前場コメント No.10 カシオ計算機、インターライフ、セイコー、ブロッコリー、シチズン時計など
★10:09 カシオ計算機－ＣＳが目標株価引き上げ 時計は成長継続 教育関連の利益改善を待つ
カシオ計算機<6952.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、時計は成長が続いており、教育関連の利益改善を待つとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は1300円→1650円と引き上げた。
時計は3Q決算で途上国を中心に海外での売上成長を確認、今後も海外をけん引役に売上成長が可能と想定。一方、楽器・電子辞書・DSCは収益性悪化が継続、本格回復には時間がかかる見込み。前17.3期会社計画に未達リスクもあり、しばらく様子見のスタンス。通期決算で、（1）上記収益悪化事業に改善の兆しが見えるか、（2）新規事業の収益貢献の兆しがあるか、（3）株主還元の見通しなどを確認したいとコメント。時計は前17.3期、今18.3期ともに現地通貨ベースで前期比約+7％の売上成長を想定。国内競合他社と比較して、先進国での販路拡大の余地があること、G-SHOCKのブランド力により途上国での成長余地が大きいことなどが、同社特有の強みと注目。
カシオ計算機<6952.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、時計は成長が続いており、教育関連の利益改善を待つとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は1300円→1650円と引き上げた。
時計は3Q決算で途上国を中心に海外での売上成長を確認、今後も海外をけん引役に売上成長が可能と想定。一方、楽器・電子辞書・DSCは収益性悪化が継続、本格回復には時間がかかる見込み。前17.3期会社計画に未達リスクもあり、しばらく様子見のスタンス。通期決算で、（1）上記収益悪化事業に改善の兆しが見えるか、（2）新規事業の収益貢献の兆しがあるか、（3）株主還元の見通しなどを確認したいとコメント。時計は前17.3期、今18.3期ともに現地通貨ベースで前期比約+7％の売上成長を想定。国内競合他社と比較して、先進国での販路拡大の余地があること、G-SHOCKのブランド力により途上国での成長余地が大きいことなどが、同社特有の強みと注目。
★10:10 インターライフ－3日ぶり大幅反発 通期経常益を上方修正 不動産仲介など堅調
インターライフホールディングス<1418.T>が3日ぶり大幅反発。同社は7日、17.2期通期の連結経常利益予想を従来の1.7億円から2.2億円（前期比17.5％減）へと引き上げると発表した。不動産事業で、収益物件や不動産の仲介業務などが堅調に推移した。
インターライフホールディングス<1418.T>が3日ぶり大幅反発。同社は7日、17.2期通期の連結経常利益予想を従来の1.7億円から2.2億円（前期比17.5％減）へと引き上げると発表した。不動産事業で、収益物件や不動産の仲介業務などが堅調に推移した。
★10:14 セイコーＨＤ－ＣＳが目標株価引き上げ 株価に割安感は乏しい
セイコーホールディングス<8050.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、株価に割安感は乏しいとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は310円→400円と引き上げた。
国内完成品/ムーブメントは停滞継続と予想。（1）時計国内：インバウンドおよび内需停滞で10～12月期も低調、1～3月期もトレンドに大きな変化はない。インバウンド失速の影響は今後緩和するが、内需は国内メーカー製の人気の落ち着きなどにより売上成長率は緩やかなペースと予想。（2）時計海外：欧州で中価格帯メカニカル時計が好調、アジアも回復の兆しがある一方、苦戦が継続している米国は販売体制の再構築中であり、回復には時間がかかる。（3）ムーブメント：前年のハードルは低くなるが、当面底ばいと予想。（4）時計以外：17.3期は構造改革効果などにより収益改善傾向。ただし、中期的には18年1月以降非連結化される予定の半導体事業の利益を補う利益ドライバーが必要と考えるとした。
セイコーホールディングス<8050.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、株価に割安感は乏しいとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は310円→400円と引き上げた。
