後場コメント No.3 PRTIMES、データセクション、野村HD、日立建機、ヒューリックなど

2017/04/07(金) 15:00
★13:08  PRTIMES-反発 利用企業数が1万7000社を突破
 PR TIMES<3922.T>が4日ぶり反発。同社は4月7日の前場引け後に、運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」について、利用企業数が1万7000社を突破したと発表した。また、プレスリリース配信本数も、過去最高の月間8262本を記録したとしている。

★13:12  データセクション-後場急伸 ベトナムでディープラーニング活用顔認証サービスを開始
 データセクション<3905.T>が後場急伸。同社は7日13時5分、子会社DATASECTION VIETNAM(ベトナム・ハノイ市)と、ベトナム国内でディープラーニング技術を活用した笑顔による顔認証サービスを開始したと発表した。
 ベトナムでは、オフィスへの不法侵入・工場での窃盗が頻繁に発生しており、セキュリティ環境の改善が早急に必要とされているという。同社は今回のベトナムでのAIソリューションの実績獲得を足掛かりに、今後さらに実績・ノウハウを積み上げることにより、さまざまなAIソリューションを東南アジアに展開する考え。今後の海外収益の伸びが期待され、株価は上昇している。

★13:19  野村HD-BofAMLが「中立」へ引き下げ 割安感の解消で
 野村ホールディングス<8604.T>が8日ぶり反発。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、割安感の解消により、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げたことが観測されている。目標株価は560円→710円と引き上げた。
 従来想定以上にホールセール部門が改善しているとし、業績予想を増額修正。ただし、コンセンサスを超える水準ではないとし、同業他社比で株価、バリュエーション格差が解消したと指摘。一方、欧州投資銀行を中心に資本調達による希薄化懸念が浮上する中、余裕のある野村の規制資本は株価のサポート要因になるとの見方を示している。

★13:21  日立建機-6日続落 販売網構築などでインド深耕
 日立建機<6305.T>が変わらずを挟み6日続落。7日付の日刊工業新聞で、同社が販売網構築や新製品投入などでインド市場を深耕すると報じられた。
 代理店のない空白地を解消し、年内をめどに現在比2割増の300店規模の販売網を整備するという。土砂の掘削と積み込み機能を兼ね備える新興国向け新型機も2018年に投入するとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★13:24  メディアシーク-もみ合い 「バーコードリーダー/アイコニット」が累計2400万DL
 メディアシーク<4824.T>がもみ合い。同社は4月6日の大引け後に、提供するスマートフォン向け高付加価値バーコード読み取りアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」が、累計2400万ダウンロードを達成したと発表した。世界最高レベルの読み取り性能を有するスマホ向けQRコード/バーコード読み取りの定番アプリとした。

★13:28  ヒューリック-反発 丸三では「好立地物件の賃貸収入拡大などで業績は拡大する見込み」
 ヒューリック<3003.T>が4日ぶり反発。丸三証券では、「好立地物件の賃貸収入の拡大などで業績は引き続き拡大する見込み」と題したレポートを公表しており、買い材料視されているようだ。投資判断は「買い」、目標株価は1300円。
 「買い」の理由は以下の3点。(1)所有ビルの建て替え推進で業績が拡大してきたが、引き続き都心好立地の老朽化したオフィスビルの建て替えを進める方針で、容積率の拡大、賃料水準の上昇が見込まれ、賃貸収入の拡大が期待される。(2)3月公表の東京都区部商業地公示地価上昇率上位4区に物件を数多く所有しており、今後の賃料上昇が期待される。(3)人口減少下の人口構成変化や訪日観光客の増加など国内の社会情勢も考慮し、高齢者住宅、ホテル・旅館などへの投資を進める計画で、特に急増する訪日観光客や、国内富裕層の取り込みが期待されるホテル事業の拡大が注目される。
 今17.12期連結営業利益計画は600億円(16.12期比+12%)であるが、計画達成の可能性は高いと判断。


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