日本ゼオン-反発 低温下でも粘・接着力を発揮できる製品を開発・製品化
日本ゼオン<4205.T>が3日ぶり反発。4月10日付け化学工業日報で、同社が「非対称」という独自の分子構造を有するスチレン・イソプレンブロックポリマー(SIS)を使い、低温下でも粘・接着力を発揮できる製品を開発、製品化したと伝えられている。
マイナス20度程度の低温でも使用可能なことから、冷凍食品のラベル用などに展開する。使い勝手の良さから粘着テープやラベル用の粘・接着剤用素材として幅広く使われているSISだが、これまでは低温領域での使用に課題あった。新製品の登場で一段と需要の幅の拡大が期待できると報じられている。
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