国内完成品/ムーブメントは停滞継続と予想。（1）時計国内：インバウンドおよび内需停滞で10～12月期も低調、1～3月期もトレンドに大きな変化はない。インバウンド失速の影響は今後緩和するが、内需は国内メーカー製の人気の落ち着きなどにより売上成長率は緩やかなペースと予想。（2）時計海外：欧州で中価格帯メカニカル時計が好調、アジアも回復の兆しがある一方、苦戦が継続している米国は販売体制の再構築中であり、回復には時間がかかる。（3）ムーブメント：前年のハードルは低くなるが、当面底ばいと予想。（4）時計以外：17.3期は構造改革効果などにより収益改善傾向。ただし、中期的には18年1月以降非連結化される予定の半導体事業の利益を補う利益ドライバーが必要と考えるとした。
★10:20 ブロッコリー－急伸 今期営業増益見込む ツインエンジン戦略を軸としたビジネス展開で
ブロッコリー<2706.T>が急伸。同社は7日、18.2期通期の営業利益予想を8億～12億円（前期比13.1％増～69.7％増）のレンジ形式で発表した。自社コンテンツ制作でのヒット創出と、他社ライセンスを受けたリアルグッズおよび自社コンテンツ・シナジー発のリアルグッズによる確実な収益確保というツインエンジン戦略を軸としたビジネス展開を推進するとしている。
併せて発表した17.2期通期の営業益は7.1億円（前期比30.0％減）だった。「神々の悪戯 InFinite」が前作を下回ったことや、「マジきゅんっ！ルネッサンス」が低調に推移したことにより、ゲーム部門全体が前期を大きく下回ったことなどが響いた。
ブロッコリー<2706.T>が急伸。同社は7日、18.2期通期の営業利益予想を8億～12億円（前期比13.1％増～69.7％増）のレンジ形式で発表した。自社コンテンツ制作でのヒット創出と、他社ライセンスを受けたリアルグッズおよび自社コンテンツ・シナジー発のリアルグッズによる確実な収益確保というツインエンジン戦略を軸としたビジネス展開を推進するとしている。
併せて発表した17.2期通期の営業益は7.1億円（前期比30.0％減）だった。「神々の悪戯 InFinite」が前作を下回ったことや、「マジきゅんっ！ルネッサンス」が低調に推移したことにより、ゲーム部門全体が前期を大きく下回ったことなどが響いた。
★10:21 シチズン時計－ＣＳが目標株価引き上げ 19.3期の利益成長の確度の高まりを待つ
シチズン時計<7762.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、19.3期の利益成長の確度の高まりを待つとし、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は600円→750円と引き上げた。
従来想定と比較し、為替（円安）と工作機械の失速リスクの後退がプラスとなる（工作機械は17.3期1Qに大口受注の効果があったため、従来慎重にみていた）。一方、時計は、ムーブメントの調整が継続、国内完成品の停滞も続いており、市場の期待が高まりにくい。会社側はこれまで時計事業の強化に向けて、（1）ブランド力強化（販促費増加）、（2）組織再編（米国販社統合）、（3）マルチブランド戦略（フレデリック・コンスタントなどM&A強化）、（4）生産革新活動（佐久工場にムーブメントの生産を集約）などに取り組んでおり、徐々に効果が出てくるとみられる。中計最終年度の19.3期の利益成長の確度の高まりを待ちたいとした。
シチズン時計<7762.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、19.3期の利益成長の確度の高まりを待つとし、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は600円→750円と引き上げた。
従来想定と比較し、為替（円安）と工作機械の失速リスクの後退がプラスとなる（工作機械は17.3期1Qに大口受注の効果があったため、従来慎重にみていた）。一方、時計は、ムーブメントの調整が継続、国内完成品の停滞も続いており、市場の期待が高まりにくい。会社側はこれまで時計事業の強化に向けて、（1）ブランド力強化（販促費増加）、（2）組織再編（米国販社統合）、（3）マルチブランド戦略（フレデリック・コンスタントなどM&A強化）、（4）生産革新活動（佐久工場にムーブメントの生産を集約）などに取り組んでおり、徐々に効果が出てくるとみられる。中計最終年度の19.3期の利益成長の確度の高まりを待ちたいとした。
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