前場コメント No.2 アイシン精機、イオン、サイゼリヤ、ＮＩＰＰＯ、ローソンなど
★9:02 アイシン精機－ＭＳＭＵＦＧが「EW」へ引き下げ 能増投資負担が意識される局面
アイシン精機<7259.T>が3日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、AT高成長期待は不変だが、能増投資負担が意識される局面と判断。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を6500円→5800円と引き下げた。
AT新規受注・拡販によりトヨタ台数を3％程度上回る売上成長を予想。業界内での成長は引き続き魅力的。ただし、過去1年の株価アウトパフォームと能力増強投資のタイミングが近づいてきた点を考慮し、投資判断を引き下げ。バーチャルカンパニー制導入による効率経営に注目。
設備投資は16年度2550億円に対して、17年度2800億円（従来2500億円）、18年度3000億円（同2500億円）に見直し。13年に蘇州新設、14年に天津第2新設、15年に天津第2増強、岡崎東向上拡張で能増投資はいったん一巡とみられていたが、もう一段の増強が必要と想定。
アイシン精機<7259.T>が3日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、AT高成長期待は不変だが、能増投資負担が意識される局面と判断。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を6500円→5800円と引き下げた。
AT新規受注・拡販によりトヨタ台数を3％程度上回る売上成長を予想。業界内での成長は引き続き魅力的。ただし、過去1年の株価アウトパフォームと能力増強投資のタイミングが近づいてきた点を考慮し、投資判断を引き下げ。バーチャルカンパニー制導入による効率経営に注目。
設備投資は16年度2550億円に対して、17年度2800億円（従来2500億円）、18年度3000億円（同2500億円）に見直し。13年に蘇州新設、14年に天津第2新設、15年に天津第2増強、岡崎東向上拡張で能増投資はいったん一巡とみられていたが、もう一段の増強が必要と想定。
★9:02 イオン－売り気配 今期5.6％営業増益見込むも市場予想より弱い
イオン<8267.T>が売り気配。同社は12日、18.2期通期の連結営業利益予想を1950億円（前期比5.6％増）にすると発表した。市場予想は2003億円。
17.2期通期の営業利益は1847億円（前の期比4.4％増）だった。顧客のニーズやライフスタイルの変化に対応して過年度より事業ポートフォリオの多様化を推進してきたことが奏功し、8事業中6事業（SM・DS（スーパーマーケット・ディスカウントストア）事業、総合金融事業、ドラッグ・ファーマシー事業、サービス・専門店事業、小型店事業、ディベロッパー事業）が増益となった。
イオン<8267.T>が売り気配。同社は12日、18.2期通期の連結営業利益予想を1950億円（前期比5.6％増）にすると発表した。市場予想は2003億円。
17.2期通期の営業利益は1847億円（前の期比4.4％増）だった。顧客のニーズやライフスタイルの変化に対応して過年度より事業ポートフォリオの多様化を推進してきたことが奏功し、8事業中6事業（SM・DS（スーパーマーケット・ディスカウントストア）事業、総合金融事業、ドラッグ・ファーマシー事業、サービス・専門店事業、小型店事業、ディベロッパー事業）が増益となった。
★9:02 サイゼリヤ－買い気配 通期営業益を上方修正 中国税制変更の影響額反映で
サイゼリヤ<7581.T>が買い気配。同社は12日に、17.8期通期の連結営業利益予想を従来の93.0億円から110.0億円（前期比22.1％増）へと引き上げると発表した。中国の税制変更の影響額がおおむね判明してきたため、この影響を反映させることとした。市場コンセンサスは101.6億円となっている。
併せて発表した17.8期上期（9-2月）の連結営業利益は46.4億円（前期比44.2％増）だった。上期の会社計画は37.0億円だったので着地は上振れた。中国の営業利益率が税制変更の影響により、従来に比べ5ポイント程度改善したことや、個別の原価が改善したことなどが寄与した。
