前場コメント No.3 シリコンスタジオ、HIOKI、コシダカHD、山王、ローソンなど

2017/04/10(月) 11:30
★9:02  東芝-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 東芝メモリの譲渡内容決定まで手掛けづらい
 東芝<6502.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を460円→223円と引き下げた。
 一連の海外原子力に関わる損失計上額を見極めたうえで、東芝メモリ譲渡比率による株主資本への影響を考察。株主資本は同社の東芝メモリ譲渡に関する裁量しだいでプラス転換可能であるため、今後の大きなリスクは上場廃止のみに限られる。同社が債務超過を18.3期末に解消するだけなら、東芝メモリ事業価値を1.9兆円で49%譲渡すればよいことになる。しかし、現時点では最も慎重な前提を置き、東芝メモリ100%非連結を前提に目標株価を223円に引き下げ、投資評価を「NEUTRAL」へ引き下げ。上場廃止にさえならなければ、株価としては今はボトム圏とみられるが、東芝メモリの譲渡内容決定までは本格的に手掛けづらいとした。

★9:02  シリコンスタジオ-売り気配 1Q営業赤字拡大 前期リリースタイトルのサービス終了などで
 シリコンスタジオ<3907.T>が売り気配。同社は7日に、17.11期の1Q(12-2月)の連結営業損益は3.0億円の赤字(前年同期は0.6億円の赤字)だったと発表した。コンテンツ事業において、16.11期にリリースしたタイトルが継続率の改善に至らずサービスを終了したこと、17.11期の新規タイトルのリリース時期を3Q以降に見込んでいることなどが響いた。

★9:03  日置電機-売り気配 株主優待を廃止 配当を上方修正
 日置電機<6866.T>が売り気配。同社は7日、株主優待制度を廃止し、配当方針を変更すると発表した。
 毎年6月末日現在の株主を対象に、地元ならではの優待品を贈呈する優待制度を実施していたが、優待品の品質確保・調達が長期的に困難となったほか、株主に対する公平な利益還元のあり方という観点に立ち返り、配当金による利益還元を充実させることがより適切だと判断したという。
 併せて、従来40円としていた今期年間配当金予想を50円(前期は40円)へと引き上げた。

★9:03  コシダカHD-買い気配 上期営業益を上方修正 カラオケ事業におけるコスト削減などで
 コシダカホールディングス<2157.T>が買い気配。同社は7日に、17.8期上期(9-2月)の連結営業利益予想を従来の24.9億円から31.5億円(前期比22.2%増)へと引き上げると発表した。主力事業のカラオケ事業におけるコスト削減などの効果や、カーブス事業における会員数増加や予定していたシステム投資の時期ずれなどが寄与する。

★9:03  山王-反発 福島再生可能エネルギー研究所「シーズ支援プログラム」に採択
 山王<3441.T>が8日ぶり反発。同社は4月7日の大引け後に、新規事業に関する研究開発が、前年に続いて産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所の「被災地企業のシーズ支援プログラム」に採択されたと発表した。
 今年度も継続的研究開発テーマとして採択されたもの。内容は(1)電解めっきによる金属複合水素透過膜(多孔質金属支持体と貴金属水素透過膜の複合膜)の開発とその評価、(2)無電解Agめっきアクリル樹脂粒子を分散材とした導電性フィルムを用いて作製した薄型太陽電池セルでの信頼性評価、実用化レベルでの太陽電池セルの信頼性評価、薄型太陽電池セルでの信頼性評価。

★9:04  ローソン-続伸 前期2%営業増益との観測 グリーンスムージーなど健康志向商品伸びる
 ローソン<2651.T>が続伸。8日付の日経新聞朝刊で、同社の17.2期の連結営業利益は、前の期比2%増の740億円弱になったようだと報じられた。
 14期連続の営業増益で、最高益を更新したという。他店からの転換や新規出店で店舗数が増え、「グリーンスムージー」など健康志向の商品の販売が伸びたとされる。


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