前場コメント No.1 スズキ、ペプチドリーム、ロート製薬、東芝、ニューフレアなど
★9:00 スズキ－買い気配 今からでも遅くない アセットアプローチでも魅力 「買い」へ引き上げ
スズキ<7269.T>が買い気配。シティグループ証券では、今からでも遅くないとコメント。アセットアプローチでも魅力とし、投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を4300円→6100円と引き上げた。
前17.3期と今18.3期業績上振れの可能性や、アセットアプローチでのマルチスズキに対する出遅れ感を評価。インド訪問と月次の世界販売動向で同社株に対するコンビクションが高まった。昨年来株価は大幅上昇も、インドの中長期的な需要増や磐石なディーラー網、米国市場に対するリスクウェイトの低さ、グローバルでの販売動向（非インド回復）を考慮すると、依然として現行株価水準は魅力的と判断。今18.3期予想PER（希薄化前）は13倍弱と過去の安値圏に近く、株価上昇余地は大きいと指摘。
スズキ<7269.T>が買い気配。シティグループ証券では、今からでも遅くないとコメント。アセットアプローチでも魅力とし、投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を4300円→6100円と引き上げた。
前17.3期と今18.3期業績上振れの可能性や、アセットアプローチでのマルチスズキに対する出遅れ感を評価。インド訪問と月次の世界販売動向で同社株に対するコンビクションが高まった。昨年来株価は大幅上昇も、インドの中長期的な需要増や磐石なディーラー網、米国市場に対するリスクウェイトの低さ、グローバルでの販売動向（非インド回復）を考慮すると、依然として現行株価水準は魅力的と判断。今18.3期予想PER（希薄化前）は13倍弱と過去の安値圏に近く、株価上昇余地は大きいと指摘。
★9:00 ペプチドリーム－買い気配 米国ヤンセンファーマと創薬共同研究開発契約締結
ペプチドリーム<4587.T>が買い気配。同社は7日に、米国ヤンセンファーマとの間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結すると発表した。
ヤンセンファーマは、「世界最大級のヘルスケアカンパニー」である米国ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬部門。この契約は、ヤンセンファーマが開発を目指す複数の代謝および循環器系疾患を創薬ターゲットとして、ペプチドリームの独自の創薬開発プラットフォームシステム：PDPSを用いて特殊環状ペプチドを創製し、ヤンセンファーマにおいて当該特殊ペプチドに係る臨床開発を目指す内容としている。
ペプチドリーム<4587.T>が買い気配。同社は7日に、米国ヤンセンファーマとの間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結すると発表した。
ヤンセンファーマは、「世界最大級のヘルスケアカンパニー」である米国ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬部門。この契約は、ヤンセンファーマが開発を目指す複数の代謝および循環器系疾患を創薬ターゲットとして、ペプチドリームの独自の創薬開発プラットフォームシステム：PDPSを用いて特殊環状ペプチドを創製し、ヤンセンファーマにおいて当該特殊ペプチドに係る臨床開発を目指す内容としている。
★9:00 ロート製薬－売り気配 ＣＳが「UP」へ引き下げ 消費トレードアップは販売鈍化を意味する
ロート製薬<4527.T>が売り気配。クレディ・スイス証券では、消費トレードアップは販売鈍化を意味するとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」と引き下げた。目標株価は1700円→1800円と引き上げた。
同社最大の特長はアジアでのニッチカテゴリーに強い商品ポートフォリオだが、近年は中華圏のEC拡大というパラダイムシフトに乗り遅れた。16年からECを強化するも、競争激化で売り上げ貢献に乏しい。オフラインはプライベートブランド拡大の影響を受けて、双方のチャネルで苦戦が続く見込み。スキンケアは、日本や中華圏で消費のトレードアップが起きている。高価格帯の需要が拡大する中で、ドラッグストアが主な販売チャネルである同社は悪影響を受ける。注目の再生医療は当面赤字が続き、話題先行とみるとした。
