前場コメント No.11 イオン、日本サード、ロコンド、プロパスト、テクマトリックスなど

2017/04/11(火) 11:30
★10:09  イオン-底堅い ロボ導入で生鮮食品加工の大幅省力化図る
 イオン<8267.T>が底堅い。11日付の日経新聞朝刊で、同社がロボットを導入し、生鮮食品加工の大幅な省力化を図ると報じられた。
 将来的な人手不足をにらみ、人手のかかる精肉加工分野でスライスから盛りつけ、包装まで一貫して自動化できるロボットを開発、全国の加工センターに順次導入するという。他の生鮮食品でも積極的にロボットの導入を進め、作業負担軽減に取り組むとされる。今後の業績拡大への寄与が期待され、株価は底堅い推移を見せている。

★10:14  日本サード-買い気配 デルと包括的業務提携に向けて協議
 日本サード・パーティ<2488.T>が買い気配。同社は11日10時、デル(神奈川県川崎市)との間でマスターリレーションシップ契約を締結し、包括的な業務提携の開始に向けて協議を開始したと発表した。
 両社はマスターリレーションシップ契約を締結し、デルの保守サポートサービス業務の請負やデルによる日本サード・パーティのサービスの代理販売など、両社のコラボレーションによる相乗効果を生み出す考え。今後の業績拡大への期待から、買いが殺到している。

★10:16  三井不動産ロジスティクス-SMBC日興が「2」 LTV引き上げや外部成長実現に注目
 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人<3471.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、割安感に乏しいが、今後のLTV引き上げや外部成長実現に注目。投資評価を「NR」→「2(中立)」、目標株価を36.50万円と変更した。
 3月に新規上場後初めて決算発表を実施し、一定のトラックレコードを確認できたことを勘案して投資評価を変更。スポンサーである三井不動産の開発パイプラインや低LTVを活用しながら、資産規模拡大と1口当たり分配金の向上ができるものと期待。同投資法人は2020年度までに資産規模2000億円の達成を目標としているが、その実現性は高いものと判断。一方、他の主要物流施設型REITとの分配金利回り比較においてLTVが現状低水準であることを勘案しても相対的な割安感はなく、相応に評価された水準にあると考えるとした。

★10:24  ロコンド-5日ぶり急反落 今期58%営業増益見込むも材料出尽くしで売り
 ロコンド<3558.T>が5日ぶり急反落。同社は10日、18.2期通期の営業利益予想を3.1億円(前期比57.6%増)にすると発表した。
 「LOCOCHOC」で、17.2月期末で導入店舗数が前年度末と比較して40店舗増加しており、今後も同水準の店舗数で推移するとみている。
 17.2期通期の営業利益は1.9億円(前の期は2.1億円の赤字)だった。株価は前日に決算期待で大きく上昇しており、材料出尽くしから売りが出ている。

★10:25  プロパスト-急落 3Q累計経常益12%増も進ちょくの悪さを嫌気
 プロパスト<3236.T>が急落。同社は10日に、17.5期の3Q累計(6-2月)の連結経常利益は2.2億円(前年同期比12.2%増)だったと発表した。
 旭丘プロジェクト、押上プロジェクト、業平プロジェクトの3プロジェクトを売却したことなどにより、賃貸開発事業のセグメント利益が大きく増加した。また、15棟の収益ビルを売却したことなどにより、バリューアップ事業のセグメント利益が増加したことも寄与した。通期の会社計画5.7億円(前期比1.8%増)は据え置いた。進ちょく率は37.8%。進ちょくの悪さを嫌気し、売りが出ている。

★10:31  テクマトリックス-上げ幅拡大 次世代ファイアウォールの仮想化版システム構築を開始
 テクマトリックス<3762.T>が上げ幅拡大。同社は4月11日9時30分に、子会社であるクロス・ヘッド(東京都渋谷区)が、次世代ファイアウォール「Palo Alto Networks」の仮想化版のシステム構築サービスの提供を開始すると発表した。「Palo Alto Networks」の仮想化バージョン「VM-Series」への移行、設計・構築から運用までのワンストップのシステム構築サービスを提供する。


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