前場コメント No.5 Fブラザーズ、島忠、ソフトブレーン、サイバーステップ、SUBARUなど

2017/04/10(月) 11:30
★9:08  ファーストブラザーズ-売り気配 1Q営業益61%減 自己勘定投資案件の売却利益減で
 ファーストブラザーズ<3454.T>が売り気配。同社は7日に、17.11期の1Q(12-2月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比61.4%減)だったと発表した。投資銀行事業において、自己勘定投資案件(賃貸不動産など)の売却利益が少なかったことなどが響いた。

★9:08  初値決定-ウェブロックは4%安の721円
 東京証券取引所の第2部市場に再上場したウェーブロックホールディングス<7940.T>の初値は、公開価格の750円を3.87%下回る721円で付いた。
 初値出来高は40万6500株で、売買代金は約2.9億円。公開株式数に対する売却率は6.7%だった。

★9:09  島忠-野村が目標株価引き下げ 競争激化への有効打が求められる
 島忠<8184.T>が反落。野村証券では、競争激化への有効打が求められるとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2700円→2500円と引き下げた。
 今17.8期売上予想を下方修正。地盤の首都圏都市部では、家具・ホームファッション競合の出店攻勢で競争が激化している。改装などテコ入れ効果も生じているが、まだ全体の落ち込みをカバーするほどでない。来18.8期はTポイント導入の方針だが、差別化で店舗競争力を強化できなければ売上回復は容易ではないとの見方を示した。
 ただし、LED投資などを進めており、経費圧縮で増益確保を予想。中期業績は楽観視できないが、店舗への権限移譲と従業員教育で高付加価値品の販売強化に努めており、成果発揮が待たれるとした。

★9:10  ソフトブレーン-続伸 ダイヤモンド・ビジネス企画が紀伊國屋書店と電子書籍で提携
 ソフトブレーン<4779.T>が続伸。同社は4月7日の大引け後に、グループ会社であるダイヤモンド・ビジネス企画(東京都中央区)が、紀伊國屋書店の展開する電子書籍配信販売サービス「紀伊國屋書店 Kinoppy」において、Kinoppyクーポンを読者向けに配布可能なサービスを国内出版社で初めて立ち上げたと発表した。
 ダイヤモンド・ビジネス企画において書籍を出版した著者および著者企業にKinoppyクーポンを買ってもらい、著者よりクーポンを配布することで、クーポンを持つ読者が電子書籍を無料でダウンロードすることが可能となるサービス。 読者は「紀伊國屋書店 Kinoppy」へ会員登録(無料)することで、クーポンを使用して対象となる電子書籍を読むことができる。

★9:14  サイバーステップ-買い気配 通期営業益を上方修正 「オンラインクレーンゲーム・トレバ」好調で
 サイバーステップ<3810.T>が買い気配。同社は7日に、17.5期通期の連結営業損益予想を従来の0.4億円の黒字から3.5億円の黒字(前期は2.9億円の赤字)へと引き上げると発表した。「オンラインクレーンゲーム・トレバ」が、テレビCMの放送開始や大規模増台の効果により好調に推移していることが寄与する。

★9:14  SUBARU-TIWが「2+」継続 18.3期は2ケタ増益予想を維持
 SUBARU<7270.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、米国中心に販売好調が続いており、今18.3期は2ケタ増益との予想を維持。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 米新政権の政策や円高への懸念、主要米国の新車販売鈍化、インセンティブ増加などから軟調な株価展開が続いているが、今18.3期TIW予想PER8.5倍の株価は売られ過ぎと判断。理由は、(1)市場鈍化にも関わらず、米国販売は好調(過去64カ月毎月台数の前年超えが続く)、(2)米国でのインセンティブは従来から増加したとはいえ、競合他社と比べてかなり低い水準を維持、(3)衝突安全技術で先行、投入新型車への評価は高く、得意とするSUVの進化を一段と進め、ブランドを高めることで中期的に堅調な販売が続く公算が大きい、(4)18.3期は2ケタ営業増益を見込むなどによるとした。


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