すもよう。

★9:05  パナソニック-反発 工業炉の高温排気を浄化・再利用する排気熱循環システム開発
 パナソニック<6752.T>が4日ぶり反発。同社は4月6日の大引け後に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、従来捨てられていた工業炉の排気熱エネルギーを高温のまま高効率に再利用する排気熱循環システムを開発したと発表した。
 このシステムは、高温排気中に含まれる不要な微粒子に電界を利用して高効率に分離除去し、浄化した排気を再度炉内に戻して利用するもの。リフロー炉に実装し、500時間以上の連続運転で微粒子の集塵率91%、排気熱エネルギー回収効率75%を達成したとしている。

★9:05  東京海上-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 他社との格差が縮小している
 東京海上ホールディングス<8766.T>が4日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、他社との格差が縮小しているとみて、投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」と引き下げた。目標株価は4750円→5280円と引き上げた。
 順調な海外利益の成長を背景に業績予想を上方修正。他社に先駆けて新しい分野に投資してきた実績の優位性は存在するが、国内損保事業でのMS&ADホールディングスとSOMPOホールディングスの収益力改善も著しく、ここ数年で格差は縮小した。ROE、RoNAV、特にROEの水準の格差は縮小。米国を中心とした海外事業の買収による日本への新サービスの導入や地域的なリスク分散では同社は先んじているが、これは株価に反映されていると考えるとした。

★9:06  フィスコ-反発 フィスコ仮想通貨取引所がシンワアートオークションと資本業務提携
 フィスコ<3807.T>が反発。同社は6日に、グループ企業であるフィスコ仮想通貨取引所が、シンワアートオークション<2437.T>と資本業務提携を行うことを発表した。
 今回の提携は、シンワアートオークションがフィスコ仮想通貨取引所の株式を取得するほか、仮想通貨に関する実証実験や共同開発、ブロックチェーン技術を使った美術品の登録システムの実証実験や共同開発も進める予定という。なお、今回の資本業務提携に伴って発生する実証実験や共同開発においては、フィスコのグループ会社で仮想通貨に関するインテグレーターであるカイカ<2315.T>がシステム面における支援を担当するとしている。

★9:06  OSJB-8日ぶり反発 通期営業益を上方修正 受注環境好転や工事採算性向上で
 OSJBホールディングス<5912.T>が8日ぶり反発。同社は6日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の26.0億円から28.0億円(前期比32.8%減)へと引き上げると発表した。建設事業で、受注環境の好転や工事採算性の向上などが寄与した。


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