前場コメント No.10 サンリオ、大戸屋、帝人、アエリア、ＡＰカンパニーなど
★9:57 サンリオ－野村が目標株価引き下げ 国内外の急激な外部環境の変化への適応が遅れる
サンリオ<8136.T>が3日ぶり反落。野村証券では、国内外の急激な外部環境の変化への適応が遅れていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3000円→1900円と引き下げた。
前17.3期、今18.3期営業利益予想をそれぞれ71億円、96億円下方修正。その主な内訳は、それぞれ海外事業が46億円、72億円、国内事業が23億円、30億円。同社は新規キャラクターの露出を増やすなど現場レベルでさまざまな対策を行ってきたが、各地域、事業を横断した経営戦略がなく、主力キャラクターの国内外での収益力低下を補いきれていない。海外事業は競争激化、ブランドイメージの低下、主力スタッフ退社などが相次いだ。
同社は1999年に物販事業を中心に189億円の営業利益を達成したが、キティちゃんブーム鎮静化後、マーケティングや企画のノウハウ蓄積が進まず、消費者の嗜好など、国内外における外部環境変化への適応が遅れたと指摘。
サンリオ<8136.T>が3日ぶり反落。野村証券では、国内外の急激な外部環境の変化への適応が遅れていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3000円→1900円と引き下げた。
前17.3期、今18.3期営業利益予想をそれぞれ71億円、96億円下方修正。その主な内訳は、それぞれ海外事業が46億円、72億円、国内事業が23億円、30億円。同社は新規キャラクターの露出を増やすなど現場レベルでさまざまな対策を行ってきたが、各地域、事業を横断した経営戦略がなく、主力キャラクターの国内外での収益力低下を補いきれていない。海外事業は競争激化、ブランドイメージの低下、主力スタッフ退社などが相次いだ。
同社は1999年に物販事業を中心に189億円の営業利益を達成したが、キティちゃんブーム鎮静化後、マーケティングや企画のノウハウ蓄積が進まず、消費者の嗜好など、国内外における外部環境変化への適応が遅れたと指摘。
★9:57 味の素と花王－底堅い 健康関連での資本提携を解消
味の素<2802.T>と花王<4452.T>が底堅い。11日付の日経新聞朝刊で、両社が健康関連事業での資本提携を解消したと報じられた。
味の素は2012年から健康情報の提供サービスなどを手がける花王子会社に約33％出資していた。想定した提携効果が出なかったため、保有する全株を花王に譲渡したという。
味の素<2802.T>と花王<4452.T>が底堅い。11日付の日経新聞朝刊で、両社が健康関連事業での資本提携を解消したと報じられた。
味の素は2012年から健康情報の提供サービスなどを手がける花王子会社に約33％出資していた。想定した提携効果が出なかったため、保有する全株を花王に譲渡したという。
★9:58 大戸屋ＨＤ－小動き 3月度既存店売上高は前年同月比2.4％減
大戸屋ホールディングス<2705.T>が小動き。同社は4月10日の大引け後に、3月度の月次売上高を発表し、既存店では前年同月比2.4％減となった。客数は同1.5％減少、客単価は同1.0％低下した。
大戸屋ホールディングス<2705.T>が小動き。同社は4月10日の大引け後に、3月度の月次売上高を発表し、既存店では前年同月比2.4％減となった。客数は同1.5％減少、客単価は同1.0％低下した。
★10:02 帝人－3日ぶり小反落 ベトナムに車用エアバッグ生地の工場新設
帝人<3401.T>が3日ぶり小反落。11日付の日経新聞朝刊で、同社が2018年末にもベトナムに自動車用エアバッグ生地の工場を新設すると報じられた。
エアバッグは新興国で搭載義務付けが広がっており、タカタ<7312.T>のリコール（回収・無償修理）問題を受け代替需要も増えているという。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
帝人<3401.T>が3日ぶり小反落。11日付の日経新聞朝刊で、同社が2018年末にもベトナムに自動車用エアバッグ生地の工場を新設すると報じられた。
エアバッグは新興国で搭載義務付けが広がっており、タカタ<7312.T>のリコール（回収・無償修理）問題を受け代替需要も増えているという。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★10:03 ホテルリート－ＳＭＢＣ日興が「1」へ引き上げ 変動賃料前年比プラス確保を期待
ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、割安感と変動賃料前年比プラス確保への期待で、投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」、目標株価を94000円→98000円と引き上げた。
業績予想変更により標準化ベースの年間1口当たり分配金を3540円（従来想定：3400円）に修正。地方都市やリゾート地域のホテル収益状況が従来想定よりも悪くなく、前年比プラスの変動賃料確保ができるものと考えたことが背景。東京や大阪のビジネスホテルを中心とした大量供給の影響を受け、同地域のホテルマーケットでは収益鈍化を懸念。一方、同投資法人のポートフォリオは幅広い地域やタイプに分散されており、ポートフォリオトータルで見ると変動賃料の増加は今後も期待できる。2016年3月末～2017年3月末の12ヵ月間において東証REIT指数を16.1pptアンダーパフォームし、割安感が出ていることも注目点。
ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、割安感と変動賃料前年比プラス確保への期待で、投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」、目標株価を94000円→98000円と引き上げた。
業績予想変更により標準化ベースの年間1口当たり分配金を3540円（従来想定：3400円）に修正。地方都市やリゾート地域のホテル収益状況が従来想定よりも悪くなく、前年比プラスの変動賃料確保ができるものと考えたことが背景。東京や大阪のビジネスホテルを中心とした大量供給の影響を受け、同地域のホテルマーケットでは収益鈍化を懸念。一方、同投資法人のポートフォリオは幅広い地域やタイプに分散されており、ポートフォリオトータルで見ると変動賃料の増加は今後も期待できる。2016年3月末～2017年3月末の12ヵ月間において東証REIT指数を16.1pptアンダーパフォームし、割安感が出ていることも注目点。
★10:07 アエリア－ストップ高 「企業投資室」新設 経営企画やM&Aの強化が目的
アエリア<3758.T>がストップ高。同社は4月10日に、「企業投資室」を新設すると発表した。資本政策など財務面の経営企画、海外投資・進出・事業企画の促進や、資本業務提携などM&A（合併・買収）の強化が目的とされ、将来の業容拡大を期待した買いが流入しているもよう。
アエリア<3758.T>がストップ高。同社は4月10日に、「企業投資室」を新設すると発表した。資本政策など財務面の経営企画、海外投資・進出・事業企画の促進や、資本業務提携などM&A（合併・買収）の強化が目的とされ、将来の業容拡大を期待した買いが流入しているもよう。
★10:08 ＡＰカンパニ－急騰 3月度既存店売上高2％減も2月度の7％減から改善
エー・ピーカンパニー<3175.T>が急騰。同社は10日、3月度月次営業レポートを発表した。売上高は既存店ベースで前年同月比2.1％減だったが、2月度は同6.9％減だったので大きく改善した。全店ベースでは6.4％増となった。客数は既存店で同2.0％減、客単価は同0.8％低下した。
エー・ピーカンパニー<3175.T>が急騰。同社は10日、3月度月次営業レポートを発表した。売上高は既存店ベースで前年同月比2.1％減だったが、2月度は同6.9％減だったので大きく改善した。全店ベースでは6.4％増となった。客数は既存店で同2.0％減、客単価は同0.8％低下した。
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