前場コメント No.11 ライオン、ラウンドワン、テリロジー、ジーンテクノ、ネクステージなど

2017/04/10(月) 11:31
★10:25  ライオン-CSが目標株価引き上げ 業績は堅調だが株価アップサイドが限定的
 ライオン<4912.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、業績は堅調だが株価アップサイドが限定的とみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2000円→2050円と引き上げた。
 商品・地域ポートフォリオの最適化はさらに進展する見込みであり、一連の財務指標の改善余地はいまだ大きい。中国は積極的な先行投資から収益貢献が限定的だが、ECでの強さは本物であり、将来的な成長ドライバーとなる見込み。オーラルケアは限界利益率が高いため、急に利益貢献するという上方リスクがある。CS予想にまだ織り込まないが、早くて今17.12期4Qあたりから、中国の利益貢献が始まる可能性がある。最も注目すべき日本の消費財メーカーの1社という位置付けは変わらないとした。

★10:28  ラウンドワン-続伸 3月既存店売上高は6.6%増 「MEGAパック」のリリースなどが奏功
 ラウンドワン<4680.T>が続伸。同社は7日の大引け後に、3月の売上状況(速報)を発表し、既存店売上高は前年同月比6.6%増となった。ボウリング収入は同4.8%増、アミューズメント収入は同7.6%増、スポッチャ収入は同7.8%増。
 「大人1名に対して小学生1名無料キャンペーン」の効果や、3月20日より、稼働率の低い時間帯においてアミューズメントを除くすべての施設が何度でも遊べる「MEGAパック」をリリースしたことなどで、来場客数が全部門で増加した。なお、4月の売り上げも好調に推移しているという。

★10:30  トランスジェニック-続伸 金沢医大・熊本大との共同研究がScientific Reportsに掲載
 トランスジェニック<2342.T>が続伸。同社は7日、金沢医科大学、熊本大学との共同研究成果がScientific Reportsに掲載されたと発表した。
 今回掲載された論文は、目でみえない細胞ストレスをストレスが生じている部分をストレスが生じた時にだけ光により可視化することを可能にする「UMAIマウス」の開発に成功した成果に関するもの。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★10:32  テリロジー-続伸 セキュアソフト社独自技術の情報漏えい対策ソフトを販売開始
 テリロジー<3356.T>が続伸。同社は4月7日の大引け後に、 セキュアソフト社独自技術の情報漏えい対策ソフト「SecureSoftコンテナシリーズ」の販売を開始すると発表した。セキュアソフト(東京都渋谷区)と販売契約を締結し、「SecureSoft S-コンテナ」を10日より販売する。

★10:36  ジーンテクノ-みずほが目標株価引き下げ 変曲点が近づいている
 ジーンテクノサイエンス<4584.T>がもみ合い。みずほ証券では、グローバルに向けた開発品の導出で、同社の変曲点が近づいていると判断。投資判断「買い」を継続した。目標株価は2440円→2180円と引き下げた。
 前17.3期会社業績予想の下方修正と、ネスプ後続品の競争激化を受けて、業績予想を見直し。3月27日の下方修正の主因となった開発品導出が今18.3期に期ずれすることで、今18.3期は2本の開発品を導出できる可能性がある。さらに、2本のうち1本は同社初の、全世界での開発・販売を前提とした導出となる可能性があり、変曲点が近づいているとの見方を示した。一方、GBS-011(ネスプ後続品/腎性貧血)は競争環境が激化しており、同社のロイヤルティのピーク予想を4.8億円から4.4億円に引き下げ。

★10:37  ネクステージ-急騰 1Q営業益23%増 「熊本店」オープンによる車検獲得や買取事業の拡大で
 ネクステージ<3186.T>が急騰。同社は7日に、17.11期の1Q(12-2月)の連結営業利益は5.3億円(前年同期比23.4%増)だったと発表した。
 2017年1月に大型総合店として「熊本店」をオープンし、車検獲得や買取事業の拡大を図るとともに、正規輸入車ディーラーである「ボルボ・カー堺」および「ボルボ・カー富山」をオープンし、新車販売事業の拡大を図ったことが奏功した。


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