前場コメント No.8 ショーワ、大阪有機、ラクトジャパン、ファンケル、技研製作所など

2017/04/10(月) 11:31
★9:33  インベスターズクラウド-もみ合い アジア最大級のテクノロジーイベントへ出展
 インベスターズクラウド<1435.T>がもみ合い。同社は4月7日の大引け後に、5月にシンガポールで開催される、アジア最大級のテクノロジーイベント「Tech in Asia Singapore 2017」へ出展すると発表した。期間は5月17日、18日。今回の出展では、IoT機器「TATERU kit」をはじめとしたリアルエステートテックサービスについて紹介するとした。

★9:35  ショーワ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 懸案事項は依然残る
 ショーワ<7274.T>が5日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、リコールは一巡の可能性が高いが、懸案事項は依然残るとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は720円→920円と引き上げた。
 前17.3期業績は従来想定を上回り堅調であるが、今18.3期はけん引役の1つであるステアリングを主力車種で失注していると推察。ガススプリングの大型リコールは一巡した印象であるが、予断を許さない状況は不変であり、株価の上値は限定的と判断。前17.3期は、二輪事業における生産再編効果、四輪事業におけるパワーステアリングの数量ミックス改善などが奏功すると予想。今18.3期は一過性費用も大幅縮小し、平時ベースに戻ると予想されるが、上述の失注影響などが重しになる。19.3期以降のメーカーレイアウトも不透明感が払しょくできない。株価の上値には新興国二輪車市場のさらなる好調などが必要と考えるとした。

★9:36  大阪有機化学-急騰 通期営業益を上方修正 電子材料事業の販売好調で
 大阪有機化学工業<4187.T>が急騰。同社は7日に、17.11期通期の連結営業利益予想を従来の21.7億円から26.2億円(前期比7.4%増)へと引き上げると発表した。電子材料事業の販売が当初の計画より好調に推移していることが寄与する。
 併せて発表した、17.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は7.6億円(前年同期比93.0%増)だった。
 また、17.11期の中間配当予想を従来の9円→14円(前期は12円)に修正すると発表した。期末配当予想については従来予想11円(前期は13円)を据え置いた。年間配当は20円→25円(前期は25円)となる。

★9:40  ラクトジャパン-大幅続伸 業務用乳製品の卸価格2年ぶり上昇
 ラクト・ジャパン<3139.T>が大幅続伸。8日付の日経新聞朝刊で、バターや脱脂粉乳などの業務用乳製品の卸価格が約2年ぶりに上昇したと報じられ、材料視されている。
 乳製品の需要が堅調な一方、生産者の高齢化や後継者不足による乳牛の減少で、原料の生乳が不足という。乳製品輸入を手掛ける同社の業績拡大が期待され、買いが入っている。

★9:40  ファンケル-続伸 60代以上の女性向けエイジングケア化粧品ブランド販売開始
 ファンケル<4921.T>が続伸。同社は4月7日の大引け後に、直営店舗の全店で「ビューティブーケ」の販売を、4月20日から開始すると発表した。
 「ビューティブーケ」は、60代以上のマチュア女性をターゲットにしたエイジングケア化粧品ブランド。2016年10月から無添加化粧品の新たな市場の開拓を目的に、通信販売と一部の直営店舗で販売してきた。今回直営店舗全店で販売を開始することで、新たな顧客獲得を目指すとした。

★9:47  技研製作所-大幅続伸 いちよしでは業績予想を上方修正
 技研製作所<6289.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「17.8期2Q(12~2月)営業利益は前年同期比43%増。いちよしの業績予想を上方修正」と題したレポートを公表している。
 今17.8期2Q(12~2月)の予想を上回る業績を踏まえ、従来予想以上に収益性改善が見込めるとみて、業績予想を上方修正。今17.8期は国内防災関連の公共工事の採用拡大や東北・四国地方の防波堤整備需要により、前期比26%の営業増益になると予想。中期的には大地震の備えとして国内の防災意識の高まりを享受するとみられるほか、海外事業展開の強化が注目点とした。


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