ロート製薬<4527.T>が売り気配。クレディ・スイス証券では、消費トレードアップは販売鈍化を意味するとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」と引き下げた。目標株価は1700円→1800円と引き上げた。
同社最大の特長はアジアでのニッチカテゴリーに強い商品ポートフォリオだが、近年は中華圏のEC拡大というパラダイムシフトに乗り遅れた。16年からECを強化するも、競争激化で売り上げ貢献に乏しい。オフラインはプライベートブランド拡大の影響を受けて、双方のチャネルで苦戦が続く見込み。スキンケアは、日本や中華圏で消費のトレードアップが起きている。高価格帯の需要が拡大する中で、ドラッグストアが主な販売チャネルである同社は悪影響を受ける。注目の再生医療は当面赤字が続き、話題先行とみるとした。
★9:01 東芝－続伸 日本企業連合が半導体メモリへの共同出資を計画
東芝<6502.T>が続伸。8日付の日経新聞朝刊で、同社が売却手続き中の半導体メモリー事業に対し、日本企業が連合を組み出資する計画が明らかになったと報じられた。
東芝や経済界が呼びかける形で1社あたり100億円前後を負担する方向で調整を始めたという。政府系ファンドなどと組み5000億円規模の出資提案をめざす案もでており、一定比率の株を取得し技術や人材の流出に歯止めをかけるもよう。
東芝<6502.T>が続伸。8日付の日経新聞朝刊で、同社が売却手続き中の半導体メモリー事業に対し、日本企業が連合を組み出資する計画が明らかになったと報じられた。
東芝や経済界が呼びかける形で1社あたり100億円前後を負担する方向で調整を始めたという。政府系ファンドなどと組み5000億円規模の出資提案をめざす案もでており、一定比率の株を取得し技術や人材の流出に歯止めをかけるもよう。
★9:01 ニューフレア－売り気配 ＭＳＭＵＦＧが「EW」へ引き下げ 17年の減益リスクなど考慮
ニューフレアテクノロジー<6256.T>が売り気配。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、マルチビーム装置量産性能の優劣判明には時間がかかりそうとコメント。17年の減益リスク、次世代装置で競合の先行が続いていることを考慮し、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を7200円→6100円と引き下げた。
16年後半には親会社である東芝が財務改善に向けて保有資産の売却を行うなか、戦略的価値が意識され、株価は上昇した。ただし、17年度は減益リスクがあり、5月に会社側が減益予想を発表すれば、短期的に株価は5500円前後（P/B1倍）までのダウンサイドがありえると指摘。また、ニューフレアのマルチビーム装置ベータ機開発は順調に進んだとみられるものの、同装置開発で先行したIMS/日本電子との格差は明確には縮まっていない。半導体メーカーがEUV向けマスク開発に取り組む時期は近づいており、当初はIMS/日本電子が同装置で優位に立つ可能性は高まっていると考えられるとした。
ニューフレアテクノロジー<6256.T>が売り気配。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、マルチビーム装置量産性能の優劣判明には時間がかかりそうとコメント。17年の減益リスク、次世代装置で競合の先行が続いていることを考慮し、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を7200円→6100円と引き下げた。
16年後半には親会社である東芝が財務改善に向けて保有資産の売却を行うなか、戦略的価値が意識され、株価は上昇した。ただし、17年度は減益リスクがあり、5月に会社側が減益予想を発表すれば、短期的に株価は5500円前後（P/B1倍）までのダウンサイドがありえると指摘。また、ニューフレアのマルチビーム装置ベータ機開発は順調に進んだとみられるものの、同装置開発で先行したIMS/日本電子との格差は明確には縮まっていない。半導体メーカーがEUV向けマスク開発に取り組む時期は近づいており、当初はIMS/日本電子が同装置で優位に立つ可能性は高まっていると考えられるとした。
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