サイゼリヤ<7581.T>が買い気配。同社は12日に、17.8期通期の連結営業利益予想を従来の93.0億円から110.0億円（前期比22.1％増）へと引き上げると発表した。中国の税制変更の影響額がおおむね判明してきたため、この影響を反映させることとした。市場コンセンサスは101.6億円となっている。
併せて発表した17.8期上期（9-2月）の連結営業利益は46.4億円（前期比44.2％増）だった。上期の会社計画は37.0億円だったので着地は上振れた。中国の営業利益率が税制変更の影響により、従来に比べ5ポイント程度改善したことや、個別の原価が改善したことなどが寄与した。
★9:02 ＮＩＰＰＯ－大和が「3」へ引き下げ 18.3期も業績の不透明感が続く
ＮＩＰＰＯ<1881.T>が続落。大和証券では、今18.3期も業績の不透明感が続くとみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は2000円→2180円と引き上げた。
大和では連結営業利益を、前17.3期408億円（前の期比横ばい）、今18.3期387億円（前期比▲5％）と予想。前17.3期3Q累計業績は前年同期比4％営業増益だったが、3Q単独では21％営業減益。NIPPO単体が、東日本大震災に関する舗装災害復旧工事に関する談合により、国土交通省から16年12月2日～17年2月14日の営業停止処分（舗装工事業の公共工事が対象）を受けた影響が出たもよう。処分の対象外である地域子会社で受注を伸ばしたと見られるものの、3Q単独での舗装土木受注高（連結）は、同▲18％と失速しており、4Qも厳しい受注動向が続いたと推察。同社は他に独占禁止法違反の疑いのある2つの案件（うち1つはアスファルト合材のカルテル疑惑）で公正取引委員会の立入検査を受けており、仮に独占禁止法違反と判断されれば、今18.3期にも自治体からの指名停止や国土交通省からの営業停止処分を再び受ける公算が大きいとした。
ＮＩＰＰＯ<1881.T>が続落。大和証券では、今18.3期も業績の不透明感が続くとみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は2000円→2180円と引き上げた。
大和では連結営業利益を、前17.3期408億円（前の期比横ばい）、今18.3期387億円（前期比▲5％）と予想。前17.3期3Q累計業績は前年同期比4％営業増益だったが、3Q単独では21％営業減益。NIPPO単体が、東日本大震災に関する舗装災害復旧工事に関する談合により、国土交通省から16年12月2日～17年2月14日の営業停止処分（舗装工事業の公共工事が対象）を受けた影響が出たもよう。処分の対象外である地域子会社で受注を伸ばしたと見られるものの、3Q単独での舗装土木受注高（連結）は、同▲18％と失速しており、4Qも厳しい受注動向が続いたと推察。同社は他に独占禁止法違反の疑いのある2つの案件（うち1つはアスファルト合材のカルテル疑惑）で公正取引委員会の立入検査を受けており、仮に独占禁止法違反と判断されれば、今18.3期にも自治体からの指名停止や国土交通省からの営業停止処分を再び受ける公算が大きいとした。
★9:03 ローソン－売り気配 今期7.1％営業減益見込む 前期は1.7％増益着地
ローソン<2651.T>が売り気配。同社は12日、18.2期通期の連結営業利益予想を685億円（前期比7.1％減）にすると発表した。
17.2期通期の営業利益は738億円（前の期比1.7％増）だった。成城石井事業で、売り上げが好調に推移したほか、新たにプライベートブランド「desica（デシカ）」を立ち上げ、販売が好調となった。
ローソン<2651.T>が売り気配。同社は12日、18.2期通期の連結営業利益予想を685億円（前期比7.1％減）にすると発表した。
17.2期通期の営業利益は738億円（前の期比1.7％増）だった。成城石井事業で、売り上げが好調に推移したほか、新たにプライベートブランド「desica（デシカ）」を立ち上げ、販売が好調となった。
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