後場コメント No.2 三菱電機、ダイフク、放電精密、LIXILG、タカキューなど

2017/04/07(金) 15:00
★12:48  MS&AD-CSが目標株価引き上げ 割安なバリュエーションが続く
 MS&ADホールディングス<8725.T>が4日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、割安なバリュエーションが続くと判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価は3930円→4755円と引き上げた。
 足元の状況を背景に、業績予想を修正。前17.3期は政策株の売却益増加、豪金利の上昇によるMVA負担の低減が会計利益にはポジティブに働いた。今18.3期はMS Amlinの回復で増益を予想するとしたが、この増益はまだ株価に反映されていないと想定。

★12:49  三菱電機-底堅い JAXAから「技術試験衛星9号機」のプライムメーカーに選定
 三菱電機<6503.T>が底堅い。同社は7日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「技術試験衛星9号機」のプライムメーカーに選定され、通信の高速大容量化に対応した世界最先端の衛星バス技術開発に向けた設計に着手したと発表した。
 今後、同技術を活用して国際商用衛星市場での競争力を強化し、同社の衛星ラインアップを拡充することで、2021年度の技術試験衛星9号機の打ち上げ後に商用通信衛星の年間2機の受注を目指すという。今後の業績への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。

★12:55  ダイフク-水戸が目標株価引き上げ 直近で評価が高まっている
 ダイフク<6383.T>が反発。水戸証券では、直近で評価が高まっていると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2600円→3200円と引き上げた。
 今18.3期は売上高3700億円(+16%)、営業利益285億円(+27%)を予想。前回12月に予想した売上高3450億円、営業利益260億円から上方修正。前17.3期末受注残高は2300億円規模(16.3期末1957億円)と推察され、好調な期中受注や円安見通しも業績拡大に寄与する見込み。世界的eコマースの設備投資拡大、人手不足解消や生産性向上への投資、半導体設備投資などが引き続き見込まれるとした。

★12:56  放電精密-大幅に3日続落 今期10%営業増益見込むも市場予想を大きく下回る
 放電精密加工研究所<6469.T>が変わらずを挟み大幅に3日続落。同社は6日、18.2期通期の連結営業利益予想を4.2億円(前期比10.1%増)にすると発表した。市場予想は9.2億円。
 なお、2月17日に発生した成田事業所の爆発火災事故に関連し、今後取引先に対する補償または費用の負担が発生する可能性があるが、上記の業績予想には織り込んでいないという。
 17.2期通期の営業利益は3.8億円(前の期比3.0倍)だった。得意先への取引深耕に努めた一方、経費の見直しや生産効率の向上、競争力の強化を目指して経営の効率化に取り組んだという。

★13:00  LIXILG-ドイツ証が目標株価引き上げ シンプルな組織体制へ
 LIXILグループ<5938.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、シンプルな組織体制へとコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は2400円→2755円と引き上げた。
 新体制下での構造改革が続いており、それらの一連の方策はドイツ証の見方と合致しているとして、違和感はないとした。特に、複雑化していたマネジメント体制をシンプル化する施策は評価が可能。今18.3期以降の実行税率を引き下げ。同社は最悪期を脱し、新しい羅針盤で正しい方向へ動こうとしているとの見方を示した。

★13:06  タカキュー-8日ぶり反発 今期18%営業増益見込む 前期は14%増益着地
 タカキュー<8166.T>が8日ぶり反発。同社は7日、18.2期通期の営業利益予想を4.5億円(前期比17.7%増)にすると発表した。営業力・商品力の強化、新たな成長戦略への挑戦、経営基盤の強化に取り組むという。
 17.2期通期の営業利益は3.8億円(前の期比13.6%増)だった。営業面では、スーツの体型別品揃え、カジュアル商品の購買層に合わせた展開など、店舗立地の特性に応じた商品構成の見直しの推進に注力した。


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